エンジンチェックランプ | MCFWit 自由人masaのブログ

MCFWit 自由人masaのブログ

四国は香川県にて、
株式会社モーターサイクルファクトリーWit
という会社を設立し、バイクの修理やメンテナンス、カスタムなど
を主に生業としております。

当ブログをお読み頂き、
それが皆様がお乗りのバイクや車を楽しむヒントになれば幸いです。

引き続きなドラッグスター250

そういえば、

オーナー様 
たまにチェックランプが点灯するんですよ



って言ってたのを思い出しました💡


こんばんは👋
いつもありがとうございます(^-^)
香川県のバイク屋
MCFWit の masa です👍️

一通りのメンテナンスも終わり、
完成確認の試運転~

をしていると、
視界の右下付近に黄色いランプがチラチラと…

黄色いランプの正体はエンジンチェックランプ
点灯条件は1.5秒ほどを一回点灯はするものの走行条件が変わると消灯となっていたので、

どの条件でエンジンチェックランプが点灯するのか確認する為にさらに試運転。

実走行中にエンジンチェックランプの点灯を確認できた条件は、

✅一般道の街乗り速度で時速40km~60kmの間
✅使用変速ギアは全て
✅スロットル開度5~15%付近で一定の時
✅アイドリング時を含めスロットルを素早く操作してもチェックランプは点灯しない

などなど

その後、作業場に戻り再度確認。

色々と試して見ると、
やはりある一定のスロットル開度の時だけエンジンチェックランプが点灯しますので、

異常箇所の絞り込みをスロットルポジションセンサーに。

ちなみにスロットルポジションセンサーの断線、ショートの場合、
今回のドラッグスター250ですと、
エラーコード15で、1.5秒ほどの長い点灯に続き5回短い点滅の点灯パターンとなります。

今回のエンジンチェックランプ点灯パターンは
このパターンとは異なる為、
診断に時間がかかったと言う訳。


ということで、
マニュアルに従いテスターを使ってスロットルポジションセンサーの導通テスト。

サービスマニュアルには、青、黒 配線間の抵抗値が4.0から6.0kΩと記載されていましたので、
数値的には少しオーバー


お次は、
測定する端子を 黄、黒 に変えてスロットル操作(開度)に対して抵抗値がスムーズに変動するかの確認。


数値は動いていますが、
ある範囲のみ O.L と表示されているのと、
走行中のエンジンチェックランプが点灯するスロットルの位置とがほぼ同じになるので
7割方スロットルポジションセンサーの異常ではないかと思います。

そこからさらに確認の為、
スロットルポジションセンサーの取り付け角度を調整し、エンジンチェックランプが点灯したスロットル開度をアイドリング回転付近へ。

そうすると今度はアイドリングアジャスターでの調整のみでエンジンチェックランプが点灯し、
そのスロットル開度から外れるとエンジンチェックランプが消灯するのを確認できました。

ここまでくれば8割方スロットルポジションセンサーの異常では?
と思いますが、コンディションのいい部品と交換してテストしない限りは断定出来ませんので、
もう少しお時間を頂くことになりそうです。



といったところで今日はこの辺りで👋



MCFWit では SNS を色々とやっていますので
こちらも宜しくお願いいたします👍️

初見の方の作業のご依頼お問い合わせ等は、
お手数をおかけしますが、ホームページ内にございますメールアドレスよりお願いいたします。


各SNSのページはこちらから
↓↓↓↓↓




ここからは私個人のアカウントでございます👍️