※登場人物は架空のものです。あと、下手な文章と手書き絵で失礼します。

2005年最後の旅
2005年12月28日(月)午後2時45分 名鉄名古屋本線・快速急行豊橋行き

1.名古屋14:44発→金山14:47着 快速急行・豊橋行き 名鉄3500系
用事が終わった私たちは、名鉄電車で金山へ。

めぐみ「もう今年最後だから、のんびりとね…」
ももか「のんびりって…」
なぎさ「振り返りの意味で?」
その通り。

2.金山15:04発→刈谷15:25着 普通180F・豊橋行き 211系5000番台
JRの普通列車。
ももか「のんびりって、普通列車だからなの?」
めぐみ「まあ、ね。じゃあ、振り返ってみようか。」

身延線の旅

旅行日:2005/1/2
名古屋→中津川→塩尻→甲府→富士→静岡→豊橋→名古屋

めぐみ「まず2005年の最初の、身延線から振り替えろっか。」
ももか「まあ適当なフリ。それでまだなぎ姉いなかったんだよね。」
なぎさ「私はまだいなかったな。それでその話を早く聞かせてくれ。」

2005年初旅、注目の行き先発表。
めぐみ「言うよ…、甲府!」
ももか「…甲府!?何で甲府なんかに?」
めぐみ「いや、甲府行きたいから。身延線乗りたいから。」
ももか「身延線乗りたいからって…」
めぐみ「身延線乗りに行くよ。」
ももか「行くよじゃないよ…」

なぎさ「そりゃ福袋だと思うさ普通。」


市川さん、甲府に立つ。
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めぐみ「甲府に来ちゃった♪てへっ☆」
ももか「来ちゃった♪てへっ☆じゃなくて。」
めぐみ「似合わなかった?」

なぎさ「似合わないって。」


寝る、寝ないの言い争い。
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ももか「寝させてよ。」
めぐみ「寝ればいいじゃない。」
ももか「そう?アナタ寝なくていいの?」
めぐみ「私はいいの。ほら、寝なさいよ。」

なぎさ「いや、旅は良かったにせよ、最後のくだらない言い争い。」
ももか「あのね、この人は勝手に連れてきておきながら寝なさいって言うの。」
めぐみ「だって、私景色とかも楽しみたいから。」


青空フリーの旅
旅行日:2005/4/29
金山→名古屋→亀山→松阪→名古屋→関ヶ原→大垣→美濃赤坂→大垣→岐阜→美濃太田→多治見→中津川→金山

ももか「ここからなぎ姉の旅が始まりましたと。」
なぎさ「そうです。この旅は一生忘れません。」

黒坂さんと初めての旅。
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めぐみ「今日の行先は…、ありません!」
なぎさ「どういうことだよ?」
ももか「ちゃんと言いなさいよ!」
めぐみ「今日はこの切符を使います。」
JR東海の名古屋地区が乗り放題の『青空フリーパス』。
なぎさ「範囲内で乗れるだけ乗ろうと考えたんだな?」
めぐみ「そう。一応計画では、お昼ぐらいに松阪の予定なんだけど…」
なぎさ「松阪か。牛食べたいな。」

めぐみ「低予算でごめんなさい。」

黒坂さん、感激の涙。
なぎさ「…ごめんな。迷惑だったら…」
めぐみ「迷惑じゃないよ、だって大切な仲間じゃない。」
なぎさ「…また、ってくれるのか?」
めぐみ「それさっき言ったよね。また誘ってあげる。」
なぎさ「…あり…が…とう…。」
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めぐみ「こっちこそありがとね。」




さて、振り返っているうちに刈谷に到着した。

3.刈谷15:37発→知立15:43着 普通・知立行き 名鉄7700系
名鉄に乗り換える。

4.知立15:52発→前後15:57着 快速急行・佐屋行き 名鉄6000系
とりあえず急行で前後へ。

5.前後16:06発→中京競馬場前16:08着 普通・岩倉行き 名鉄3500系
とりあえず降りてみたかった中京競馬場前。改札が広い。※この写真はありません。

6.中京競馬場前16:18発→木田16:57着 準急・弥富行き 名鉄6000系
めぐみ「じゃあ、もっと振り返えよっか。」

東京抑止狂想曲
旅行日:2005/7/23
名古屋→豊橋→浜松→熱海→平塚→新宿→秋葉原→上野→取手→上野→赤羽→秋葉原→錦糸町→品川→新橋→品川(振替輸送)→豊橋(新幹線利用)→金山
※この旅行の写真は2007年のパソコン故障の際に消失しました。

ももか「初めて3人一緒での東京進出がまさかこんなことになるとはね…。」

首都圏エリアの次世代電車。
めぐみ「やっぱり今までに無い感じって言うか…。」
なぎさ「近未来の電車って言えばいいのか?」
めぐみ「そうかな。座った感じも違うでしょ。」
なぎさ「まあ、クッション無いんだけど、硬い分結構落ち着くっていうか。」
自動アナウンス「この電車は、湘南新宿ライン高崎線直通・快速籠原行きです。」
めぐみ「しゃべるもん。」
なぎさ「この手の列車で自動アナウンスはそうはないぞ。」
ももか「地下鉄とかあるでしょ?」
めぐみ「ああ、それとはまた違うの。」
なぎさ「セントラルライナーみたいな。」

めぐみ「あと、ドアが閉まるときにドアの下のランプも光るし、各線の運行状況までお知らせしてくれる優れものだと思いますよ。はじめて見たときは。」

黒坂さん、罪悪感と無念の涙、そして…。
東海道線のグリーン車に乗る予定だったが、地震発生によりストップしグリーン車をあきらめ、動いていた新幹線で豊橋まで乗る。
なぎさ「………」
めぐみ「あれ?」
ももか「どうした?」
なぎさ「…やっぱりグリーン車、乗りたかったのか…?」
めぐみ「別にいいよ。また乗りに行けばいいんだし。」
なぎさ「いや、でも…」
めぐみ「18きっぷもう1枚あるからさ。」
なぎさ「…うう、ごめんな、こんな…私の…ために…ひっく、うう…。」
ももか「アナタ、なぎ姉泣かしたわね!」
めぐみ「…聞いてくれる?なぎ姉、もう誘ってもらえないって思ったの?」
ももか「え!?」
なぎさ「………。」
めぐみ「不測とはいえ迷惑かけちゃったから?」
なぎさ「………。」
めぐみ「そんな…、なぎ姉は迷惑なんかじゃないよ。迷惑をかけたのは私…。」
なぎさ「!?」
めぐみ「それに、下の名前で呼んでいいって言ったよね?」
なぎさ「それ…が…?」
めぐみ「最初のとき、ちょっと怖い子のかと思ったの。青空フリーのとき断ってたら…、仲間になんて…なれなかった…。それに…」
なぎさ「もう…、いいんだ。…ま…また、…グスッ…さ…誘って…うう…。」
めぐみ「もう…グスッ…ずっと一緒だよ!」
なぎさ「…うう…うわあーーーん!!」
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ももか「2人とも泣かないで。私も一緒だから、ね。」

なぎさ「これから一生お付き合いさせてください!」
めぐみ「え!?…いいよ。」


3人は笑顔で、2005年の旅を締めくくったのであった。(おわり)
同じ画の使いまわしで失礼しました。では次回お会いしましょう。