Windows 10で 0x800705b4 アップデートエラーが発生する場合があります。関連ファイルが何らかの理由で壊れていることが一因のようです。
この状態になると、成功しないアップデートを繰り返すことになります。通常はバックグラウンドでアップデートを行っていますので、PCの動作が重くもたつくように感じることでしょう。
私が昨日体験した解決方法を紹介します。ネットで調べると他の解決方法もあるようです。
1.設定から更新とセキュリティを開き、詳細オプションの全てのチェックを外します。また、Windows DefenderやESETなどのセキュリティソフトを一時停止にします。
2.画面左隅のウインドウズロゴを右クリックして、コントロールパネルを開きます。トラブルシューティングを選択し開きます。
3.Windows Updateで問題を解決するを起動します。
4.起動画面で詳細設定をクリックし、管理者として実行するをクリックします。次の画面の詳細設定で自動的に修復するがチェックされていることを確認し、次へをクリックし、修復作業を開始してください。
5.トラブルシューティングが完了したら、トラブルシューティング ツールを終了してください。
6.1の更新とセキュリティから再試行をクリックし、Windows Updateを開始してください。インストールが完了しましたらPCを速やかにリスタートしてください。
7.PC起動後に、1で一時停止させたセキュリティソフトの動作を確認し、詳細オプションで外したチェックを元に戻して下さい。この状態で更新プログラムのチェックをクリックし、アップデートが残っていなければ完了です。残っている場合は更新してください。
以上です。
◆ 2017/5/17 追記 Windows 10 Creators Update ◆
Windows 10 Creators Update (Windows 10 のバージョンは 1703)が、私のlenovo環境下では5/10に更新することができました。
ご存じの方も多いと思われますが、Windows Updateは水曜日に更新されやすく、特に毎月第2水曜日はセキュリティ更新プログラムが配布される可能性が高いです。
メジャー更新であるCreators Updateを完了後、数日経って何らかの理由で、またしてもWindows Updateでエラーが発生するようになりました。Windows Updateデータベースファイルが壊れたようです。
そこで上述の記事のように復旧を行ったのですが、完全に修復することはできませんでした(下記からのトラブルシューティングも可能です)。
そこで、コントロールパネルのセキュリティとメンテナンスを開き、自動メンテナンス項目から「メンテナンスの開始」を更に実行したところ、修復が完了し、Windows Updateができるようになりました。