またつまらぬものを買ってしまった

 

と言っても、今回は現金は使わず

JREのポイントが貯まったので

全額それを使って購入したので

財布は痛まずに済んだ

 

JLAB REWIND2

このヘッドホン、随分前から存在は知っていて

デザインが良いので多少気にはなっていた

何故なら80年代風のスタイルが

あの時代に青春時代を過ごした人間なら

皆気になるデザインだからだ

レトロ好きの若い子にも気になる存在かもしれない

 

 

とは言うものの

4000円弱の市場価格から考えても

それほど良い音が出るとも思えず

ずっと買う事を躊躇していたのだが

たまたま何かの検索の折に表示された際

JLAB REWIND””となっている事に気づいた

 

 

”?

 

よくよく見てみれば

どうやら従来のものの改良Verのよう

大きな変更はバッテリ持続時間が

12時間から20時間に伸びたことと

充電ポートがMicro USBからUSB-Cになったこと

 

ふっ、同じようなBTヘッドホンである

KOSS Porta Pro Wireless2に比べれば

1/4程度の値段だし

こんなヘッドホン、良い音がする訳ない!

 

で、買うつもりはなかったのだが

冒頭に書いたようにJREポイントが貯まっていて

この程度の値段なら自腹なしで買えそうだったので

思わずポチってしまったのだった…

 

 

本体他の付属品は色違いの

替えイヤーパッドとC to Cケーブル

 

 

操作系は至ってシンプル

本体右側に丸い大きなボタンがあり

これで全てを操作する

ボリュームコントロールはない

重量が軽い上に側圧も少ないので

装着感は極めて軽い

 

 

USB Type Cの充電ポートは右側にある

 

 

デフォルトで付いてくるオレンジパッドを

予備品として同梱されてくる

黒パッドに替えてみると印象が大分変わる

 

さて、肝心の音だ

 

他の方々のレビューも総じて同じ傾向だが

私の意見も概ね同じく、”こんなものか”程度の音

(※音については追記あり)

 

悪いって程ではないが、音はショボい

デフォルトだと同じBTヘッドホンである

KOSS Porta Pro Wireless2とは

比べ物にならないショボさ

低音はそこそこ出ているようだが厚みがなく

中音域が弱く抜けた感じで艶がなく

安っぽいシャリシャリした高音域が耳につく

 

 

値段が4倍近く違うので比較すること自体が

間違っているかもしれない

音を重視するなら迷わずKOSSを選ぶべきだ

 

だだ、JLABアプリにイコライザー機能があるので

これで調整してやれば(私の場合高音控え目に)

それなりに聞ける程度までは調整できる

 

このヘッドホンの美点を挙げれば

・軽い、装着感が良い

・デザインが良い

・操作が簡潔で分かり易い

・アプリである程度音がいじれる

 

悪い点を挙げれば…

・音がショボい

・ボリュームコントロールがない

・ボリューム自体が弱目

 

寒くなったら

nwm GOの代わりに

朝のウォーキングのお供に使っても

良いかなと思っている

 

*****

 

9月13日 追記

 

JLAB REWIND2の美点もう一つ追加

 

このヘッドホン

単純な構造のせいかギシギシ音がしない

Porta Proは可動部ではなく

ダイヤフラムのカバー部が

ギシギシ鳴るのが欠点だが

REWIND2はギシギシ鳴らない

これはかなりの美点だ

世の中にはギシギシ音が出るヘッドホンの

何と多いことか…

ギシギシ音がしないだけでも評価は上がる

 

最初薄っぺら感が多かった音も

イコライザーによる調整の効果と

聴き続けているためのエイジング効果か

いくらか良くなって来た気もする

音の点で開きが少なくなってくれば

Porta Pro Wireless2の価格は

少し高すぎる気がしないでもない…

 

*****

 

9月15日 追記

 

デフォルトで設定されている

イコライザーの設定が良くないのではないか?

所謂ドンシャリの極端な形で

そのせいでボーカル域が遠く聞こえ

特に高音がシャリシャリ耳に付くのでは?

私はカスタム設定で低音重視高音下げ気味に

設定しているが

これだと大分落ち着いた音で

”値段の割に良い音なんじゃないか?”

という気もしてくる…

 

*****

 

10月11日 追記

 

このヘッドホンを寝ホンとして使っている

 

最近思うのは…最初に感じたより

音が良いのではないか…ということ

 

絶対的に音の評価をするには

私の耳の性能が足りないのかもしれんが…

上にも書いたとおり

最初の印象が悪かったのは明らかに

デフォルト音の設定の悪さが原因だ

JLAB signatureと題された

プリセットのイコライザが

初期設定のようだが

これだと個人的な好みで言えば

嫌いな音になってしまう

シャリシャリと高音が耳に付き

溜まったもんじゃない

因みにプリセットの「バランス」

「Baseブースト」も好みに合わない

 

そこでカスタム設定で音を色々といじってみた

この設定が正解というのはないと思うが

私の場合は8KHz辺りの高音域を

これくらい下げないと聞いていて

イライラしてしまってダメだった

この設定に辿り着いてからは

このヘッドホンの評価も大分上がった

 

最初はギシギシ音は気にならなかったのだが

使っているうちにギシギシ言い出したので

可動部にシリコンスプレーをかけた

 

バッテリーの持ちは思ったより良いようだ

不満点としては音量がやや不足気味で

最大にしても大した音量が出なく

普段でも最大から2〜3段下げって所で

ガンガンに音を上げて楽しみたい時や

周辺騒音が大きい場所で使う時は不足だ

 

メリットは、

 

軽い装着感

レトロ調の外観

Bluetoothで身軽

イコライザ調整で音もまあまあ

 

結局4000円弱という価格を考えれば十分で

このヘッドホンは「買い」と言って良いのでは?

FIIOとの出会いは今から9年ほど前

DAPであるX1を買った時に遡る

確か1万円程度だったと記憶しているが

とてもコスパが良い製品で

使い勝手も良く大層気に入った

これはいまだに元気に動いていて

今は音楽ではなく主に英語・韓国語の

勉強用に使っている

 

その後はBluetooth DACのFIIO BTR3K、

BTR11、BTR15

BluetoothトランスミッタのBT11を買った

どの製品も性能が良く信頼性も高い

 

最近購入したBTR15には

4.4mmバランス出力があるので

それを試してみたく

NICEHCK B80の4.4mmバージョンを買った

しかし残念ながら左側の音が小さくなったり

大きくなったりする不具合があり返品した

物は不具合品ではあったものの

4.4mmバランスのポテンシャルの高さを感じたので

これはもう少し良いものを買おうか…と考えたが

かなりいいお値段のものが多く躊躇した…

 

そこで中古で探してみたところ

良さ気なものを見つけたので

お値段も手の届き易いものだったこともあり購入

 

FIIO FF3

 

FFシリーズはいくつかの製品があるが

私が買ったのはFF3の初期タイプで

筐体がステンレス製の所謂イントラコンカ型だ

(この後のFF3Sはアルミ筐体らしい)

少し前はこの種のイヤホンはインイヤーと言われたが

カナル型も言ってみればインイヤーなので

耳の窪みに引っ掛けるようなこのタイプを

最近ではイントラコンカ型と呼ぶ事が多いようだ

このイヤホンはプラグ部を3.5mmと

4.4mmに付け替えることができる

私はそもそも4.4mmが欲しかったので

即4.4mmバランスのプラグを付けた

 

ケーブルはバランス型のせいかやや太く

そのせいか少し強い感じもする…巻き癖が少し気になる

鼓型のイヤホン部はその材質のせいか

結構ずしっと重く

感覚的にはTonekingのTY2 Proに近い重さだ

 

背面側にはガラス?が嵌め込まれていて

幾何学模様が描かれている

ケーブルを持ってぶら下げていると

筐体が重いこともあり左右がカチカチとぶつかるので

ガラス部が割れるのではないか…?という

一抹の不安もある…

軸部に青と赤のマークがされているので左右が分かり易い

私の場合装着感はとても良い

 

このFF3をFIIO BTR15や

同じ様に4.4mmバランス出力ポートを持つ

Shanling UA4につないでハイレゾ音源の曲を聞いてみる…

 

その音は、正直に言って「凄い」

こうした製品を作る中国人の情熱には

舌を巻くばかりだ

 

音のクリアさ、分離感、解像感、音場感…

間違いなく手持ちのイヤホン中No.1だ

イントラコンカ型でありながら

低音の強さ、張り、スピード感にも驚く

 

私はチープなMX500型も好きだが

FF3はそんなものとは格が違う

この音を知ってしまうと

限られた時間の中で音楽を聞く時に

FF3以外のイヤホンを使って聞くのは

時間の浪費になるのではないか…?

という気にさえなってしまう

 

今回はポイントを併用して中古を安く買ったが

現行品のFF5もきっと良いものに違いなく

これであれば3万円くらいのお金を払っても

全く損はないのではないかと思う

コロナで在宅勤務になって以来

ほぼ東京の事務所に出勤しなくて良くなって

辛い1時間半立ちっぱなしから解放されたのだが

事業が部門ごと他社に買収され

新しく移った会社は

最初は週1出勤で良いと言ってたくせに

それが週2日出ろ、そして今度は週3日出ろと…

また通勤地獄の始まりだ

 

冬の間はSONY WH-1000XM5を使っている

強力なノイズキャンセリング機能に加え

音も良いので気に入っているが

夏場は暑くて使う気にならない

 

そもそも今から10年以上前は

当たり前のように毎日電車通勤していた

その頃は安いカナル型のイヤホンを使っていたが

近年カナル型を長く使うと耳の穴がただれてしまい

オーバーヘッドのヘッドホンを使うようになった

しかし上記の様に夏場の暑苦しさは耐え難く

先日アシダ音響のEA-HF1+を買って

FIIOのBTRシリーズと合わせて使っている

このイヤホンは音も良いし

ケーブルの癖もなく扱い易い

 

しかし上記の様に電車通勤日数が増えてきたので

飽き防止というか気分切り替えというか

もう一つ通勤用に良さそうなものを買った

 

NICEHCK B39

 

この一見して安物風のイヤホン

Googleなどで検索すると

かなりの数のレビューがヒットする

どうやら市場では安い割に良い音という評判の様子

Amazonだと2000円ほどだが

Aliexpressのセールで1200円ほど

本当は黒が欲しかったのだが

セール品は銀しかなかった…

なぜか最近の中華イヤホンは

こうしたイラスト入りパッケージのものが多い

箱はしっかりした作りで

中国からの輸送中のダメージから

中身を守ってくれる

因みに今回は注文してから僅か5日で届いた

ケーブルも銀色だが同じNICEHCKのYD30の

銅色のケーブルに比べると

やや強くて癖がつき易い

同じく中華ホンのAngelears KAZAの様な

故意にキラキラした繊維を

捻り込んだものではない様だ

ハウジングはアルミ製のようだ

ここに6mmのダイナミックドライバーが

組み込まれているらしい

ダイヤフラムはチタンコーティングとのこと

他の人にレビューを見ていると

この種の金属コーティングのドライバは

エージングに時間が掛かるとか…

しかし使い始めたばかりだが

特に違和感は感じない音だ

解像度や分解能は高くなく

低音が豊富だが中高音もそれなりに出ている

値段から考えれば確かに満足度のある音だ

付属品として形状違いやサイズ違いの

イヤーピースが3セット付いてくる

私は耳が脂っぽくワックス分が多い性質なので

この種のシリコンチップを使うと

イヤホンが滑って抜け出て来易い

とりあえず丸型ではなく

黒い傘型というか鏡餅型に替えてみた

まだ通勤電車の中で使ってないのだが

遮音性はまあまあ良さそうな感じだ

 

安いイヤホンにありがちなギラついた音ではなく

低音寄りのやや落ち着いた音という印象だが

これが使っているうちにどう変化するのか

楽しみでもある

 

価格的にはセールだとアシダEA-HF1+の1/10

それでありながら音は決して悪くなく

むしろ市場の評判通り値段より上のクラスと

張り合える音という感じだ

 

パッケージ箱の裏側に記載のデータには

インピーダンスは16Ωと記載されている

周波数帯は記載がないが

低音はかなりの量感があり

迫力のある音が楽しめるが

全域でややボヤッとしていて

キレがイマイチという感じもする

いわゆるエージングでこの辺が変わるのか…?

通勤で使いながら確かめてみよう

 

10月3日 追記

 

通勤で何回か使ってみた

まあ、良いところ未だ

20時間程度の使用時間だと思うが…

 

正直、音の印象は最初と大差ない

 

電車の中で使っていて思うのは

周辺音の大きな中で使っていても

割と低音や高音がよく聞き取れること

高音域は最初の頃より少し

何というか…臨場感が増した気がする

反面、低音域は当初感じたよりは

弱いように感じる

 

ただ、価格的な面から考えれば

かなりコスパの高い製品と言えるのでは?

価格相応なのは音の解像感というか

くっきり感が今ひとつという所か…