もちろん乗る方も見ておきましょう…。

2013年交通車両部門:44~59
44.衝撃的なほどに白い特急かもめ13号 モハ885-9
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九州は787系、883系に次いで純白の振り子式車両を送り込んだ。最高130km/h。車内は787系や883系から継承されている点も見受けられるが、885系にしかない特徴がやはり革張りの座席だろう。ただ革張りは滑りやすいようで、自由席を中心に通常のモケットへ交換された車両があるとか。その点では、革張り座席に座れたのはよかったかも。それにしてもE259って…

45.キハ75に通ずるディーゼル快速シーサイドライナー キハ200-1012
高性能ディーゼルだが、座席色以外は813系と比べて古さが否めない。811系と同じ座席なので、同世代なら妥当と言ったところか…。しかしどうも旅行班との相性がよろしくないようで、前回乗車時はキハ220(単行車)の200番台だったがクロスシートを確保できず。今回も混雑していた。

46.長崎市内観光に、長崎電気軌道 371
47.1乗車120円!長崎電気軌道 216

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あれば便利な路面電車。よくある市内均一料金だが、他と比べても安価なのが特徴。ここにも新車はあるが来なかった。

48.実はキハ40より古かったディーゼル快速シーサイドライナー キハ67 14
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117系に似たディーゼル快速のようだが、実際はこの車両がベースとなったのが117系電車であった。しかし東海ではその117系が引退し、こちらは九州で現役続行なのだから皮肉なものだ。

49.九州の特急伝説の始まりたるハイパーサルーン特急みどり22号 クモハ783-12
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3段跳び1本目。九州特急系譜の始まりはステンレス車体であった。中央にある出入り口が最初の特徴で、この手のものは他に北海道の721系後期型指定席でしか見られない。『ハウステンボス』と『みどり』は連結運転し、外から見れば対になっている。しかし構成は同一方向に向けられており博多方向の展望室は普通車、しかも自由席であった。但し座席は国鉄末期からJR初期らしいもの。

50.九州新幹線限定の新幹線つばめ352号 827-6
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3段跳び2本目は九州新幹線最初の車両でグリーン車なしの6両、最高速度260km/h。ホワイトボディーに九州の色である赤が映える。車内は"すだれの日よけ"や洗面所入り口ののれん、そしてこれまた暖色系車内照明など和の趣。むしろN700では本州との兼ね合いで少し抑えられているようでもある。自由席でも2列2列なのだが、木の背もたれは高すぎて空席が後ろから確認できない。

51.新幹線のぞみ58号は東海道山陽ルートの完成形 786-3012
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3段跳び3本目。500系で生じた問題を解消すべく700系が登場するも、最高速度は285km/hに抑えられた。その後継として満を持して登場したN700は山陽区間では最高速度300km/hの威力を発揮し、東海区間での最高速度270km/hは据え置きながらもカーブで走行性能を向上させたことによりスピードアップに成功。"博多に直通する速いのぞみ"の座を手にしたのであった。基本的にビジネスライクな印象のあるこの列車は、旅行班とは無縁な存在。今回の短距離利用ももちろん自由席だが、金曜日の夕方とあって混雑の様子。ところで普通車の窓側にはコンセントが1列ずつあるのだが、壁際にだけ"1席ずつ"コンセントがある。パソコン用と思しき大型テーブルと合わせてありがたく使わせていただいた結果、携帯のピンチはひとまず脱した。…ところで300km/hは出してたのだろうか?

52.九州新幹線に入れなかったレールスターこだま728号 727-7005
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レールスターの指定席は2列2列であり、0系ウエストひかりの系譜を引き継いでいる。そしてそれはN700系さくらへと引き継がれるのであった。レールスターの多くは『こだま』となり、"2列2列の自由席"もある。今回せっかくなのでと利用し、濃い青の2列2列座席はやはり横幅が広い。…ところでこだまでは個室が使われない以上、もう外していいのでは?

53.阪急の特急用2ドア車両を改造した京とれいん 6814
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元は1970年代後半に造られた車両で、京都線特急の"3ドア化"によって余っていた。その中の1本が6両となり、観光列車に改造。両端の4両にそこまでの変化はないが、中間の2両は京町家をイメージさせる大改造を受けた。…なんということでしょう。純和風なデッキが付き、畳の座面を持つセミコンパートメント車となった。照明も暖色系の間接照明。これで運賃だけの390円でよいのだから、まさに「ハンキューベリーマッチ」と言ったところか…。念のためだが、この車両は座り心地よりも雰囲気が重視された車両である。

54.堺筋線から阪急に乗り入れ可能 66712
55.千日前線は小断面タイプ 25313

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侮る間も与えない。

56.気分転換に南海電車を 7895
16年前に乗ったのは空港特急ラピートだけ。

57.マルーンの外装と木目の内装が魅力の阪急 3810
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アンゴラの毛織物を使った座席は触り心地よろし。

58.未だにシリーズ21に乗れない近鉄 8618
これまで乗ったタイプと大体変わりなし。

59.JR東海だと新幹線の所属基地とか面倒くさいこだま634号 725-510
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これまで不思議と無縁だった700系0番台。500系で生じた問題を解消すべく登場するも、最高速度は285km/hに抑えられた。しかし今年はどうしてこうも西日本の車両ばかり当たるのか?そして2013年、新幹線で通過した駅がなかったという事実。

番外.5月の連休最終日に役目を終えた日産名古屋ギャラリーにて 日産・Be-1
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80年代に大人気となったという。ベースとなったのはコンパクトカー『マーチ』で、その系譜を担う『ノート』は家の車として活躍中。
(おわり)

これで一通り出揃いました。