ステンメッシュホース | MCFWit 自由人masaのブログ

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四国は香川県にて、
株式会社モーターサイクルファクトリーWit
という会社を設立し、バイクの修理やメンテナンス、カスタムなど
を主に生業としております。

当ブログをお読み頂き、
それが皆様がお乗りのバイクや車を楽しむヒントになれば幸いです。

ZRXDAEG の油圧クラッチラインを
SWAGE-LINE ステンメッシュホースへ変更しました。


いつもありがとうございます(^-^)
MCFWitmasa です。

油圧クラッチラインをステンメッシュホースへ~

なんてありきたりな作業内容ですが、
自分の車両で、
前々からやりたいと思っていた方法でクラッチラインをステンメッシュホース仕様へ変更してみました。


ZRXのビッグバイクシリーズ、
ZRX1100~ZRXDAEG までのクラッチライン。

ハンドルレバーからクラッチレリーズまではこのような配管を採用しています。


形状としては、
ハンドルレバーからフレームのネック横を通りエンジンヘッドの上辺りまでをゴムホースで。

そこからエンジンに沿うように下り、
クラッチレリーズまでをスチール配管で。
と、なっているのが純正スタンダードの形状。

実際のところ、
ボクがステンメッシュホースにしたいのは、
ゴムホースの部分なので、


ボクの要望を形にするには、
スチール配管とゴムホースとのジョイント部分を切断し、
スチール配管側をフレアージョイント式にする必要があります。


なぜこういう手間な事をするかと言うと。

単純な話、


ノーマルのレリーズ配管がスマートでまとまっているから。

これに尽きます。


ということで早速

ビフォー

アフター

思いつきでたいして採寸もせずに
さっさと作業してしまいましたが、

概要は、スチール配管側をいいところで切断し、
フレア加工を行いフレアナットとフレアアダプターを使ってAN3フィッティング仕様へ。

これで一般的なアフターメーカーさんのブレーキホースキットが取り付け可能。

というワケでございます。


とりあえず12時間ほどの圧力テストで漏れや滲みもなし。

形にはなりましたが、
試験的に行った自分の車両への施工ですので、
フレアーナットが都合よく手元にあるワケもなく、
代用としてステンレス製M10ボルト(たぶんY車の中空キャリパーボルト)を加工し45°フレアナットへ。

配管側のフレアー加工ツールも用意していませんので、フレアーツールを製作。

ANアダプターはスウェッジラインフィッティングを、ストックパーツより使用。

ステンメッシュホースは、
仕様変更で少し前に交換した自分のストックパーツを使用。

といった組み合わせで油圧クラッチラインを製作。




今回の加工を作業メニューに加えるかどうかは決めていませんが、

とりあえず自分の理想を形にする事が出来ました。

以上
こんなのやってみましたシリーズでございました👋



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