映画『ノック・ノック』(キアヌ・リーヴス) | かんうん雑記帳

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映画『ノック・ノック』(2015年、出演キアヌ・リーヴス、監督イーライ・ロス)
 

あらすじ要約
 エヴァン(キアヌ・リーブス)は、よき夫であり、よき父親であるが、二人の女に誘惑され、過ちを犯してしまい、そのことをネタにゆすられることになる。エヴァンは自分の過ちを妻子に知られたくないために、やむなく女たちの言いなりつつも、機をみて反撃に転じようとするのだが…。
 

感想(ネタバレ有り
 エヴァンにも非はあるのだが、親切心が仇になるという展開は気の毒だ。でもいくら道に迷い、雨でずぶぬれだからといって、見ず知らずの人を家に入れたり、パソコンを貸したりというのは、ちょっと無理矢理な展開ではある。世の中にはいろいろな人がいるだろうけれども、そんな人いるかな。
 
 とはいえ本作の終わり方には意表を突かれた。この手の映画では、侵入者がどんなに優勢であっても、最後は大逆転が起きるものであろうし、そうでなくとも大どんでん返しがあるものだろうけれども、本作ではそのいずれでもなかった。ただそれによって、ヤバそうなやつとは関わるな、誘惑には乗るなという教訓がさらに強調されたと言える。