11-Apr-2016 糖代内科受診、外来コンサル及び術前各種検査を受ける | 大腸癌(直腸癌)とある患者の所感

大腸癌(直腸癌)とある患者の所感

「治療は患者との相互理解のもとに行っていくものである」という考え(アドヒアランス)に同意し、情報を集め分析しています。
「治療は医師の指示に従う」という考え(コンプライアンス)だけで、がん治療を乗り切れるとは到底思えないからです。


肺転移癌手術を行う予定の大学病院で、各種検査や手続き、そして糖尿病外来コンサルを受診してきました。


検査は多分一般的な術前検査項目の一部だと思われます。喀痰持参による抗酸菌検査、レントゲン検査の一般撮影、心電図、肺機能検査、先日8本に追加で3本の採血、唾液採取などです。


唾液採取は血液型を確定するための遺伝子検査用です。3cc程度の採取に10分位かかりました。私の血液型は表検査がO型で、裏検査がB型という亜型で10万人から15万人に1人といわれている稀血なのです。


普通の人は表検査も裏検査も同じ血液型になります。記号表記はBm型となります。輸血はB型で対応することになります。緊急の場合はO型でも適応可能です。因みに血液型占いではO型とB型の両方の性質が混在しているようにも思えます。そのせいかよくAB型ですか?と聞かれます(笑)


糖尿病患者においては、周術期には厳密な血糖値管理が行われます。私の場合は、最小量の薬剤でコントロールできている軽度の糖尿病患者ともいえるのですが、手術前入院を最短にするためには厳しめに血糖値管理をしなくてはいけないようです。


また入院中に、血糖値が150を超えるような場合にはインシュリン注射をすることもあるから驚かないようにと言われました。


2ヵ月程度の平均血糖値をみるHbA1cは基準値内で問題ないのですが、空腹時血糖値や食後血糖値も考慮しなくてはなりません。そのため、今日は病院内のレストランで昼食をとり、2時間後に血糖を測定し総合的な診断を受けました。食後血糖値は予想通り基準値を上回りましたので手術日までの間用に糖尿病薬をもう1種類追加することになりました。


大学病院内にあるレストランは病院食傾向にあらず、普通のレストランのメニューでした。私が食べたのは「豚しょうが焼き、ライス味噌汁つき」900カロリー、税込1000円のものです。


shougayaki




「食後血糖値を測定するために罪悪感もなく、がっつり食べました」と医師に言ったら、苦笑いされて、「これを最後にしてくださいね」と注意されました。そうライスが多いのです。