フロントフォーク | MCFWit 自由人masaのブログ

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四国は香川県にて、
株式会社モーターサイクルファクトリーWit
という会社を設立し、バイクの修理やメンテナンス、カスタムなど
を主に生業としております。

当ブログをお読み頂き、
それが皆様がお乗りのバイクや車を楽しむヒントになれば幸いです。

Z900RSに、

オーリンズ製のインナーカートリッジを組み込みさせていただきました。




いつもありがとうございます(^-^)
MCFWit の masa です。


今回の作業は、
いつもお世話になっている KSP坂出 さんからのお取り次ぎでございます。

インナーカートリッジ交換と同時に、
フロントフォークのアウターパイプを純正供給品のゴールドのモノへ変更したいとオーナー様のご要望でしたので、

ゴールドのアウターパイプも用意。


ささっと分解して、
少し危なそうな縦傷が数ヶ所あったのでフォークインナーパイプを軽く研磨。

フォークインナーパイプなどの
縦傷(ストローク方向の傷)は深くなって来ると、

ショックフルードの通り道となって油漏れを誘発する事もありますので、
軽く研磨し表面をならすようにしています。


また、傷が消えないからとインナーパイプの研磨をあまりやり過ぎてしまうと、
表面のメッキが薄くなり、その結果パイプ径が細まってしまいます。

あまりに細くなってしまうと、
オイルシールでのシールが効かなくなってしまい、
これまたフルード漏れを招く可能性がありますので、その辺り要注意です。

この磨き自体も、前述した理由から何回も出来る訳ではございませんので、
どこかのタイミングではインナーパイプの交換もしくは再メッキやコーティングなどをお勧めします。


磨いたインナーパイプはこのような感じに。


その他部品の洗浄などの段取りが終われば、
フォークの組み立て。


使用するショックアブソーバーフルードは、
Moty's ブランド のM381 SAF

当店、Moty's 取り扱い店でございますので、
オイル交換やオイル選定のお悩みなどございましたら、お問い合わせください。


今回使用したM381 SAF は、3番と7番 。
調合具合は、オーリンズ指定のショックフルードの粘度に寄せて調合しました。

Moty's M381 は数種類ラインナップされていて、
それぞれそのままでも使用できますし、
それぞれを調合し、より細かい粘度のセットが作れるのがとても魅力でございます。

もう少し、こうしてみたい。
もう少し、こうなったらいいな~

など、フロントフォークのメンテナンスの際にお伝えくだされば、
ある程度はご希望に添える事も出来るかと思いますので、遠慮せずにその旨お伝えください。


さて、
フォークの組み立て
ショックアブソーバーフルードの注入が完了すれば、車体に組み付け試運転。

オーナー様のご要望も先にいただいていましたので、出来るだけご希望に近いセットに仕上げさせていただきました。


といったところで
久しぶりの投稿でございました~




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