離婚協議に向けての方針確認。
担当してくれることになった三河弁護士の事務所にて。


これからの離婚協議でどのような方向を目指したいのか、弁護士さんに説明します。


まずは再び、これまでの経緯を時系列で確認します。
もともとメモ書きにしてお渡してある内容。
最初の法テラスの相談の際にもお話していることの繰り返しになりますが...


いつから不仲になったのか。
何が原因か。
どういう経緯で家から追い出されたのか。
現在どのような状況なのか。

そして、離婚意志、親権、財産分与、養育費、慰謝料の確認になります。

三河弁護士の質問に、兄に1つ1つ確認しながら旦那が答えました。


離婚意志について。
義理の方から兄を家から追い出し、離婚届を母の実家に持ってきました。
 それ以降も何度か話し合いをしましたが、義姉は『もうごめんこうむりたい』と取り合いません。
 兄が家に戻ろうとしても入れようしません。
 それどころか母に電話をよこして連れて帰れと言う。
 兄を家族で邪魔もの扱いにして、母に『ゴミを連れて帰れ』と言ったこともある。
 復縁は難しいと思います
。」


親権について。
うつ病でもあり、親権はとれないとあきらめてます。」

財産について。
もうすぐ約400万円の退職金が支払われます。家は持ち家で、兄、故父、義姉の共同名義になります。」

養育費について。
貯金はなく、収入は11ヶ月間の失業保険のみで、難しいかと思います。
 ただし、法律上定められた額は払います
。」

慰謝料について。
「...は、病気が理由ですので、なしですね。」と、これは三河弁護士のご判断。


財産分与が焦点になりますね。」と。


そこで、分与すべき財産についての詳しい確認となりました。


まず、退職金
正確にいくらなのか。
会社から正確な金額のある書類をもらってもらえませんか
と三河弁護士。

以前の会社は、義姉の言いなりで兄の言うことを聞かなかった。
だから、退職金の詳細も義姉しか知らなかった。


ところが、兄が弁護士さんに相談を始めたのを知ると、態度が一変
兄の申し出を聞いてくれるようになりました。


そりゃ、トラブルに巻き込まれたくないもんね(笑)。
なので大丈夫、きっと兄は詳細の金額をもらえるはず。


そして、
名義は、登記書の写しがあり、兄、故父、義姉の三者になっている。
三河弁護士が必要なのは、
現在、売ったらいくらになりますか。近所の不動産屋に聞いてもらえますか


そして、購入時の支払いの詳細。
購入価格が4200万円ですか。誰がいくら払ったのですか
名義が1/3ずつだったので、勝手に1000万ずつと残りをローン、くらいに思ってましたが、調べたことがありませんでした。
兄も「わからない」と。


もー、自分の買った家でしょ、大丈夫?)これは私の心の声。笑


お母さんに聞けばわかるかも」と、旦那。


三河弁護士も、
昔の人は通帳とかとってあることが多いですよ。大事なことですので、調べてみてください」と。



結局、この3つが宿題となりました。


①退職金の明細が書かれた書類
②兄の家の売却市価
③兄の家の購入時、誰がいくら払ったか、その証明

このように離婚問題の契約内容を確認し、契約が終了しました。


すると三河弁護士は、旦那に聞きました。
「『出会えない系詐欺』(サクラ詐欺のこと)の件は、司法事務所に依頼しましたか?」
いいえ、まずは離婚の契約をしてしまわないと先に進めないので、まだ何もやってません
実は、まだ確約はできないのですが、今、知り合いの弁護士に受けてもらえないか頼んでいます
えー、本当ですか!それは助かります!」


三河弁護士はとても慎重です。
決して、安請け合いはしない。
でも、こちらの意図を汲んで動いてくれています。


頼りになるー!


契約が終わり、次の面談は、これからの方針の確認です。
1週間ほどあとに約束をとり、この日はこれまで。


これからも宜しくお願いします。また、サクラ詐欺もよい結果をお待ちしております。」

旦那は三河弁護士に挨拶し、事務所を後にしました。


兄と旦那は、次回の打ち合わせに向けて、用意するものを確認するため、近くでお茶をしたそうです。

旦那としては、うつ病の兄もじっくりと話していると、だんだん表情が良くなってくるのを感じるそうです。

裏を返せば、これまでどれだけの扱いをされてきたのか。
義姉との家庭では、うつ病で休職する兄を「ゴミ」扱いしてきた。
これは冗談でも大げさでもなく、事実。

ひどい。

これでは、病気はひどくなるに決まっている。

旦那は、問題解決に向けて、兄と共に立ち向かって行こうとしている。
兄を人間として、男として、話をしている。
だから、人としての尊厳を取り戻し、表情が変わってくるのだろう。


旦那は言います。
人は誰も人間としての尊厳を踏みにじることはできないはず。
 正美さん(義姉)も大変だったと思うが、お兄さんの尊厳を踏みにじってしまった点は許せない
。」


旦那も社会でいろいろと苦労してきたんだろうなー。
良いこと言うね!

法テラスの審査の最終結果が来ました。


最初の連絡で条件だった「担当弁護士による上申書」を出したので、もちろん、援助OKでした。
援助の内容は、着手金20万円を無利子で貸し付けてくれ、兄はそれを毎月1万円ずつ返すというもの。

三河弁護士に正式な結果を伝えると、問題なくこのまま三河弁護士と契約することになりました。


あーよかった!!


そして、契約の日。


前回の地元の弁護士会の契約の時は、今野弁護士が判断力のない母と兄と話して契約を変えてしまった。
本当にお願いしたい離婚ではなく、サクラ詐欺の契約にしてしまった。
そんな苦い経験から、今回は兄に旦那がついて行きました。


三河弁護士は多忙なようで、兄と旦那が応接室に入ってから30分くらい遅れるとの連絡がありました。
待っている間、兄と旦那は、予め持ってくるように言われていた住民票などの書類を確認しました。
そして、事務所の方がやってきて、「書類を書いておいて頂けますか」とのこと。


必要事項を記入し、署名と捺印をし、あとは三河弁護士の署名捺印のみで待ちました。


やがて三河弁護士がやってきました。

兄と旦那は丁重にお辞儀をし、これからお世話になるご挨拶をしました。


そして今回の支援についての説明。
法テラスの援助の範囲は、離婚の協議と調停まで。
もし裁判になったら、別途契約が必要。
また、成功報酬も別途かかること。


これらは、前回の地元の弁護士事務所と基本的に同じでした。


ようやく、兄の離婚問題の解決に向け、再スタートです。