意外と盲点かも、多かれ少なかれ誰でも乳糖不耐症 | 大腸癌(直腸癌)とある患者の所感

大腸癌(直腸癌)とある患者の所感

「治療は患者との相互理解のもとに行っていくものである」という考え(アドヒアランス)に同意し、情報を集め分析しています。
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一説によると東洋人に乳糖不耐症の素因のある人は9割だとか。若いときは大丈夫でも、加齢とともにラクターゼの生産量が減って行き、乳糖が小腸で分解されずに大腸に到達して、浸透圧性下痢や蠕動運動が強まるようです。


この盲点が大腸癌手術後、特に直腸切除後のQOL低下の一因となっているかもしれませんので、思い当たる方は相関関係を観察してみると良いでしょう。


私もつい最近、表題のことを忘れて、生クリーム入りアイスに走っていたため、お腹を壊していました。傾向としてはこんな感じです。

牛乳 ダメ
生クリーム ダメ
チーズ 大丈夫
発酵乳 大丈夫


乳糖の摂取量と摂取時間に関係があるようで、大量の牛乳の一気飲みは無謀ということになります。ホットミルクではゴロゴロせず大丈夫というのは、熱々で少しずつしか飲めないからだと推察できます。


乳糖を分解して約8割カットしたアカディは、同じ量ならゴロゴロしにくいことになります。

牛乳でおなかゴロゴロする人へ アカディ


※乳糖不耐症の症状
腹部膨張、胃けいれん、下痢、鼓腸、吐き気、腹鳴
乳糖摂取後 0..5~2時間程度で発症