msshさんのブログ
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初恋

僕がまだ少し子供だった頃

髪のきれいな君はとてもまぶしく笑った

周りの子達とは違う

きれいな茶色の瞳は

少年の僕の心をちょっと大人にさせた

新しいノートの後ろのページに僕の名前と

隣に少し小さく君の名前を書いた

生まれて初めて書いた手紙

友達づてに君に渡す

遠くで受け取る君の表情をじっと見つめる

少し大人びた君は

廊下で僕を見つけて

放課後図書室に来てと小さな声で告げた

まっすぐ光る茶色の君の目から流れ落ちていく

涙の意味は君が

この街からいなくなって気付いた

あれから数年が経ち

僕もいくつか恋をしてきた

あの時君がいなければ今の僕は存在しない

星の上

窓ガラスの向こうには

小さな蝶が花を求め

必死に空を泳いでる

朝が怖くて

夜は眠れず

白と黒が入り交じる

少し暗めの画面を見つめる

僕は弱いって

だからダメなんだって

下手な小説の主人公で

起き上がる強さ足りなくて

涙流せばいつかは終わる

そんな甘いことばかり考えている毎日

誰より幸せかなんて

そんなの決められるわけない

痛み苦しみは

自分にしかわからない

他人がどれだけ幸せか

知りたがるから

辛くなる

全て大きな星の上

いつか

歩いてみる

少しゆっくりと

いつもと同じ風景を

違った角度で見てみる

太陽輝く川の線

少し古びた橋の背の

割れ目に咲いている

名もなき草よ

今がどんなに辛くとも

いつか笑える日が来ると

誰かがこの手を握りしめ

少し笑ってつぶやいた

いつもと同じ道にさえ

いつもと違う空がある

いつも落ち込むぼくだけど

いつか笑える日が来ると

信じて願うこの日々に
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