義姉が兄との離婚届を母に預けているという事実。
その理由が「うつ病でなく性格的に怠け者」ということらしかった。

でも、病院で改めて確認したら、やっぱり「うつ病」。


それでも義姉の気持ちは全く変わらなかった。


そして、兄を家から追い出し、兄が少しでも戻ろうとすると、家族中で兄や母を罵倒する

これは離婚は避けられないかも、と、旦那も私も考え始めました。


また、兄の解雇も現実的になった。

あとは、その月の月末に会社から解雇「30日前」の通告があるはず。
そして、30日分の解雇準備金が振込まれれば、会社としての手順を踏んだことになる。

それで、ジ・エンド。



このころから、義姉の要求姿勢がはっきりとしてきました。


義姉は、兄を着の身着のままで家から追い出してる。
つまり、家も車も含め、ほとんどの共有財産を独占している。
兄の通帳も全て握っている。


これまでの給料は渡さない。」
解雇準備金は渡さない。」
退職金も使い道が全て決まっている。詐欺でできた借金のために払うお金はない。」

そう、すごい剣幕でまくし立てる。


義姉は、何ひとつ兄に渡すつもりがない

そして話の取り付く島もない。


このままでは、兄は丸裸になる。

まずい。


いよいよ、金子家(私の実家)としても、きちんと離婚を考えなくてはならない時が来たようだ。

私は、ネットで「法律相談」について調べ始めました。

旦那が有給休暇をとり、兄と共に兄の通う心療内科に行き、担当医師と話をしました。
そして、兄が「うつ病」であることは、はっきりとしました。


前の日にパソコンでうつ病を調べるうちに、「自立支援医療」というものを知りました。
精神疾患者の自立を支援するため、治療費の自己負担分3割のうちの2/3(全体の1割)を地方自治体が負担する制度です。
この申請のため、診断書ももらいました。


ちなみに、精神障害者として「障害者」手帳をもらえば、等級に応じた支援を受けられるそうです。
そのことも担当医に聞いてみましたが、兄程度の症状では認定されないだろうとのこと。


そして、旦那も帰宅。



数日後。

また母から兄のことで電話がありました。

なんでも、パソコンをいじりたいということで、兄が義姉のいない間に子供のいる自宅に入ったとのこと。

すると、直ぐに義姉から電話がかかってきた。

母に「引き取りに来てくれ」と。

やむなく母が引き取りに行く。

そのとき、信じられないことが。

兄夫婦の3人息子のうち、大学生になる長男が母に向かって吐いた言葉。


「ゴミぐらい自分で面倒見ろよ。」


「ゴミ」?
誰のこと?
自分の父親
のこと?


「自分で面倒見ろ」?
誰に向かって言ってるの?
自分の祖母に言ってるの?


母も最初は何のことかわからなかったそうです。

私も耳を疑いました


一家の主のことを「ゴミ」扱いする家庭。
一体いつからそうなったのだろう。

きっと、うつ病で休職しはじめてから、徐々に家庭での立場が崩れてきたのだろう。

確かに、周囲にとっても理解の難しい心の病。

でも、自分の父親を、そこまで言うのか。
自分の祖母に、お前の息子はゴミだと言うのか。

そして、子供がそのようなことを言うのを母である義姉が許すのか


義姉の家庭と、私たちの家族(母、兄、私)との間に、大きな溝ができていることに気づいたのでした。

海外の決算代行業者からのドル建の請求書が兄宛に送られてきました。


最初の請求は7月末で、最後の請求は10月初め。
つまり、兄は7月末から出会い系サイトにアクセスをはじめた。

父の亡くなった8月の日、通夜、葬式の日にも、サイトにアクセスしている。

そして驚いたのは、父の四十九日の日の翌々日まであったこと。
つまり、私がネットで調べたサクラ詐欺の手口をプリントして旦那に持たせた。


そして、旦那が兄に見せて、騙されていることをわからせたはずだった。
その日以降も、まだアクセスをしていたという事実。


兄の判断力のなさには、ため息が出そうになります。
うつ病の人って、こんなになるもんなのかしら。


最初のサイトからの請求は、約30万円。
これが義姉の目に触れて、被害が発覚した。

利用月と請求月は約1ヶ月ズレるので、その間に利用を重ねる。

そして結局、サクラ詐欺の被害総額150万円


直接の請求は、兄がサイトに利用登録した大手外資系カード会社から。

被害額が150万円に達した10月になり、そのカード会社から、兄の家に電話があったそう。
兄は追い出されて不在でしたので、義姉が対応。
当然のことながら、直ぐに兄が身を寄せる母宅に電話させる。

兄がその電話に対応。


カード会社が兄に伝えたことは、2つらしい。


不審な利用が続いているので、これ以上の貸付は行わない。
利用限度額の150万円に達しているから、利用をストップする。」


1日何件もの90ドル前後の海外の決算代行業者からの請求。
それが毎日のように続いている。
これは、不審な利用以外の何者でもない。


そして、カードの利用限度額は、兄の場合、150万円。


つまり、一見カード会社は親切に警告しているようです。

が、実はぎりぎりまで放っておいたが、限度になったからストップする、と言っているに過ぎないんじゃない?


こんなもんなのかしら。