弁護士の指示に従って、母が義姉と離婚条件の協議をすることに。


ものすごい剣幕共有財産を渡さないと主張する義姉と協議?
人の良い母が、協議なんてできるわけがない。


私と旦那は、母にアドバイス。
こちらからは何も言わず、ただ義姉の求める条件を聞くように。
そして、それを今野弁護士に相談するように。


翌朝、母は義姉のもとに行きました。


その日の晩、母に電話で結果を確認。

正直、義姉の反応はだいたい予想できていましたが。


母はまず、離婚の件とサクラ詐欺の件を弁護士と相談していることを、義姉にはじめて言いました。
いきなり弁護士から連絡が行っては、びっくりするだろうから。
びっくりさせるだけではなく、やはり今後の話合いや離婚後の両家の関係にも影響があるだろう。
穏便に離婚はできるものではないと思うけど、できるだけの配慮はしたいという、まあ、甘く勝手な考えかも。


母にしては、その理由をうまく伝えてくれました。
うつ病の兄と話もしたくないということで、お互いに離婚を円滑にするためには弁護士を通じて話した方がいいから

そして、弁護士同士の話合いになってもそれはそれで全然構わない。
正美さん(義姉)も弁護士さんに相談してみれば...」と続けて言うと
そんなお金あるわけないじゃない!」
と、義姉は、またしても物凄い剣幕だったそう。


そして、義姉の考えは、相変わらず「全て自分のもの」。
ではあるけど、こちらが弁護士に相談していることを知ってか、言い方だけは少し和らいだかな。


退職金(約400万円)の使い道をこれはメモで「授業料」等々の200万円分記入し渡された。
そして残りの200万円も生活費等もろもろで、どうしても必要という。
つまり、兄の取り分はゼロ


そして、家にもこのまま住まわせてくれという。
家購入は、金子家(故父と母)から多大な援助があった。
なので、義姉側の負担額に共有財産部分を1/2に分けて足しても、義姉の持分は2割
よくぞこれで兄を追い出せましたね、って言いたくなる。


さて、これまで、離婚条件に財産分与しか話題にしていません。
その他の一般的な離婚条件、協議事項についてはどうか。


親権。うつ病を抱えた兄には無理。こちらとしては争う意思はない。
養育費。これは一般的に夫婦の収入に応じて金額を決める表があるそうで。兄は失業しているので、わずかな額になる。
慰謝料。今回の義姉の離婚理由は、兄の「うつ病」です。病気は離婚理由にならないので、慰謝料の対象にはなりません。


弁護士さんの見解はそういうことでした。
ですので、財産分与のみが焦点となるわけです。

法律相談では、離婚問題第一、そしてサクラ詐欺は相談をしながら進めるということで、弁護士との契約を行うことに。
ところが、実際の契約は、まずサクラ詐欺問題から契約し、着手金も払ってしまった母。


一体どういうことなのか

母は「弁護士さんにそう言われた」という。


旦那が帰ってきてから、相談しました。


旦那の考え。
・法律相談でも同じ今野弁護士が対応したが、母は「私は未だに兄嫁と良好な関係」と強調していた。
・だから、今回も母が「私が兄嫁と話してみる」と言ってしまったのではないか。
・母には、義姉に対してこちらから何ら条件提示をせず、義姉の条件のみ聞いて弁護士に報告しよう。
・また、今後の話合いがスムースに行くように、こちらが弁護士に相談していることは伝えよう。(そうすれば義姉も弁護士を雇うだろうから。)


このような契約となったいきさつは、果たしてそうなのかな。


着の身着のままで家から追い出された兄が、年金暮らしの母のもとで暮らしている。
義姉からは日々の生活費が入らない。
それだけではなく、これから入るはずの退職金も取られてしまう可能性がある。
金額としても、それら離婚に係るものの方が詐欺被害よりも、ずっと大きい。


優先すべきは、離婚問題。


私はどうしても納得いきませんでした。

でも旦那も「今野弁護士の言う通りにしよう」と言うし。


翌日、早速は母は義姉に条件を聞きに行くことになりました。

隣町の弁護士会の法律相談で対応頂いた弁護士。
そのまま担当してくれることになり、ほっと一安心。


まずは、離婚問題
着手金が20万円。
「何ひとつ共有財産を渡さない」という義姉。
目標は、そこから正当な権利として半分の財産を分与すること。
これを示談までの契約。
仮に裁判等になる場合は、別途契約が必要。


そして、サクラ詐欺
まずは、内容証明だけで相手が引く場合があるので、その手数料が5万円。
それでだけでうまく行かない場合は、更に交渉を続けるか、そこで止めるかは、状況を判断する。
もし、更に交渉を続けてもらう場合は、着手金として20万円を支払う。

今回の契約では旦那が同行しないので、これらの条件に何か変更があれば、電話を頂くことに。


この内容で正式契約をすることにしていました。


そして、契約の日
弁護士は、今野弁護士という方。
その町の大きな弁護士事務所に所属しています。
兄と母とで弁護士事務所に行きました。

その夜、状況を聞くため、母に電話をしました。


ところが。


母によると、契約の内容が少し違う


離婚問題の着手金として用意した20万円で、なぜかサクラ詐欺問題の契約
離婚問題は、まず母が義姉と話をしてみることになったそう。


私は言いました。

そんなのおかしいよ
病気のお兄ちゃんとお母さんでは、正美さん(義姉)の剣幕に押し切られて、家も全財産もこのまま独占されかねない。
まずは財産分与をきちんとしないと、詐欺の支払いどころではなく、お兄ちゃんが生活すらしてゆけないでしょ。
だからまずは離婚相談をしたいから、弁護士にそうだんしたんでしょ。
なのに、どうしてそういう契約になったの?


それこそが、私や旦那を含め、金子家のみんなが望むこと。
どういう事情なのか、私は母に聞きました。


だって、弁護士さんがそういうのだから。
まずは、私が正美さんと話をしなさいって。
で、もし何かあったら、今野弁護士に相談してくださいって
。」


でも、契約をしてないから、今野弁護士は兄の代理人ではない。
つまり、今野弁護士は義姉との折衝は直接は行わず、母の義姉との交渉経緯を聞きつつ、アドバイスをするというのだ。


そんなの、絶対おかしい
そんなために弁護士を雇おうとしたんじゃない
。」


私は正直、変な方向に持っていってしまった母のみならず、依頼した今野弁護士にも、少しムッとしました

帰宅した旦那にも事情を説明し、そう言いました。