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MCFWit 自由人masaのブログ

四国は香川県にて、
株式会社モーターサイクルファクトリーWit
という会社を設立し、バイクの修理やメンテナンス、カスタムなど
を主に生業としております。

当ブログをお読み頂き、
それが皆様がお乗りのバイクや車を楽しむヒントになれば幸いです。

XSR900へ、

ナノウィンカー取り付けでございます。



いつもありがとうございます(^-^)

MCFWitmasa です。


先日から、noteを利用し始めていてそちらでも記事を投稿しています。

今後、私の対応した作業であるとかノウハウ的な内容はnoteのほうがメインになるかと思いますので、よろしくお願いいたします。


さて本題でございます。



どこにどう着けようかと、

フォーククランプ式にしたらいいのでは?
と考えたものの、




既製品ではそれなりにしか着かないのと、
フォーククランプ式にしてしまうと
フォーク脱着の際にメンテナンス性が損なわれるのと、
面白みもないと考えた末、

ステーをワンオフ

ウィンカーステーが目立つのは個人的に気持ちよくないので、
ステーをブラックアウト。

配線も流行りのエキスパンドスリーブを使ってブラックアウト。

お次はリア。
既に取り付けられていた、
ライセンス灯のベースにウィンカー取り付け用のベースプレートを溶接しようと思い、
溶接取り付け用のベースプレートを製作するために採寸をしてみると、
左右で曲げ寸法が異なっているのが発覚。
その為この既製品は使えないと判断。


代わりに元のライセンス灯ベースをコピーしてステンレス材で切り出して曲げ加工。
新たに製作したライセンス灯のベースへは、
ウィンカー取り付け用のベースプレー卜を溶接取り付け。

新たに取り付けたウィンカー用のベースプレートから、
アルミ材を使ったL型のステーを介してウィンカーを取り付け。
もちろんこちらのステーもブラックアウト。

リア側の配線もエキスパンドスリーブでブラックアウト。
どのみち見えてしまうので、
カッコよく見せるのも一つの手段かと思います。


といったところで👋


先日のブログで言っていた、
Ninja H2 SXSE +に採用されている電子制御サスペンションのバルブユニット。

ショックフルードの流れ的には、
ダンパーロッドから上がって来たフルードがユニット内部を流れるような仕組み。


この流れをシムとバルブを使って減衰力に変換。
その調整をソレノイドバルブで行うと言った構造。


この流れるフルードの液量を確保する為にフォーク内部のフルード容量が多めに設定されて油面が高くなっているのかと考えましたので、
諸々を考慮してフルードの注入を工夫し、
油面を変更してみました。

油面変更後は、
変更前に感じたフロントが高い印象。
ブレーキを掛けてフロントを下げておきたいような、
説明が難しいのですが、
その様な印象は改善されてナチュラルなフィーリングになったかと。

仕様変更のご依頼であれば、
もう少し時間を掛けて油面を変更しながら数パターン試す事も出来ますが、
今回はフォークのメンテナンスがメインですので、ほどほどで完了となりました。

といったところで👋

H2SXSE +
フロントフォークのメンテナンスです。


いつもありがとうございます!
MCFWitmasa です(^-^)

こちらの車両に採用されているフロントフォークでの今回の気になるポイントは、

左側のフォークトップに設けられた減衰力管理用のバルブユニット。


面白い事するな~

なんてアレコレとぶつぶつ言いながらフォークを分解。


仕組みとしては、
ダンバーロッドから出てくるショックフルードを
フォークトップに設けられたバルブユニットへ流して減衰力を管理調整するといった仕組み。
その為、ダンパーロッド内に射し込まれるプッシュロッド的な部品はありません。


面白い仕組みですので時間があれば後で動画を撮って皆さまにもお見せしましょう。

各部品は洗浄して確認。


フォークインナーチューブは、
ラッピングするほどのキズはありませんのでそのままで。

メンテナンス時期を大きく過ぎると、
シールが固くなりキズが強く入ったりしますので、2年または20000kmほどでメンテナンスするのが色々な面で良いですね。


メンテナンス時期を大きく過ぎていると、
内部の汚れも強くなります。
そうなると、ダンパーユニットやダンパーケースなども分解しての洗浄となり予算も割高になりますので、定期的なメンテナンスをおすすめします。
特に近年は夏が長いですので、
使用しているショックフルード等も熱による劣化が早まっていると考えられますので、
早期でのショックフルード交換も長く快適に乗る為には効果的かと思います。


交換するオイルシールやショートパーツなどなど。

オイルシールとスライドブッシュが3個づつあるのは、納得行く仕事をするため。

各部品を組み込む際に嫌な感触を覚えたり、
違和感があった場合すぐに交換対応出来るように。

エンジン周りのオイルシールなどの交換の際も
オイルシールなどは+1で注文しています。

もちろんお客様へご請求するのは、
本来の必要数ですので悪しからず。

シール類の組み込み確認。
この時に引っ掛かるような動作があれば、
ブッシュやオイルシールが斜めに組まれた可能性があるのでやり直しになります。

油面確認。
初期値は少々高めと感じましたのでショックフルードの注入方法とダンパーロッドのセットの仕方を工夫した上で油面を気持ち下げました。


使用したショックアブソーバーフルードは、
当店定番の Moty's さんのM381 SAF を。
番手は7番使用。


といったところで👋

試運転での確認も行って完成でございます。



いつもありがとうございます!

MCFWitmasa です(^-^)


フロントフォークのメンテナンス。


ショックフルードはMoty's さんのM381の7番


エンジンオイルとオイルエレメントも交換。


オイルエレメントは、
ワッシャーが入っていませんでしたが
運良く一枚だけ在庫が合ったので部品待ちにならずに済みました。


オイルエレメントは、

純正がいいですね。


エンジンオイルはMoty's さんのM151Hの40番

その他細々。
シフトレバーのボールジョイントブーツの交換。
こちらはYAMAHAさんの補修部品を流用。


いつもご依頼ありがとうございます(^-^)



といったところで👋


コンディション確認とメンテナンスなどなど。


いつもありがとうございます!
MCFWitmasa です(^-^)

ブレーキキャリパーはキャリパーピストンに錆びがあったのと、
メンテナンス履歴が把握出来ない為、
キャリパーピストンとキャリパーシールの交換を提案させていただきました。


キャリパーシールはブレーキフルードに漬けこんでそのままブレーキフルードで組み付けます。


ブレーキ周りのメンテナンスの次は、
冷却水周りの点検とメンテナンス。

サーモスタットハウジング周辺は、
クーラントの滲み等がありましたので諸々交換。


サーモスタットハウジング内部は汚れとクーラントの結晶でこの様な状態。


そして滲む元。


鋳型の合わせ面に出来るバリを整えておきました。




Ninja 250R のサーモスタットケース横には小さなアース端子があります。
ここは端子には青錆び。フレーム側も腐食していましたのでそれぞれ磨いてアース不良が起きない様にしておきました。


冷却水は、Moty's さんのM747を使いますので、
水道水で数回フラッシングを行いM750を3回通してからM747を充填しました。



冷却効率も良く、不凍液(クーラント)としての効力もある
Moty's さんの M747 おすすめでございます。


といったところで👋