またくだらぬものを買ってしまった
これは、OHM電機がAudioCommというブランド名で出している
ASP-155Nという名のパッシブスピーカー
パッシブスピーカーというのはご存知のように
スピーカー内部にアンプ回路を持たず
パソコンやら携帯やらのアナログ出力を受けて
音を出すスピーカーのことで
原理的にはイヤホンやヘッドホンと変わりない
ただ、耳元で鳴らすイヤホンなどと異なり
スピーカーとなるとそれなりの出力が求められるが
その構造故に大きな出力を出すのが難しく
パソコンや携帯に繋いで音出ししてみると
あまりにショボく情けない小音量になってしまう
故にその多くはオモチャ染みたものが多いのが現実だ…
しかしながら、メリットもある
アンプ回路を内蔵しないシンプル構造故に
故障しにくい
アンプ回路を内蔵するアクディブスピーカーは
大音量の迫力ある音を楽しめる反面
電源が必要なこと、アンプが故障すると異音が出たり
音が出なくなったりするなどのデメリットもある
私は趣味で様々なガラクタスピーカーを持っているが
その中にはアンプ内蔵アクティブ型も多数あり
中には経年劣化でアンプがダメになって
ガリガリと異音を出してしまって
使わなくなって仕舞い込んでしまっているものもある
パッシブ型は単純な構造故にそういう心配は少なく
繋げば音が出るという安心感もある
で、ハナシはこのASP-155Nに戻るが
このスピーカー、期待はせずに購入したものだが
想像以上に良い音が出るのだ
正直、びっくりした
アンプ内蔵でないのでボリュームは出ない
しかし音の質は意外なほど良い
DAISO300円アクティブスピーカーよりも
音そのものはこちらの方が上だ
Macbook Airに接続すると
PC側のボリュームを最大にしても
大してうるさい感じがしないほど
ボリューム感は出ないのだが
音そのものの質は結構いいのだ
低音は、もちろん出ない
このサイズのスピーカーに低音を求めてはいけない
ただ、ボーカル域から高音域までは
意外なほどに良い感じで鳴るのだ
ボリュームが出ないのは仕方ないとして
静かな部屋で鳴らす分には案外不足感はない
私が購入した価格は1500円ほどだが
その値段から考えれば十分以上に良い音がする
音そのものはDaiso 300円スピーカーよりは
上だと思うし、十分実用的だ
少なくとも手持ちの3.5mmプラグイン型
パッシブスピーカー中、音質的にはNo.1
音に関して余り多くを求めない人であれば
ほぼ不満は出ないと思う
これでボリュームさえ出れば…
しかしOHM電機、馬鹿にしたものではない
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11/14 追記
Daiso 300円スピーカーと聴き比べ…
アンプを内蔵しているだけあって
Daisoの方が大きな音が出せる
OHM電機の方が良い音だと思ったが
Daisoも意外に奮闘…?
OHM電機の1/5の値段と考えれば…むむ
コスパ総合点でDaisoの方が上か…?
どんぐりの背くらべに過ぎないが
OHM電機の方が若干低音が出る
音も全体的に良質だ
DaisoはOHMよりやや地味な音だが
その分嫌味がない
しかもそれなりのボリュームも出る
反面USBと3.5mm2本接続しなければならない
OHMなら3.5mmだけ…
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11月29日 追記
やはり3.5mm1本というのはお手軽だ
聞くほどに音も悪くないと感じる
ボリュームもMacbook Airに繋いで
デスクの上でYouTubeの
Music Videoを見る分には
それなりの音量で鳴ってれるので
割と頻度に使っている
そりゃあ、アンプを介して鳴らす
ちゃんとした音楽用スピーカーとは
比べるべくもないのだが
お手軽感が良いし
PC内蔵スピーカーよりは
良い音が出るので満足だ
Amazonのユーザー評価が低いのは
音が異常に小さいという理由のようだが…
余程出力のない機器に繋いでいるのか
周辺騒音の多い環境で使っているのか
余程大きい音でないと満足できないのか…
音が大きくはないが
異常に小さくもない
因みに同じ設置条件(デスク上)で
古いThinkpad X250につないで
M/Vを見てみると
PC側ブラウザ側共にMAXにしても
Macbook Airよりは若干音が小さい
また、CHUWI Larkbox proに
接続した場合は
PC側ブラウザ側MAXでも
大分小さくなる
ということは接続する機器の
出力によってボリューム感も変わるが
それにしても「異常に」小さい訳でなく
これじゃ物足りないなぁ…という感じだ
音量が欲しい場合はアンプ内蔵の
Daisoスピーカーを使うと良い






















