税理士・川﨑由紀子 ~オフィシャルブログ~ -23ページ目
今年も世の習いに従い?
お盆休みに帰省しました。
高齢の両親は幸いにも健在ですが、
平均寿命を超えるといつなんどき?と
気が気ではありません。
今年はじっくり片付けの手伝い。
実家の隣には祖父母の家も
残っているので、二軒分の
モノがあるわけです。
あぁ恐ろしい…。
この手の世代は物を大切にしますから
それはもう半世紀以上のものが
ごろごろある。
気合を入れて楽しく取り組みました
まずは、桐たんすの着物たち
黒留袖、色留袖、訪問着、付け下げ、小紋、
あるわあるわ…。
帯も小物も色とりどりにまあ!
あれこれ聞くとそれなりの由緒がある。
いったいどうしましょうね。
そして古いアルバム
祖父母の学生時代(明治、大正ですわ)
から結婚式
両親の幼少のころ、学生時代、社会人、
そして両親の結婚式
親戚のおじおばの若かりし頃の写真は
だれかれと面差しが似ていて、
今さらながら血のつながりを感じます。
記念に少しは残すとしても、
こんなにたくさんどうしましょう。
絵皿
、壺
、人形
、こけし
、絵画
少しならステキなインテリアでも
部屋を占領するほどあると
どうしようもない…。
古い写真や思い出の品ならともかく、
日用品の多いこと!
確かに、使えそうならとっておこう
と思うのはわかるけど。
そんな中で、目に留まったのは
古い手ぬぐいたち。
これがなかなかステキなお宝
昔はこれが一般的な販促品だった
のでしょう。
台所用品なら何度も使ってもらえて
主婦の目に触れるわけです。
今みたいにキッチンペーパーや
ティッシュペーパーがふんだんに
あったわけではないでしょうから
重宝したのでしょうね。
でもデザイン、フォント、色合いなど
レトロだけどとってもモダン。
半世紀たっても
とりあえず3枚撮ってみました。

「富貴ん」つまり「ふきん」ね

フォントがユニーク

重厚かつ軽快、渋くない
当時のデザイナーのセンスが
うかがえますね。
こんなものを面白がっているから
片付けがはかどらないわけだ。
いかんな…。
相続税の財産評価のちょっと
シビアな話。
債務超過の会社の価値って
どう思います?
債務超過とは、
会社の資産より負債の方が大きい
状態です。純資産がマイナス。
つまり全ての資産を処分した
としても、負債が残る状態です。
そんな会社、財産価値なんて
ないじゃない。
ゼロどころかマイナスなんだもの。
無いも同然でしょう!
0円でいいんじゃない?
ま、普通の感覚としては
当たらずも遠からず。
しかし、会社は資金が回っていれば
なんとかなるもの。
たとえ自転車操業でも

半分死にかけてても

資金繰りさえ何とかなれば
会社はつぶれません。
(財産価値はともかく)
さて、そんな会社に対する貸付金。
相続税ではどう評価するか。
債権回収の可能性は限りなくゼロ。
回収の見込みがなさそうだから
ゼロ評価でいいよね。
と言いたいところですが、
そうはいかないんだな~。
H30年3月の税務訴訟の判例によると
債務超過の会社に対する貸付金でも
原則通り額面で評価、なんですね。
税法と判例の詳細は省略しますが、
ポイントはこの判例の会社、
確かに債務超過だけど
①法的処理が行われた訳でなく
②ちゃんと営業を続けていて
③金融機関の返済も滞りなかった
そうです。
お金を回して経営していたのです。

つまり、判断としては、
経済的に破たんしていることが
客観的に明白で、この債権の
回収の見込みがない又は
著しく困難であることが
確実であるとは認められない
となったのですね。
かろうじて続いているけど
実質的に財産は無いも同然。
それなのに相続税がかかるの?
うん、でもかかるんですね。
この場合。
オーナー社長が創業時から
私財をつぎ込んで、
経営が安定する頃には
もはや回収できない金額に
なっているケース、ありますよね。
(はなから返してもらう気もないし)
会社としては(役員)借入金
社長としては(会社への)貸付金
会社への貸付債権は立派な財産です。
相続税の課税対象です。
相続税が気になるお年頃のみなさま、
要注意でございますよ!

今週、財政経済セミナーを受講しました。
この時期にひっそりと?やっていますが、
ゲスト講師はなかなかの豪華版。
テレビでもお馴染みの経済学者
ロバート・アラン・フェルドマン氏。
そして、解剖学者の養老孟司氏。
どちらの講演もとても面白い!
話の中身は財政や教育ですが、
心に残る言葉がたくさん!
これはアウトプットに使えそう♪
そして、ちょっと感じたこと。
フェルドマン氏のパワポ資料は
何というか、「美しい」
英語のグラフと日本語の注釈が中心で、
一見細かいけど、シンプルでわかりやすい。
タイトル、フォント、色使い等
プロのノウハウが垣間見えます。
ちゃんと聴衆層に合わせているのでしょう。
自分に引寄せてみるとよくわかります。
これだけでも勉強になりますね~。
しかし、日本の財政って
誰がどう語っても重い…。
どうしたものかしら(・・;)
子どもたちに「財政」をどう教えるか。
これは私も悩ましく思うところ。
租税教室で、税金の話をして、
財政に触れないわけにはいかない。
税金の意義、集め方は
税制の仕組みと運用から
アプローチするとして、
税金の使い方、国のお財布事情は
財政に行き着きます。
入口と出口、
負担と給付(見返り?)、
ギブ&テイク(とも限りませんが)、
表裏一体といえるでしょう。
データを示せば歴然だけど、
それだけでは片手落ちの懸念が。
高校生ならともかく、
小中学生にどこまで日本社会を
俯瞰する視点を求めるか。
知らない世界への想像力は
どのくらい?
租税分野の指導要領はチェックした
ものの、うん、まあ
財政に特化した授業もあり
なのでしょうがね…。
教える側もまた、
学びながら考える
夏休みの時期です

ここ数日、ちょっとした急展開。
いや日差しが眩しい…。
お知り合いの方からの
求人情報と求職情報。
あら、そういえば、と連絡して
みたところ、あっという間に
マッチング成功!?一両日で
面談日程の設定まで進みました。
こんなことあるのですね~。
どちらもいつもはそんなこと
話題にする方々ではないのです。
一方はM&Aを手掛ける辣腕会計士、
他方はこれまた凄腕の生保営業マン。
たまたま
「成長中のベンチャー企業が
人材を探しているんだけど誰か知らない?」
という話と
「旧知の方で転職活動中だけと、
こんな方のニーズってどうだろう?」
という話がほぼ同じタイミングであり、
ん!これは何かの巡り合わせ?
と感じましたね。
(税理士って不思議な立ち位置
)
メールが数回飛び交った後は
あとは直接どうぞ、の段取り。
洗練された謝辞のビジネスメールが
往復し、案件は手を離れました。
ふぅ、やれやれ。
決算中でもつい進捗が
気になってしまう(*゚ー゚)ゞ
結果はともかく、
お互いにとって有意義な出会いで
ありますように
6月、7月は租税教室のシーズン。
今年も、小学校、中学校と
いくつか授業を担当しました。
そして、今年は何と職場見学の企画が
実現しました。
租税教室を受けた生徒さんたちのうち
希望者を実際の税務の現場に案内する
企画です。官民どちらも行く豪華版!?
そもそも、そんなに希望者がいるのかな
と思いきや、いや結構な人数。
女子中学生に人気の職種?
これはなかなか…!

急な話ではありましたが、
そこは担当部署のトップがものすごく
頑張って段取り整え、
つつがなく敢行。
無事終わりホッとしました。
見学を快く受け入れてくれた
K税理士法人様、A署様、
A事務所様、Y事務所様、
誠にありがとうございました。
広報活動、公益活動という意味では
どちらがゲストかは微妙?ですが
学生にとっても社会人の世界を
垣間見ることは貴重な経験です。
お互いそれなりに有意義な時間で
あったかと思っています。
人生の途中からこの業界に入った
身としては、別にどんな仕事も
ありでしょう!ではありますが、
税務の世界を目指してくれると
ちょっと嬉しいかも、ですね(*^.^*)

