こんにちは。
潰瘍性大腸炎患者にとって重要な食事のことを書いておこうと思います。
まず、私の場合入院してすぐにUCの疑いがあったので、入院開始から絶食でした。
高カロリー輸液のみでの生活が2週間続きました。
正直なところ症状が強く弱っていたのでさほど絶食期間は辛くはなかったかと思います。
そのあと重湯での生活が10日ほど続きました。
この時には随分元気になっていたので、この期間の方が絶食の間よりしんどかったです
メニューが固定で変化がないことと、飲み物ばかりで食べた気がしないことが辛かったですね...
毎日大食いYouTubeを観て過ごしました笑
その後、IBD用5分菜食にレベルアップします。
ある日のメニューはこんな感じ
朝:5分粥・白菜の味噌煮・缶詰のみかん・牛乳・たいみそ
昼:5分粥・銀鮭の照焼・なすの炒め煮・長芋の含め煮・ヨーグルト・うめびしお
夜:5分粥・白菜と肉団子の煮物・卵スープ・じゃが芋の含め煮・缶詰の白桃・海苔の佃煮
IBD用なので野菜の皮はすべて剥いてあって、調理方法は焼く・蒸す・煮るのみ。
おかゆは毎食300グラムあって量が多かったですが、基本的に毎食ご飯のお供のみそや海苔が付いてきたので、おかゆも食べやすかったです。
次は、IBD用軟菜食です。
朝:食パン・ミックスジャム・厚揚げとウインナーの洋風煮・オレンジ・牛乳
昼:白米・肉ソテー・キャベツとブロッコリーの付け合わせ・ラタトゥイユ・さつまいもサラダ・ふりかけ
夜:白米・赤魚の煮つけ・うすくず煮・豆腐サラダ・りんご・海苔の佃煮
この段階で、主食が白米とパンになったことと、炒め物や生野菜のサラダがでてきたことで、入院前の食事に近づいた感じがして、退院後の生活に期待が持てました
絶食期間で色々とネットで調べてしまって、あれこれ食べられないものがあって悲しくなったりしていましたが、気を付ければ色々と食べていいんだと自信になりました。
入院前は病院食は味付けが薄いというイメージでしたが、私は特に感じず、毎食美味しく食べました。
さすがに汁物はちょっと塩分控えめだったかなぁ、というくらい。
正直苦手な食材が出てきたこともありましたが、絶食と重湯の期間が長くて食事ができることに喜びを感じまくっていたので、体調が悪くないとき以外は毎食完食していました
あと、入院してしばらくすると検査もなく代り映えのしない毎日を過ごしていたので、食事が始まって「今日は何だろう?」と考える時間が楽しみになっていました
やっぱり食事って大事です。
退院後の生活でも、病院食を意識して色々と考えて食事をしています。
・揚げ物×
・硬い食材(ごぼう、筍、にら等)×
・カフェイン× コーヒーも飲みますがデカフェ
・チョコレート×
・かんすい入りの麵×
・生もの×
・香辛料等辛いもの×
・アイス等冷たいもの×
・間食は脂質5g以下
という感じで、退院直後は基本的に魚・豆腐・卵・野菜で生活していました。
お肉も鶏のささ身やむね肉にしていたのを、今では鶏のもも肉や豚肉等も食べています。
あと、増粘剤が腸に良くないということなので、食品表示をよく見るようになりました。
といっても全く摂取せずに暮らすのは不可能なので、気にしすぎないようにしています。
グルテンも腸に負担があるそうなので、米粉パンや米粉パスタを食べつつ、普通のパンやパスタも食べています。
IBD用レシピなどには乳製品や牛乳も避けるようにと書かれているものもありますが、入院中に牛乳を飲んでも問題なかったので、あまり気にしすぎず飲んだり食べたりしています。
基本的には色々食べるようになってきましたが、食べすぎや偏りがないように気を付けています。
便利なのが「あすけん」!
食事を記録して、今日は野菜が少ないなとか、脂質多めだから控えようとかをさらに気にするようになりました。
体重がずいぶん減ってしまったので、体重管理にも便利です。
高得点を取ったり、体重が増えて褒められると嬉しいです
今日はこんなところで。
では