サーキット走行会へチャレンジ | MCFWit 自由人masaのブログ

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四国は香川県にて、
株式会社モーターサイクルファクトリーWit
という会社を設立し、バイクの修理やメンテナンス、カスタムなど
を主に生業としております。

当ブログをお読み頂き、
それが皆様がお乗りのバイクや車を楽しむヒントになれば幸いです。

毎年色んなサーキットで開催されている、
一般の方も参加可能な走行会。

自分は一体どのクラスにチャレンジすればいいのか?
なんて疑問を持ってる方、多いんじゃないでしょうか?


こんにちは👋
自由人の masa です👍️

僕も時間さえあれば色んな走行会に参加してサーキット走行を楽しんでいます。

そこで、
初めての走行会参加や、数回参加してみたけど実際のところ自分はどのクラスにエントリーすると楽しめるのか?

僕からは、ちょっとだけコアな視点から話を進めてみようと思います。


僕の思う
 「サーキット走行会でのクラス分け」

ほとんどの走行会で採用されている区分方法が、
初級中級上級
と、大きく3つに区分されている事が多いと思います。

そしてそれぞれ決まりごとが設けられ、

プロテクター入りのライディングギアを装着していれば参加出来るとされている。
初級クラス

そしてここからのクラスは、
レーシングスーツや、グローブ、ブーツ、脊髄プロテクターや胸部プロテクターなどの身に付ける装備や、車両についてもサーキット走行を行う上で安全を確保出来るモノが用意出来ていて、
尚且つ気持ちの整理が出来ている。
という事を大前提として、

中級者クラス
上級者クラス
超上級クラスや、マイスタークラス←なんてのもあります。

それぞれ説明していくと、

初級クラスについては、
サーキットを走ってみたい!
という好奇心旺盛な方を対象とされた、
とにかく間口の広いクラス。
装備もまちまち、バイクもまちまちですので、
直線区間以外は原則として、
追い越し追い抜き禁止や、先導車両の追い越し追い抜き禁止のルールを設けられています。



ここから先のクラスは、
僕の思う各クラスへの心構え的な私情が絡んだ説明となります。

中級クラスについては、
排気量等の制限でこのクラスまでしか参加出来ない場合もあるので、
実は、超エキスパートも走っていたりするクラスです。

先ず、バイク、人それぞれの装備または整備が出来ているのが前提で、
技術的な面でいくと、
自分の車両特性。走行している速度とブレーキの兼ね合いが、おおかた理解出来てきてそれに対応できる方。

要は安全にコーナリング出来る様に減速する事が自分の判断のみで出来るかどうかというところ。
実際のところタイムよりもこちらの方が重要かと思います。

また、そこの感覚を掴むのにチャレンジしたい方が順を追って参加する事をオススメします。


そして、
上級クラス
このクラスになると、
人、バイクの装備や整備はさることながら、
ハイパワーかつ高性能車が多くなって来ます。

技術的な面や知識的な面だと、
ブレーキのコントロール幅を広く使える方や、
タイヤを意識出来だした方。
自分の車両の特性をより理解し出した方や、
そういうところを頑張りたい方がチャレンジする事をオススメします。


さらに、
マイスタークラス
このクラスになると、ライセンス持ちの方も多数走行に参加してきます。

技術的、知識的な面でも
ほとんど事が出来ていて当然と思いますので、実際のところ説明する事がほとんど無いのですが、

心構え的な面で言うと、
とにかく速い方が多い。
並んでコーナーに入る事もザラにありますし、
追い越し追い抜きもあり、気の知れた間柄であれば各コーナーで競り合う事も多々あります。

その時に、
ここで動いたら相手に被害が及ぶだろうという考えや、走行ラインを塞がないなど相手を気遣う配慮が速い速度域でも出来、動作が出来る事。

そして、無茶をしない、自分の我儘を押し通さない自制心を保てる方がそれを楽しむのは良いとは思います。

さらに技術的な面で言うと、
速度に対してのブレーキングポイントが自分で割り出せる方。
これはこのクラスだけに言う事ではなくて、中級以上のクラス全てに言えること。

例えば、
100馬力ほどのバイク(A)と200馬力(B)のバイクだと
後者Bのほうが直線は速いでしょうが、
コースには必ず直線の前と後にはコーナーがあります。

手前のコーナーを抜けたときのスピードが前者Aの方が速ければ当然のように立ち上がり付近からストレート中間までは、
後者Bは、前者Aにお尻をつつかれる状態もしくは横並びの状態になることもあるでしょうし、
それが続けば次のコーナー進入で前に出られる事もあるでしょう。

それが数回起きて、後者が直線で競り合ってブレーキが間に合わなくなり自滅という事が走行会では多く見受けられます。
この場合良くあるのがタイヤがたれている状態で頑張っているのがあります。

その状態では、止まれるものも止まれずコースアウトもしくは転倒と言う事も起きますので常にご自分の車両コンディションの変化に敏感になる必要がありますし、

サーキット走行とはそういう変化に敏感でなければならない。という事を知った上で楽しんで頂きたく思います。

要約すると、

装備と、心構えとリスクへの考えが出来る様になれば、どのクラスへ参加してチャレンジしても問題無し!
※ただし車両規定や基準タイムなどのルールには従うこと

ですので、どんどんチャレンジして行けば良いと思います👍️

また、
走行会は走行会であり、
レースでもなく、タイムアタックの場でもないと言う事。

クリアがとれてタイムアタックが出来たら、
ラッキー
タイムアップ出来たら、
ラッキー
くらいの寛容さを持って参加し、

上手い人、速い人はリスクへの考えは初心者の方達やまだまだ不慣れな方達よりもより深いはずですので、

相手を、周りを気遣って走るという事を前提に、
楽しまれる事をお願いいたします。


それでは👋