当日入院してからネームバンドを腕に付けて少し経った8時45分頃に小児外科の医師が回診に来ました。執刀医と担当医のお二方が来られ右側が手術する側と確認してえーちゃんのお腹に印をつけて行きました。
看護師さんからは着替える術衣を渡してもらいました。えーちゃんが興味を示したので着せてみると最初は面白がって着ました
担当看護師さんには手術後に履くオムツを1枚渡しました。
しかし新しかったせいか、ゴワゴワ生地が硬く感じたようで嫌がりだして脱いでしまいました
9時過ぎて担当看護師さんから3番目の手術予定で11時頃から昼前になる予定と聞きました。それまで絶飲頑張れるかと心配でしたが、とにかく母さんも飲まず食わずで頑張ろうと付き合うことにしました。
ここから手術までが長かったです
場所に慣れてきた分動こうとしてじっとできずでした。家から持ってきた本を読んだり、ノートに絵を書いたりしました。しかし数十分は持たずで携帯でYouTubeを見るのが1番時間つぶしになりました。手術室で点滴も取るそうなので自由に過ごせました。トイレに行くのにもリュックにピチュウとピーちゃんを入れて連れて行きました。コロナの影響で病室外でウロウロできないので病室内でひたすら待機でした。
10時50分頃でしょうか担当看護師さんが呼ばれましたと部屋に来ました。術衣は硬いから嫌だと脱いでいたえーちゃんでしたが、急げ急げと着替えをして担当看護師さんと母さんと一緒に手術室まで向かいました。
手術室の看護師さんが出迎えてくれました。ネームバンドで名前を確認。手術する側を右側と確認して帽子をえーちゃんはかぶりました。施設によると思いますが県病院は親の同伴入室はしておらずなのでえーちゃんは看護師さんと手を繋ぎ母さんへバイバイと手を振って中の方へ歩いて行きました
泣かずに送り出せたのでよかった
担当看護師さんはえーちゃんの申し送りをしたあと、手術が終わった子のお迎えに加わったので私は一人で病室まで帰りました。父さんに一報入れて自分のご飯を食べるため病室ではまだ手術を控えている子がいるのがわかっていたのでフリースペースに行き手短にお昼を済ませました。
またテレビカード1000円を買いそのカードで冷蔵庫を使いました。飲み物やゼリーなど持ってきたものを冷蔵庫に入れてえーちゃんの帰りを待ちました。
1時間ほど経った頃12時辺りで同じ病室の子が手術に呼ばれました。その後担当看護師さんがお迎えに呼ばれるのが聞こえました。えーちゃんが帰ってくるなと身構えました。まだしばらくえーちゃんは飲んだり食べたりできないので、水分補給とゼリーで母さんはお腹を満たしておき、しばらく動けなくなるだろうからトイレも済ませておきました。大泣きの声が聞こえてきました。えーちゃんのいつもの鳴き声とは違うなと思ったけどえーちゃんでした
大泣きも大泣きで、術後回復室で大暴れしたそうで鎮静薬を使ったと看護師さんから聞きました。
母さんの元に戻ってもしばらく大泣きでした。えーちゃんと一緒にベットに上がり抱っこしていたらやっとうとうとし始めました。
点滴があるので管が引っかからないようにするのが一苦労でした。
寝始めたのでやっと添い寝に体勢を変えられました。するとえーちゃんの身体にある酸素量を計るモニターの値がどんどん下がって行きました。私も数値を見てましたが、看護師さんもモニターを確認していてくれて、かけつけてくれました。泣いているうちは酸素をしっかり吸っていたけど寝始めたら身体に酸素が足りなくなってきたので酸素マスクによる酸素投与が開始になりました。しかしマスクするのは嫌がるので近くに置いて酸素を吸わせるという状態です。
薬の影響でグッスリ寝るため舌根沈下して気道がふさがらないように注意して見ていました。いびきをかき始めたり息をしてなかったら要注意です
酸素飽和度も確認しながら様子を見てました。
父さんには15時頃面会に来てもらうように伝えました。おーちゃんも来たがったけどコロナの影響で小学生は面会禁止
残念だけど家で待っていてもらうことを父さんがおーちゃんに話してくれました。
13時40分過ぎに同室の子が手術から戻ってきて大泣きしてました。えーちゃんは少し起きましたがぼーっとしてまた寝ました。
指しゃぶりでうつ伏せがえーちゃんのいつもの寝るスタイル。3時間程は寝ていて安静にしていて下さいと看護師さんには言われました。