法律相談へ行く朝。
旦那はまず兄を連れて警察へ。
サクラ詐欺の相談に行きました。


警察署の受付で「ネット詐欺の相談をしたいのですが、どこに行けばいいのでしょうか」とストレートに尋ねたそう。
2階の生活安全課です


生活安全課。

そこでは、ストーカー、DV、振込め詐欺とか、このネット犯罪とか、従来の刑事事件の枠組みには当てはまりにくい犯罪を担当している。
こうして取り扱う犯罪の種類を見てると、最先端ですね。


インターネットの『サクラ詐欺』の被害にあったのですが
そう言って事情を説明しました。


ご担当の女性の私服警察官は「あー、あれですね」と言う感じで、詐欺の手口などの状況を理解してくれるのが分かります。


しかし、結論としては、刑事事件では立証が極めて難しく、民事で争うべきであるとのこと。

この犯罪は、だんだん増えてきています。こちらとしてできることは協力しますが、弁護士さんに相談するのが一番良いと思います。」


よく分かりませんが、相手に対して処罰意思がないと刑事事件にならないとか。
そのへんは深く追求しませんでしたが、警察よりも弁護士、という感触は充分に分かりました。


いずれにしても、午後には離婚の件で法律相談に行くので、その時に旦那がこの件も相談することにしました。

兄の離婚。そして詐欺。
市町村での無料法律相談のタイミングは合わなかったので、同じ弁護士会の常設の有料相談に予約。
旦那が会社の休みをとって、一緒に行ってくれることになりました。


当日

法律相談の約束は午後からでした。

午前中は警察に行こう
旦那はそう言いました。


警察とは。
詐欺の件です。


ネット上の詐欺は「サイバー警察」とか、専門の機関でないとダメかも知れないとは思ったのですが。
詐欺とわかっているのに黙っているのはくやしい。
何か解決の糸口が見つからないか。
そんな気持ちからでした。


旦那は私の実家へは自分の車で行きました。
かつて住んでいた「札幌」ナンバーのランクルなので、目立ちます。


実家に到着する直前の細い道で、実家から「味噌汁の冷めない距離」に住む義姉とたまたますれ違ったそうです。

すれ違う瞬間
義姉はギョッとしたように振り返ったそうです。
旦那の札幌ナンバーのランクルを、間違いなく認識したようです。


これまでは、兄の問題の当事者として、話し合いに来るか来ないかは別として、一応声を掛けてられていた義姉。

それが、自分の知らないところで金子家の人間が動き始めている

きっと、心中穏やかではなかったことでしょう。

ネットで調べると、弁護士による法律相談は、いろいろありました。
弁護士会等の団体が主催するもの。
無料相談を併設するものが多くあります。

そして、弁護士事務所がビジネスとして行うもの。
クライアントの立場に立った対応
明朗会計、お気軽に
等々の宣伝文句がならびます。


無料法律相談」。
市報などでは時々目にしたことがありました。

なので、ネットでの検索キーワードとして、はじめに頭に浮かびました。
まさか自分の身内の離婚問題でお世話になろうとは思ってませんでしたが。


市町村でやっている無料相談。
1ヵ月毎に近隣の市町村で持ち回りのようで、今月のものは終わってました。
そこで、常設の公営法律相談を探しました。

隣町の裁判所に併設された法律相談を見つけました。
相談料は、30分5,000円
兄の状況を考えると、止むを得ない出費と考えました。


うつ病の兄と世間知らずの母。
悪いが、また旦那を頼るしかない。
会社を1日休んで行ってもらえるか、旦那の都合を聞いて。
予約は私がしようと。


初めての法律相談への電話で緊張しました。


まず、相談者本人の代理で電話していることを伝えたところ、
問題ありませんよ
と、係の方の第一声は親切そうでしたので、一安心。

次いで、相談の内容を説明。
兄なんですが、うつ病で。会社を解雇されてしまって...」
会社との話し合いのご相談ですか?」
いえ、それで、出会い系の『サクラ詐欺』と言うのですか、その詐欺にもあって借金をかかえてしまって。」
詐欺の件ですね。」
それと、奥さんから家を追い出されて、離婚を迫られているんです。」
はい...」
兄はうつ病なので、人ともまともに話ができないので、財産を全て渡さないという義姉の主張に押し切られてしまうんではないかと。
そこで、離婚の示談に向け、代理人を立てられるかどうか、相談したいんです
。」
わかりました。では、いつがご都合がよろしいでしょうか。」

1週間ほど先の平日に予約が取れました。
兄の離婚。
いよいよ条件を整える段となりました。