兄が義姉から追い出されて以来、母との同居が続いています。

実家に帰ってる感覚でいると、さしたる問題ないように思った。
でも、それは違っいました。大違い。

ただでさえ、着の身着のままで追い出され、自分の私物もほとんどない。
極端に自由を制限された兄の生活

そもそも、自分の家庭を持って20年、一家の主として暮らしてきた。
そのような大の大人が、いつまでも親として口を挟みたがる母とうまくいくはずがない。


母は今、趣味の詩吟の定例会の練習が1ヶ月ほど続いている。
だから普段は日中家にいないので、兄が何をしていようと知る由もなく、大きなトラブルにはならない。


しかし、その練習がはじまる前は、大変だった。

兄はずっと家にいて、運動もしない。
図書館に行くと言って外に行くと思えば、インターネット・カフェに入り浸り。
真剣に仕事を探しているんだか、ちゃんとハローワークに行ってるのか。


毎日のように母からそんな愚痴ばかり電話で聞かされていた。


母の実家は、新潟の山里。
そんな田舎に誰も使っていない家が1つある。
兄が追い出されて来た時、母の弟にも相談したそう。


うつ病、解雇、そして離婚。
悪いことが続いたので、その田舎の家に兄と二人でこもって暮らし、まずはうつ病を治そうかと。
母は真剣にそんなことを考えたらしい。

そんなこと、無理に決まってる
母と兄の性格を知っている私は、そう言いました。


案の定。


数ヶ月一緒に家にいるだけで、母も兄もお互いにストレスを溜めに溜めています

ね、言ったとおり、無理でしょ。


今は母が不在だから良いけど。
詩吟の定例会が終って家にいるようになったら、またトラブルだわ。


早く離婚問題が解決して、兄には自立してもらわないと。

このままだと母までも共倒れになる。


しかし義姉ときたら。

母は古い人間で、「兄嫁」を長女の嫁として、とても大切にしていた。
家から生活から、金銭的な援助もたくさんしていた。
そうでしょ、知っているよ。

そんなにしてもらいながら、兄を追い出すなんて。

事態がだんだん長引いてきて、母からの愚痴が増えるたびに、私もそんな気持ちになってしまう。


そんな自分がイヤッ(笑)

無事、三河弁護士に上申書を書いていただけることになりました。
よかったー!


これで、法テラスの支援に近づいた。


法テラスの支援にはいくつかレベルがあるようです。
兄夫婦には預貯金は全くありませんでしたが、(親の援助があったのですが)持ち家や退職金の入る予定がありました。
それでも、これらは離婚協議で財産分与が決まるまで勝手に処分や利用ができないものということで、援助が可能となりました。


ただし、援助と言っても無利子での着手金分(約20万円)を貸し付け
それを3ヶ月後から1万円ずつ分割で返すというものです。


でも、うつ病で再就職先探しも難航している兄。
11ヶ月で失業保険の支給がなくなる
家もうまく分与できたら、売るかもしれない。
もし売れたら、それを元手に、アパートでも借りる。
そして、新しい就職先が見つからなければ、分与した退職金で食いつなぐしかない


ですので、それだけの援助でも充分助かります。


ただ、それ以上に。
弁護士さんが付いてくれることが、確実になる。
弁護士に知り合いなどいない身にとっては、これが本当に助かる。


審査の最終結果、早く来ないかな。

翌週。


旦那は兄と事務所前で待ち合わせ。
3時間前から来ていて公園でたばこを吸っていたという兄と合流。


事務所の受付でアポイントを告げ、応接室へ。


しばらくすると三河弁護士が入室。


旦那から今回の法テラスの審査結果を伝えました。

兄には弁護費用を支払うだけの退職金があります。
 ただ、この退職金は『離婚協議が終わらなければ自由に使えないもの』という内容で、三河弁護士より一週間以内に上申書を書いて頂ければ、援助が可能ということです


そうですか...
 私が上申書を書けばよいのですね


前にも書きましたが、兄夫婦、母の家は都内から少し離れています。
なので、三河弁護士からすると、法テラスの援助が決まってから、地元の弁護士を紹介してくれるつもりだったよう。


それが、すぐに上申書を書くとなると、三河弁護士が担当として半ば決定することを意味します。

それでも、三河弁護士は、淡々と上申書を引き受けてくれました。


これで、法テラスの支援、そして三河弁護士の受任が決まったようなものですね。
よかった!


ここで旦那は、もう一度、チラッと詐欺についての感触を聞いてみたそうです。

旦那と私で、事前に調べていました。

最近は、司法事務所でも出会い系サイトにお金をつぎ込んでしまったトラブルの解決をやっているようです。
しかも、インターネットで見る限り、明朗会計
着手金ゼロで成功報酬のみのものとか。


司法事務所と弁護士事務所で扱えるものの違いは、被害額だけのようです。
140万円以下なら司法事務所、それを越えるなら弁護士事務所というように。


兄は大手外資系のCカードから、最大融資額の150万円を借りてしまっている。
そこから既に5~6万円ずつ3ヶ月払っているので、残額は140万円を切っている。
そこで、最悪でもそういった明朗会計の司法事務所に頼んでもいいかなーと。


旦那はそういうつもりで、三河弁護士にもう一度尋ねました。


三河先生、詐欺についてです。
 司法事務所などでも最近はサクラ詐欺を扱ってくれるみたいですね。
 そこにお願いしてみるのも手なのですが、もし可能であれば、三河先生にお願いできればいいのですが。
 難しいでしょうか。


三河弁護士は、
私はサクラ詐欺の経験がないので、返金のハードルは高いと思っています。
 法テラスに再度申し込んで審査を依頼するという方法はあります
。」
要は、この件に否定的な自分ではなく、別の弁護士に依頼する方がよい、ということをやんわり言っています。


旦那は前回の失敗の経験もあるため、即座に、確固として、答えました。
いえ、離婚の件を解決したいので、詐欺の件は結構です。
 お忘れ下さい
。」

まずは、離婚問題です。


兄の着の身着のままで追い出された状態が解消し、法的に公正な財産分与を受けることができたら、詐欺の借金も返せる。

そう確信してのことです。