※2006年東北の旅を再開します。
なぎさ「こんばんは。黒坂なぎさです。」
ももか「姫路ももかです。」
なぎさ「2006年8月20日、これまで行ったことがない、泊まりだから1日で帰ってこれる範囲から出れるという理由で東北方面への旅を遂行。初日は東北進出を第一目標に、東海道線と東北線を乗り継いで福島県は郡山までたどり着きました。」
ももか「遂に未知なる境地に入った私たちの記録です。」
なぎさ「じゃあ時間を2006年8月21日、午前5時13分に戻しましょう。…お前、寝てたよな。」
ももか「さあ、どうなんでしょうね?」
なぎさ「起こしただろ、ベタな手で。」
ももか「そりゃ見てみないとわかんないよ。」
はじめての東北・第4夜
2006年8月21日(月)午前5時13分 福島県・郡山市内のホテル
めぐみ「(小声)おはようございます。今、朝の5時10分過ぎたところです。普通であればこんな時間に起きなくてもって思うでしょう。でも郡山出るのは朝1番の6時10分。私の場合ですと始発出るのには遅いくらいです。そろそろ起こしま…」
さくら「何してんの?」
めぐみ「なんかこう、寝起きドッキリっぽいでしょ。」
なぎさ「寝起きドッキリだ?こっちは意気込んで5時前に起きたんだ。」
めぐみ「なぎ姉まで…」
なぎさ「大丈夫だ、ヤツはまだ寝てる。」(ヤツ=ももちゃん)
ということで…
めぐみ・なぎさ・さくら「(小声)おはようございます。」
さくら「(乗ってんじゃん)」
そして…

めぐみ「おはようございます!」
ももちゃん、キョトン顔。
なぎさ「そろそろ出るから。」
さくら「準備しないと。」
ももか「…もうこんな時間?」
そして準備を済ませ、チェックアウト後に駅前のコンビニで朝食を調達し、2日目は始まった。
1.郡山6:10発→仙台8:23着 普通1121M・小牛田行き 417系
めぐみ「朝早いこの時間って、やっぱ気持ちいいね。」
なぎさ「それに旅先で迎える朝…。」
さくら「何で旅先の朝ってこんなに気持ちいいんだろう?」
ももか「知らないよ。まあ気持ちいい朝だからいいんだけど、それにしてももっとマシな起こし方は無かったのかな?」
めぐみ「ごめん悪かった。せっかくだからつい…。」
改めて本日の予定。
めぐみ「今日はちゃんと時間取ったから観光とか」
ももか「観光がメインね。そりゃそうよね!いっつも乗ってばっかりじゃ飽きるよね!」
なぎさ・さくら「……。」
ももか「何か言いなさいよ!」
福島
なぎさ「特にすることも無い…。」
そして、やはり平日の朝。通勤ラッシュは仙台も同じだ。
めぐみ「でも、若干余裕があるようなないような…」
なぎさ「まあな、名古屋よりは混んでないな。」
1本目から郡山仙台間、2時間13分のロングラン乗車だった。
その後、快速南三陸などを適当に見てから仙石線ホームへ。
2.仙台9:00発→松島海岸9:34着 快速3853S・石巻行き 205系3100番台
すっかり板についた東北のドアボタン通年使用。
なぎさ「でもな、このヤツ(元山手線205系)だと何か違和感があるんだよな…」
めぐみ「ボタンかな?」
さくら「チャイム鳴ってから閉まるのもね…」
34分で松島海岸に到着。それから1時間、松島海岸を十分に満喫する4人だった。
ももか「もっと見てこうよ。」
めぐみ「ごめんね、次行くとこあるから。」
ももか「山形でしょ?」
なぎさ「また戻って、できるならグルメを…」
3.松島海岸10:34発→本塩釜10:42着 快速3924S・あおば通行き 205系3100番台
座れなかった。
途中、マンガ列車による普通がいるのを発見。追い抜いたので乗り換えることができる。
4.本塩釜10:45発→仙台11:12着 普通1042S・あおば通行き クハ205-3108
そしてマンガ列車に乗る。もちろん、…2WAYシートに。
めぐみ「座ってみてどう?」
ももか「…落ち着かないね。」
なぎさ「何だろう、きしむって言うのか、サイズも合わないし。」
めぐみ「仕方ないよ、乗りたくてこうだったもん。」
5.仙台11:46発→山形12:56着 快速3839M・山形行き 719系
続いて仙山線で山形へ。昼食はももちゃんとさくらちゃんは仙台らしく駅弁。私は空気も読まずにコンビニ系のもの。
ももか「アナタね、せっかく仙台に来たんだったら…」
めぐみ「ごめん、あんまり考えてなかった。」
そしてなぎ姉…、彼女の脳裏には5月の出来事がよぎっていた。
(回想)2006年5月5日(金)午後2時10分 参宮線・快速みえ14号名古屋行き
なぎさ「いや、いいって…。」
ももか「いいじゃんせっかくだしさ。」
取り出したのは…
ももか「さあさあ遠慮なく」
ももか「はい、もっとおいしそうに!」
さくら「めぐちゃん、ボクの牛タン弁当ちょっと食べていいよ。」
めぐみ「いいの!?」
さくら「そのかわりおにぎり1個もらうね。」
!
なぎさ「私にもくれないか、まんじゅう1個あげるからさ。」
ももか「ダメよ。まんじゅう食べ終わるまで他の物食べさせないからね!」
結局5個食わされた。
「冷されたから、冷蔵庫から取り出した感じにね、出したとき」
「カンパーイ!」
なぎさ「一応言っとくけど、仕返しを受けてやっただけだからな!!」
ももか「そうよね、やっておいてそのままじゃ、ね。」
なぎさ「そんなんいいからさ。次は山形に停まります。」
画像引用:菓匠三全
※この記録の一部(と赤福とずんだのくだりの全部)は完全なフィクションです。登場する人物は架空のものです。
なぎさ「こんばんは。黒坂なぎさです。」
ももか「姫路ももかです。」
なぎさ「2006年8月20日、これまで行ったことがない、泊まりだから1日で帰ってこれる範囲から出れるという理由で東北方面への旅を遂行。初日は東北進出を第一目標に、東海道線と東北線を乗り継いで福島県は郡山までたどり着きました。」
ももか「遂に未知なる境地に入った私たちの記録です。」
なぎさ「じゃあ時間を2006年8月21日、午前5時13分に戻しましょう。…お前、寝てたよな。」
ももか「さあ、どうなんでしょうね?」
なぎさ「起こしただろ、ベタな手で。」
ももか「そりゃ見てみないとわかんないよ。」
はじめての東北・第4夜
2006年8月21日(月)午前5時13分 福島県・郡山市内のホテル
めぐみ「(小声)おはようございます。今、朝の5時10分過ぎたところです。普通であればこんな時間に起きなくてもって思うでしょう。でも郡山出るのは朝1番の6時10分。私の場合ですと始発出るのには遅いくらいです。そろそろ起こしま…」
さくら「何してんの?」
めぐみ「なんかこう、寝起きドッキリっぽいでしょ。」
なぎさ「寝起きドッキリだ?こっちは意気込んで5時前に起きたんだ。」
めぐみ「なぎ姉まで…」
なぎさ「大丈夫だ、ヤツはまだ寝てる。」(ヤツ=ももちゃん)
ということで…
めぐみ・なぎさ・さくら「(小声)おはようございます。」
さくら「(乗ってんじゃん)」
そして…

めぐみ「おはようございます!」
ももちゃん、キョトン顔。
なぎさ「そろそろ出るから。」
さくら「準備しないと。」
ももか「…もうこんな時間?」
そして準備を済ませ、チェックアウト後に駅前のコンビニで朝食を調達し、2日目は始まった。
1.郡山6:10発→仙台8:23着 普通1121M・小牛田行き 417系
めぐみ「朝早いこの時間って、やっぱ気持ちいいね。」
なぎさ「それに旅先で迎える朝…。」
さくら「何で旅先の朝ってこんなに気持ちいいんだろう?」
ももか「知らないよ。まあ気持ちいい朝だからいいんだけど、それにしてももっとマシな起こし方は無かったのかな?」
めぐみ「ごめん悪かった。せっかくだからつい…。」
改めて本日の予定。
めぐみ「今日はちゃんと時間取ったから観光とか」
ももか「観光がメインね。そりゃそうよね!いっつも乗ってばっかりじゃ飽きるよね!」
なぎさ・さくら「……。」
ももか「何か言いなさいよ!」
福島
なぎさ「特にすることも無い…。」
そして、やはり平日の朝。通勤ラッシュは仙台も同じだ。
めぐみ「でも、若干余裕があるようなないような…」
なぎさ「まあな、名古屋よりは混んでないな。」
1本目から郡山仙台間、2時間13分のロングラン乗車だった。
その後、快速南三陸などを適当に見てから仙石線ホームへ。
2.仙台9:00発→松島海岸9:34着 快速3853S・石巻行き 205系3100番台
すっかり板についた東北のドアボタン通年使用。
なぎさ「でもな、このヤツ(元山手線205系)だと何か違和感があるんだよな…」
めぐみ「ボタンかな?」
さくら「チャイム鳴ってから閉まるのもね…」
34分で松島海岸に到着。それから1時間、松島海岸を十分に満喫する4人だった。
ももか「もっと見てこうよ。」
めぐみ「ごめんね、次行くとこあるから。」
ももか「山形でしょ?」
なぎさ「また戻って、できるならグルメを…」
3.松島海岸10:34発→本塩釜10:42着 快速3924S・あおば通行き 205系3100番台
座れなかった。
途中、マンガ列車による普通がいるのを発見。追い抜いたので乗り換えることができる。
4.本塩釜10:45発→仙台11:12着 普通1042S・あおば通行き クハ205-3108
そしてマンガ列車に乗る。もちろん、…2WAYシートに。
めぐみ「座ってみてどう?」
ももか「…落ち着かないね。」
なぎさ「何だろう、きしむって言うのか、サイズも合わないし。」
めぐみ「仕方ないよ、乗りたくてこうだったもん。」
5.仙台11:46発→山形12:56着 快速3839M・山形行き 719系
続いて仙山線で山形へ。昼食はももちゃんとさくらちゃんは仙台らしく駅弁。私は空気も読まずにコンビニ系のもの。
ももか「アナタね、せっかく仙台に来たんだったら…」
めぐみ「ごめん、あんまり考えてなかった。」
そしてなぎ姉…、彼女の脳裏には5月の出来事がよぎっていた。
(回想)2006年5月5日(金)午後2時10分 参宮線・快速みえ14号名古屋行き
ももか「びっくり芸見せてあげようか。」
さくら「びっくり芸?」
ももか「なぎ姉、いいものあげる。」
なぎさ「何?…アハハハ。」
赤福8個入。
なぎさ「それを、それを食えってか。」
ももか「好物でしょ?」
なぎさ「そりゃ…、好きだからな!」
本当は甘いものが嫌い。
なぎさ「く、食えばいいんだな!」
ももか「そう怒んなくても…。」
苦しみながら4個完食。
なぎさ「いや、いいって…。」ももか「いいじゃんせっかくだしさ。」
取り出したのは…


さくら「めぐちゃん、ボクの牛タン弁当ちょっと食べていいよ。」
めぐみ「いいの!?」
さくら「そのかわりおにぎり1個もらうね。」
!
なぎさ「私にもくれないか、まんじゅう1個あげるからさ。」
ももか「ダメよ。まんじゅう食べ終わるまで他の物食べさせないからね!」
結局5個食わされた。

「カンパーイ!」
なぎさ「一応言っとくけど、仕返しを受けてやっただけだからな!!」
ももか「そうよね、やっておいてそのままじゃ、ね。」
なぎさ「そんなんいいからさ。次は山形に停まります。」
画像引用:菓匠三全
※この記録の一部(と赤福とずんだのくだりの全部)は完全なフィクションです。登場する人物は架空のものです。