肺転移手術に向けて、箱買い2つ | 大腸癌(直腸癌)とある患者の所感

大腸癌(直腸癌)とある患者の所感

「治療は患者との相互理解のもとに行っていくものである」という考え(アドヒアランス)に同意し、情報を集め分析しています。
「治療は医師の指示に従う」という考え(コンプライアンス)だけで、がん治療を乗り切れるとは到底思えないからです。


最初に、熊本地震の余震が収束し、早期にライフラインが復旧されることを心から望みます。この地域の患者ブロガーさん達が、無事に過ごされていますことを強く願います。


熊本県には、下部直腸がんに対する肛門温存手術などで著名な高野病院があり、医師達は有益な論文を発表しています。また、熊本は今年1月に大腸癌研究会がホテル日航熊本で開催されるなど大腸癌とも関係深い県です。その時の当番世話人も高野病院の医師でした。


さて、表題の箱買いの件です。少し前の記事で「搾りたてにんじん」の箱買いのことを述べましたが、結局4箱も入手し毎日飲んでいます。そして今回新たに、来月中旬の手術に向けて2種類のドリンクを箱買いしました。


1.小林製薬の杜仲茶

微生物学 梁教授ら研究グループががん幹細胞の増殖を抑制する新規化合物をトチュウから発見 | 横浜市立大学先端医科学研究センター

トチュウに含まれる既知成分の中には、ゲニポシド酸のように抗腫瘍活性が報告されているものもありましたが、本研究では、がん幹細胞に対する阻害作用を示すと考えられる新規化合物が発見されました。

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少し前のこのニュースに触発されたからです。新規化合物とは図のように抽出されたもののようですが、水やメタノールで抽出されるとのことなので、当然下記の杜仲茶にも含まれているはずです。余談ですが、上図の抽出法はプロポリス源塊からプロポリス液を抽出する方法に良く似ています。


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2.経口補水液OS-1

大腸外科手術を受ける患者に早期回復を促すERASを導入 | 国立がん研究センター中央病院大腸外科

術前補水のメリットとしては、術後早期回復の能力強化のほか、1.手術前の絶飲食による身体的・精神的ストレスを軽減する、2.手術当日まで輸液をしないことによる行動制限がない、3.周術期の患者さんの耐糖能が安定することがあげられます。

os-1



周術期に大変有効なものなので、まだ随分と早いのですが、念のために毎日飲もうと決めました。「ちびちびと、ゆっくり」とがコツのようです。


ところで、サプリメント類の服用についてですが、入院事前説明時に、種類に限らず手術2週間前から一切やめるように指示がありました。やはり手術において、血液サラサラ系とか特に禁忌なのでしょう。