航空会社スカイマークで、副操縦士が飛行中の操縦室内で客室乗務員らと記念撮影を繰り返したほか、管制官の指示よりも高い高度で飛行するなど問題が相次いでいることを受けて、国土交通省は15日午後、特別安全監査に入ることを決めた。

 航空法に基づく措置で、通常の監査より長期間にわたって詳細な調査を行うという。

 11日にも国交省が監査に入っており、相次ぐ国交省の立ち入りは異例だ。同社への安全監査は、2008年6月、パイロット不足を理由に大量の運休便を出した問題でも実施されている。

 スカイマークは今月に入ってから、西久保慎一社長と井手隆司会長が、安全のため客室乗務員の交代を求めた機長にそのまま運航するよう命じたとして、国交省から厳重注意を受けたほか、同社の副操縦士が飛行中の操縦室内で、客室乗務員らと記念撮影を繰り返していた問題も発覚。この時に撮影された写真では、機長と副操縦士がともに、進行方向や計器類に背を向けた状態でピースサインをしていたため、前原国交相が厳しく非難していた。

 さらに、今月11日には、新千歳発羽田行きの便で、2度にわたり管制指示を受けていたにもかかわらず、同機が一時、指示よりも約1950メートル高い高度で飛行していたことも判明。自動操縦装置に5~6地点での高度をあらかじめ入力する必要があったが、入力を忘れた地点があったという。

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 不安感をあおって約20年間にわたり献金や物品購入を強要されたとして、福岡県内の元女性信者(提訴後に死亡)の遺族2人が、世界基督教統一神霊協会(統一教会、東京)を相手取り、約1億4380万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が11日、福岡地裁であり、高野裕裁判長は教会側に約1億1160万円の支払いを命じた。

 判決によると、女性は1987年1月頃、自宅を訪問した信者から「先祖の悪因縁を断ち切らないと息子たちが長生きできません」などと言われ、40万円の印鑑や4300万円の多宝塔を購入。これをきっかけに入信し、2006年12月に脱会するまで、献金や物品購入を繰り返した。

 高野裁判長は物品販売時の信者らの勧誘行為について、「不安をことさらあおって購入を決意させたと認められ違法」と指摘した。

 献金の多くについては「心理的な圧力を掛けた事実は認められない」と違法性は否定したが、一部の多額な献金は「女性の心理状態につけ込んで献金を要請し、違法というべきである」として、約1億130万円分を不法行為による損害と認定した。

 統一教会広報局は「主張が一部認められたことは評価するが、その他の部分については判決文を検討し判断したい」とのコメントを出した。

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