物資支援を考える・服装
支援物資について考えていて、何を送るかという時に現地事情も関係あると思ったので服に関して書いてみます。(私自身はとりあえず送らないのですが)
パキスタンにかかわりのある方には当り前のことですが。
あちらでは、地域的な差は多少ありますが、一般的にはシャルワールカミューズと呼ばれる服を日常的に着ています。
上はひざ近くまであるたっぷりしたブラウスで、下は広げると相撲力士の?と言いたくなるくらい布をたっぷり使ったパンツスタイル。
そして田舎のほうでは、その下に下着をつけません。
上半身が透けないように、中にお手製のシャツのようなものだけは着ます。
さらに女性はドパタと呼ばれる大判のスカーフで胸元を常に隠し、外出時はチャドルと呼ばれるシーツ大のカラフルな布で体全体の線を隠します。
このチャドルは地域により、全く使わない人、小さめで上半身だけ隠す人、頭からすっぽり隠して目だけを出す、などパターンがあります。
どちらにしろ日本のようにジーンズとかぴったりしたシャツとかという服装はあり得ません。
特に胸元、お尻部分ははっきりとラインが見えないように気をつけます。
男性用のチャドルもあり、こちらは体のラインを隠すためではなくて、寒いときには厚手のチャドルを体に巻きつけて、上着やマフラーの役目をします。
少しだけ横になる時にはこれが上掛けがわりにもなり、他にも風呂敷代わりなど色々な使い道のある万能チャドルとなります。
また、K町あたりは冬は5度以下に下がって寒いのですが、靴下は全く履かずに過ごす人も多いです。
山の上の人たちには必要かもしれませんが、下のキャンプ地に移動した人には必要ないでしょう。
もし洋服を物資として送る方がいらっしゃったら、洋服はいれずにセーターや上着類、マフラーなどや、向こうの服の下に着れるようなTシャツ類がいいのかなと思います。
せっかくお金と時間をかけて送る支援物資、すべて無駄なく使ってもらいたいですよね。
例え非常事態とはいえ、恐らく肌の線が見えるような服はあまり好まれないのではないか、と思います。
ぴったりした服は、きっと私たち日本人の感覚ですと、ビキニで町に出るぐらい恥ずかしい感じかもしれません。