なぎさ「皆さんこんばんは。スポーツ観戦時にドリンク類は欠かせませんが、たいていの場合はビン、カン、ペットボトルは持ち込み禁止となっております。でも場内だと値が張る…。そこで、『ペットボトル飲料』を持ち込むつもりでいましょう。『ペットボトル』は持ち込み禁止ですが『飲料』の制限は無いので、用意された紙コップに移し変えて持ち込むことができます。缶ビールも同じだと考えていいでしょう。瓶ビールは…、ビン自体が重いのでわざわざ持ってくることはないと思いますが」
イメージ 1
高田先輩(左)「おっす。」
なぎさ(画面上になし)「…増えてる。」
蓬来さん(右)「では時間を2007年9月1日深夜に戻しましょう。」
高田先輩「場所は上野駅前です。」
なぎさ「…どうぞ。」


40時間耐久旅行・第4夜
今回の旅の立案者である市川めぐみは急に思い立ってか、日帰りの予定を1泊に変更しマリンスタジアムへと行くことを決意した。
例によって東海道本線乗り継ぎで横浜に向かった後横浜線に乗り、八王子から中央快速線と総武線で幕張本郷。幕張本郷からバスで球場入りしたのであった。試合終了後は海浜幕張から一旦南船橋へ。南船橋から蘇我、千葉、錦糸町、御茶ノ水、東京を経て上野に到着。しかし0時を過ぎた上野では宿といったものは見つからなかった。
2007年9月2日(日)午前0時16分 東京都・上野駅周辺
ももか「どうする?これじゃ野宿するしか無いじゃん。」
さくら「大したものもないし…」
ももか「どうもできないよ…」
めぐみ「いや、まだ可能性を捨てちゃダメだよ!」

そして、我孫子行きの終電車に乗る。(松戸行きはまだあった。)
18.上野0:34発→我孫子1:07着 快速2441H・我孫子行き モハE231-127

32分後…、我孫子駅前に、宿など無い。

なぎさ「おい!この、バカヤロー!」
ももか「何よ、何いきなり…」
なぎさ「よく聞け。いいか…、」
イメージ 2

宿無し決定!
なぎさ「もう終電終わったんだから。」
さくら「キャンプって、今テントも無いのに…」
ももか「丸腰で寝るの!?」
めぐみ「まあ待って、何か店とかあるはずよね?」
居酒屋。
さくら「5時まで営業…」
めぐみ「ここ入ろっか。」
なぎさ「まあ、ここしかないならそうするか。」
そして、駅前にあった居酒屋で夜を明かすこととなった。
めぐみ「まあ、ちょうどよかった。今からでもプランは立てられる。」
※今回、予定を立ててません。
めぐみ「で、どこ行こうか?」
なぎさ「やっぱり…、東京観光か?」
ももか「やっぱりそうね!観光したいよね!」
めぐみ「…でもさ、せっかくならもっと遠く行ってみない?」
さくら「ああ、そうね。遠く行かないともったいないからね。」
なぎさ「だったら行けるだけ行こうじゃないか。」
ももか「…まあ、そんなんだと思ったよ。でも帰ってこれなくなるってのはなしだよ。」
そして持参した時刻表を見る。
なぎさ「水郡線か…」
めぐみ「いいと思うよ。」
さくら「水郡線って、新型入ったんでしょ?」
なぎさ「新型?キハE130とかいう…」
めぐみ「それそれ。」
ももか「…あの、ひょっとしてまた東北入りのつもりで?」
めぐみ「結果的にはそうなっちゃうね。」
結果、2日目の予定は次のようになった。

始発列車で水戸に向かい、
イメージ 3

水戸からは水郡線で郡山、
イメージ 4


郡山から東北本線と東海道本線を乗り継ぎ、名古屋に帰ってくる。
イメージ 5


前回、1年前は私利私欲との兼ね合いでかなり余裕を持たせてあったので、詰めれば昼前ぐらいからでも、郡山から十分帰れるのである。ただし新型にも乗りたいので、常陸太田に行き、常磐線でそのまま戻るコースも用意しておく。

朝4時、結局『宿代』はウーロン茶代だけで済んでしまった。4時半の始発に乗るべく駅へ。しかし…
めぐみ「あれ…、誰もいないのかな?」
有人改札応答なし。仕方ないのでICカードで最低運賃分の片道乗車券を購入し、車内で日付を入れてもらうことに。

1.我孫子4:30発→松戸4:50着 普通410K・代々木上原行き モハ203-122
手持ちの18きっぷに日付を入れてもらうべく車掌のもとへ。しかし、「降りた駅で入れてもらって」とのことなので、松戸まで乗り、松戸で日付を入れてもらうことに。

松戸で一旦下車し、手持ちの18きっぷに日付を入れてもらい再入場。

2.松戸4:56発→三河島5:11着 快速450H・上野行き モハE231-127
朝5時にして本日2本目。程なく夜が明けてくる。

三河島で降りる。
ももか「こんな名も知らない場所で降りて何のつもりなの?何も」
めぐみ「しないよ。ただ列車待つのアレだから迎えに来ただけ。」

3.三河島5:16発→水戸6:58着 快速1321M・勝田行き モハE530-3
三河島には列車を迎えに行っただけ。見たところは乗っているようにも見えたが、1人1ボックス状態だ。
我孫子に戻ってきた頃にはボックスが空いてきたので、ボックスを占拠させていただく。
ももか「じゃあ私寝るから。」
さくら「そう?じゃ、おやすみ。」
夜寝ていないので、車内では寝ることを優先するのだろう。
イメージ 6
※相変わらず構図が下手ですみません。


そして水戸まで102分間、会話はほとんど無かった。

4.水戸7:08発→上菅谷7:26着 普通923D・常陸太田行き キハE130-6
水戸にて朝食を調達し、水郡線ホームに向かうと新型が発車するところだったので乗る。
なぎさ「どうだ?新型は。」
ももか「いや、どうって言われても…。」
なぎさ「さっき乗ったのとそんなに変わんないだろ?」
ももか「まあ変わんないけどさ…」
さて18分後、このまま乗ると郡山に行けないので上菅谷で降りる。

なぎさ「無事に夜を明かすことが出来た一行。」
高田先輩「水郡線に乗ることにした一行。」
蓬来さん「再び東北に向かう一行。」
なぎさ「さあこれから」
高田先輩「彼女たちは」
蓬来さん「どうなるのか」
なぎさ「40時間旅行」
高田先輩「次回」
蓬来さん「ご期待ください。」
※最後はローテーショントークでした。