初恋 | msshさんのブログ

初恋

僕がまだ少し子供だった頃

髪のきれいな君はとてもまぶしく笑った

周りの子達とは違う

きれいな茶色の瞳は

少年の僕の心をちょっと大人にさせた

新しいノートの後ろのページに僕の名前と

隣に少し小さく君の名前を書いた

生まれて初めて書いた手紙

友達づてに君に渡す

遠くで受け取る君の表情をじっと見つめる

少し大人びた君は

廊下で僕を見つけて

放課後図書室に来てと小さな声で告げた

まっすぐ光る茶色の君の目から流れ落ちていく

涙の意味は君が

この街からいなくなって気付いた

あれから数年が経ち

僕もいくつか恋をしてきた

あの時君がいなければ今の僕は存在しない