ごめんやしておくれやしてごめんやし~

夏休み特別企画!真夏に見る冬景色!
いかがでしょうか?ここで、この日の食事内容を言いますと朝食バイキング、りんごソフトクリーム、気になるリンゴとかなりアレだと思いますでしょう。朝詰め込んだ分はどこまで持ったのでしょう?雪が音を吸い取るかのようにしんしんと静寂に包まれて…。そうです、ただ景色だけ見ていればいいんです。しかし再び緊迫ムードと化します。


2012年3月15日(木)午後3時38分
33.大館13:47発→好摩16:14着 普通1932D・盛岡行き キハ112-120
安比高原で多国籍な方々が登場。乗車したが見たところ皆スキー装備だ。松尾八幡平でまた少し時間がある。
なぎさ「八幡平あって松尾八幡平か…」

多国籍軍と共に列車はまだまだ進む。ある程度山を下ってきたようだ…。しかし同時にリーダーの腹も下したかもしれない。
めぐみ「でも景色見なきゃ…」
ももか「あんま大変なことにならないうちに行っといたら?」

結局トイレに行けず、好摩に到着。多国籍軍はそのまま盛岡へ向かうようだが、ここからはJRではないので旅行班は一度降りる予定でいた。新しくなった駅だが、肝心のトイレは外。とりあえず最悪の事態は回避できた。しかし時間がない、ここからは18きっぷが使えないのに…。

34.好摩16:29発→盛岡16:53着 普通4532M・盛岡行き IGR7001-103
こちらもセーフ。IGRオリジナルのボックスシートだが、ボックスは空いてなかった。さっきのディーゼルが悪いわけではないのだが、やはり701系タイプの電車は速い。ついでにこの車両は今回2度目である。
なぎさ「結局好摩、トイレで終わったな…。」
さくら「笑ってない?」
めぐみ「ひどいよ、人がせっかくトイレ我慢してまで景色楽しんだのに。」

乗ること24分、この旅3度目となる盛岡駅に到着。好摩から盛岡まで630円だが、同じ距離なら名鉄名古屋本線で金山から知立まで440円。IGRの運賃は高い。そしてお楽しみはまだまだ。

35.盛岡(17:16)17:25発→花巻(17:43)17:55着 快速はまゆり5号・釜石行き キハ112-2
ここから北上まで乗り換え不要の701系をパスし、わざわざ花巻で乗り換える必要のあるディーゼル快速を選ぶ理由。それは『この列車が急行列車そのもの』であるからだ。この列車はキハ110だが、急行型でリクライニングシートの0番台が使われる。自由席は運次第でボックスシート車が来るものの、少なくともオールロングは回避できる。いたのははリクライニングシートだ。『はまゆり5号』は時間的にも混雑しやすいようなので覚悟の上での利用だったが、立ち客まではないようだ。
どうも先行列車が緊急停止したために発車できないとのこと。9分遅れて盛岡を発車。『はまゆり5号』はJR東海キハ75快速『みえ』、もしくは武豊線区間快速のように、遅れを回復すべく飛ばすはずが先行列車のせいなのか、遅れが回復するどころか拡大。そしてこちらも…
めぐみ「ごめん、また腹痛…」

景色や飛ばしっぷりが優先されたまま結局12分遅れて到着。
めぐみ「トイレどこ!?」

結局ここでもセーフ。実は花巻では27分待つことになっていたためいい具合に時間が潰れたこととなった。

36.花巻18:10発→北上18:21着 普通2540M・北上行き クモハ701-1011
本当に乗り慣れると怖い701系。だが終わりではない―

盛岡から北上止まりの列車は北上線とフラットに乗換えができる。

37.北上18:25発→ほっとゆだ19:07着 普通739D・横手行き キハ100-3
2両編成の後ろに乗る。この車両は1両単位で走れる短い長さの車両で、キハ100を名乗っている。車内もボックスが2列2列で、天井周りはさっきの急行型と同じ高級感あるもの。外は雪深いようだが、暗くて見えない。

ほっとゆだに到着。時間は1時間半近くあり、温泉も21時まで開いている。3月まで、入浴だけなら1人250円となっている。2階の休憩室はそれとは別に350円必要だったがこの時間はすでに終了。利用するかどうかを考えるまでも無かった。遅い時間のせいか、メジャーな施設の割には人が少ない。その中で、地元の方の利用が多いようだ。…長風呂はやめよう。のぼせると後々大変だ。外気にさらして風邪を引かない程度に冷しておけば、問題はない。雪の夜も悪くないかもしれない…。

38.ほっとゆだ20:36発→北上21:18着 普通740D・北上行き キハ100-3
入浴中に列車は横手まで行って、戻ってきた。後ろに2両連結したが締め切られている。これが最終列車だというのだから恐れ入る。ゆるく42分かけ戻ってきた。しかしここで緊迫の階段3分乗り換え。

39.北上21:21発→一ノ関22:00着 普通1554M・一ノ関行き クモハ701-1026
心配は無用だった。やってきた701系は後ろが仙台の車両。秋田、IGR、盛岡、そして仙台と今日は4タイプ目。ビジュアルだけ。一ノ関まで39分ゆるく過ぎるだけ。

一ノ関到着。在来線は終了して、ここから18きっぷは使えない。それでいて新幹線がまだあるのだからそれはそれでどうかと思ってしまう。駅前を見てもコンビニがない。冗談抜きで何もない。切符を買ったらトイレ以外全くすることなし。


日が落ちて、そのまま戻るかと思わせてまだ目的がある今回の旅。よし!一気に行け!!
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背景:単なる夏空