ハナミズキ

最近、廊下の椅子に腰掛けて庭を見ながら歯磨きをするのが日課

（大きいお腹で立っているのが辛い）

そんなある日、
ムムッ…
ハナミズキが咲いている

ハナミズキの花はと～っても地味
でも、素朴で優しい感じのする花

母はこのハナミズキを
『お父さんの記念樹』と呼んでいます

生前、父はよく庭や裏山に植木の苗を買ってきて植えていました
みかんや柿、梅や桜etc…

このハナミズキは、父が亡くなる前に最後に植えたものなんだとか
その後、父が亡くなって2年間花を付けずに3年目にやっと咲き始めんだそうです

母や祖母の話では、庭や裏山の木にはそれぞれにエピソードがあって、何かしらの記念樹なのだそう
例えば、私や妹の小学・中学・高校の入学や卒業の記念に…

その記念樹を枯らさないように、10年、20年と大切に手入れしてくれる母や祖母がいる。
改めて、ありがたいというか、幸せなことだなぁ～ってしみじみ思いました

私は、もうすぐ産まれる我が子に同じようなことをしてあげられるだろうか…

そんなことを考えた1日でした

来年も咲いておくれよ、ハナミズキ

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