こんにちは、mlkyです。
今回は恒例、お盆の実家ネタです(笑)
毎月引いているインナーチャイルドカードのメッセージでも、8月は感情を味わう月間。
コロナ禍より実家との溝が深くなって3回目のお盆で感じた事を記録しとこうと思います。
昨年、一昨年よりは
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ちょっと成長しているであろう自分に期待しつつも、今回はラスボス・母親との間の感情も味わいました。
春に親戚が亡くなった時の私の態度に父の怒りが再燃したことや、お隣の娘さんと比べて私が実家へ来る頻度の低さを遠回しに責めてくることもあり、私は更に両親との距離を置いていたのですが、
最近独学で学び始めている本の影響もあって、お盆に実家へ行くのが少し気楽になっていたのでした。
いつも嫁ぎ先のご先祖様のお墓参りの後に、主人の祖母のお墓へ義父母や義妹たちと行くというのはお盆とお正月、春秋のお彼岸の恒例行事で、
私の実家はその道中に位置するので大抵その日に合わせて実家に行き、弟夫婦も来てみなで夜食事をするというのが常でしたが、
コロナから食事会はなくなり次男も仕事でお正月以外は都合が付かなくなり、私も両親と距離を取りたいのもあって、
主人の祖父母のお墓の前にちょっと実家に寄って仏壇の祖父母に手を合わせるのが、私にとってはあまり長居することなく丁度都合が良いのですが、
両親にとっては、ついでに来るというのが以前から気に食わないという背景もあって、
「何時頃くるの?もっと早く来られないの?」と、
母からいつもより攻撃的なLINEが来るものの、そんな思いもスルー出来てる私に手応えを感じながら実家へ向かったのですが…。
父は行った時から頭痛がすると暗い表情(いつもだけど笑)で母がメインに話をしていましたが、
いつもの如く変に私の事を心配する時だけは「違う病院へ行け!ちゃんと検査してもらえ!」と命令口調。
それに少しイラッと心は反応してしまったけど、
以前のように感情的に言い返さなかっただけ、まずは少しだけ成長してるって事にしました。
あぁこーいう時に「心配してくれてありがとう!でも私は大丈夫だよ。」と言えばよかったんだなと、後から思えたからね。
感謝と自分の意思をはっきりと、次はそう言う‼️
そして今回感情が湧いた最大の出来事は、
帰り際に玄関で靴を履いてる時に、母が神社で買って来た婦人病のお守りをどさくさ紛れに渡されたこと。
人によっては、母の愛情を感じる素敵な出来事と思えるのかもしれませんが、
神社へ行っても御守り購入はもちろん、お願い事もしなくなった私にとっては、母の好意はまたもやお節介にしか感じられません。
思わず受け取る手を止めて、露骨に嫌な顔をした私は苦し紛れの理由に、
「あ〜…これって1年経ったら返納しに行くものやんなぁ。」
(心の声: これは要らん。)
持って帰りたくないと言い出しかねない私の気持ちを察知して、母はすぐさま
「1つは〇〇さん(弟の奥さん)の分。明日渡すんやからあんたも1つ持っときなさい!」
いつも両親を立ててくれてる義妹を引き合いに出して、持って帰るのが常識でしょ人の親切を無下にするなんてと思ってるだろう母の怒りのエネルギーを感じた私。
(心の声: わー出た!遠回しなコントロール作戦。)
でもここで私が感じた感情は、突き詰めると恐れの感情でした。
初めは、嫌悪感。
母は何とか私にお守りを持って帰らそうとしている・・・。
(心の声: 何でそこまで一方的?)
次に、罪悪感と自己卑下。
他人と比べて、私に罪悪感を感じさせてくる。
親の好意を素直に受け取らない私って、悪い娘よね。冷たい人間よね。
私は昔からそういう風に育てられてきている。
(心の声: ずるいわ~。私がそんな風に思うだろうと分かって言ったよね)
そして最終的に、恐れ。
分かっているのに要らないと突っぱねられないのは、私が恐れているから。
何を?何に?
『あぁ、昔もお母さんにこういう顔をさせていた時があった。』
瞬時に脳裏に出てきたのは、小さい時の記憶。
私が駄々をこねた時、いい子ではない時。
母の顔が曇って嫌な顔に変わっていくのを見て、
そんな顔をさせてしまっている自分はダメな子。
私さえ言う事を聞いて、ちょっと我慢したらいいのよね。と思っていた。
いい子でいたら、優しく接してくれる。
言う事を聞いていたら、みんな笑顔で居てくれる。
だから、いい子でいなきゃいけない。
だから、言うことを聞かなきゃいけない。
みんなに悲しい顔をさせちゃいけない。
そして大人になった今も、
潜在意識では母に嫌われるのを恐れ、
母が自分の行動で嫌な思いをするのを恐れている。
昭和世代の親に育てられた人は、私のような人が多いと思います。
世の中の教育がそうだったから。
結局私は、嫌とは言えずしぶしぶお守りをもって帰りました。
しぶしぶって、そんな風に持たれたらお守りには申し訳ない(笑)
父親の隠れ蓑になって分からなかったけど、
母親の方がずっとそういう目で私を見ていたんだな。
そして私も、要らない思い込みをずっと握りしめていたんだな。
自宅に帰って出来事を振り返ってこの感情を味わった時、普段ほぼ後悔なんてしない私が、
お守りを貰って帰ってきたことに滅茶苦茶後悔しました。
(心の声: あ~、結局受け取ったらまた同じことの繰り返しやった。)
親に対する罪悪感って結局私が作ったもので、
嫌な顔をされたり、本音を話す事で親が自分を責めかもしれないと
思うことも、本当は起こらないかもしれない。
それにビクビク怖がっていつまでも自分の気持ちが言えないのです。
怖いと思い込んでるだけ。
自分はダメな子と思い込んでるだけ。
関係が悪くなるのを恐れて逃げているのは私の方か。
全部私が恐れから作り出したことだとしたら
親を変えることは出来ないけど、
私が親を見る見方は変えることが出来る。
思い込みをぜーんぶ捨てて、今まではと違った見方で親を自分を見られたら
普通に「それは、要らん」って平然と罪悪感なく言えるだろう。
「ありがとう。でも私は大丈夫です。」と言えるだろう。
いや今後もしまた
こんな愛情の裏返しを経験したらちゃんと話す
と固く決心した今年のお盆の振り返りでした。
来年はきっとこの関係、解消している
長々とお付き合いいただいた方、ありがとうございました。