キャプテンネモのフィクションミステリーマガジン 日刊 ムぅー -5ページ目

キャプテンネモのフィクションミステリーマガジン 日刊 ムぅー

約50年近く生きてきて、過去の馬鹿げた
リアル話を中心に掲載していきます。





♪体育祭での絆♪
『歴史を汚すブリーフ』


友達が腹痛にも関わらず

得意としていた走る人ハードル走に

無理に出場した。

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彼は自分が走る順番までの

"時間"が異常に長かったと

後に証言している。




よ~い…パ~ン!



彼は緊張感がピ~クに達し…



*≧(_ _)≦* 「あ~ぁ」



「ぷりッ」うんち…と


出たとも証言している。


観客席からはハードルを超えるたびに
プッ…と出ていたとの目撃談も…。


彼の競技結果は、おしくも

最後尾でゴール。



話しはこれで終わらない。




フラッグゴール後もそのまま

走る人走り続け

競技場からそのまま

出て行って

しまった。走る人…………………



しばらくしてから、

友達が呼んでいると

後輩から聞いた。



呼び出された場所はトイレトイレ。


トイレトイレに行くと

大のドアドアが

拳一つ分開き




「こっちこっち頼みがある」
小さな声がパー手招きとともに
不気味に聞こえてきた。


用件は「自分の学生服を
持って来てくれ」だ。



それとちり紙持ってる?…。

       
(_ _)⌒;;
     


うんちしかぶったばい」………と
不気味な笑みを浮かべていた。

なにか、目には見えぬ、
人を寄せ付けない香りが
俺を遠ざける。






しかし、あぶら汗を
いっぱいにかいた顔に


「一つの競技をやり終えた
""王者""の気品」が
かいま見える。





そう言えば、さっきの走る人
ハードル走は何だか走る姿が
ぎこちなかったな。




友達としては
笑ってはいけないが…

他人事なので大いに笑わせて
もらった。


いうとおりに学生服は持ってきて
やった…そして鼻がもげるほど香る
高貴なあの方(ブリーフ)うんちは家には
何故か持って帰らず捨てると言う。



しかし、競技場の近くでは
学校の奴らから見つかると
後々死ぬまで笑われるとの事で
我々は競技に参加せずに笑いを
こらえながらも良い場所は
ないかと…


タオルに包んだあの方うんち
持ったまま
散策した。


隣ではあるがちょっと離れた場所に
歴史ある野球平和台野球場の
外野席側裏に足で少し穴を
掘り、我々はすっぱい臭いを放つ
あの方うんちを遺棄した。



「これならお釈迦様でも
わかるまい」と他人事ながら
悪事に手を貸した。


その後、我々は悪事に手を
染めた事を
忘れたまま
無事に学校を
卒業した。…



それからどれくらいの年月が立った
のだろう。


野球平和台野球場跡に鴻臚館の
遺跡があるというテレビ報道が
あった。


たまたま近くに行くことがあり、
散歩がてら見に行ってみと…
我々がお宝を隠した場所も
ビニールで既に囲まれていて
立ち入り禁止になっていた。




鴻臚館の発掘が始まり、
我々が隠したあの方うんちも歴史ある
古代人の遺跡に紛れうんち発掘された
のは言うまでもない。


最初にブリーフを発掘した方は
いきなり大当たりを引いて
さぞ、嫌な思いをしただろう。


香りたつあの方うんちは干からびて
いるに違いない。


神様は過去の悪事を消し去る事を
許さなかったようだ。



歴史を汚す悪事は
必ずいつかは暴かれる
運命にあったようだ。







もうかれこれ、二十年も

前の話だが、営業の年始周りを

社内で“できる男”として有名な

上司と同行した時の話。


半日の挨拶周りが比較的

早く終わったので、ちょっと

早いお昼にする事になった。


我々はすぐ近くのスーパーで

弁当を買う事にした。

私はスーパーに行った事が

子供の頃に行ったきりで弁当

の安さに驚き、私はちょっと

多めに、弁当を購入した。


その直後、上司がそこの

ダンボールの上にある丸椅子を

2つ持ってこいと言うので

何も考えず指示どおりにした。


まだ何か購入するものがあるの

かなぁ~と思いきゃ、


”できる男“の上司はすぐ近くの

テーブルに椅子を置き、何事も

なく、椅子に座り弁当のラップを

剥がした。 ワイルドな行為だ。


「お前も早くしろ!」の声に慌てて

指示どおりにラップを剥がして

いると既に上司は早くも

食べていた。


「ここで食べるのかぁ~?」と

腑に落ちないながらも弁当を

食べる事にした。


食べながら!?

私には疑問に思う事があった。


「目の前にあるセロハンテープや

輪ゴムは何だろうな?…と」


この数分後に疑問はすぐに

わかった。

まもなく昼になる事からか、

買い物客「近所のおばさん達」が

増え、レジに集まってきた。


…が、気にせず弁当を食べていた。


ところが…いつのまにか、

我々の周りはこのおばさん達に

とり囲まれていたのだ。


おばさん達は何やらぶつぶつ

ぼやきはじめたが、人数が増える

都度声が店中に広がり、

店長らしき人がこちらに

近づきながらも後ずさり、

遠からず、近からず、遠目で

様子見をしている。


そう!我々が座っているテーブル

は買ったものをレジ袋に

入れ替える場所だったのだ。


「できる男の上司」は既に弁当を

食べ終えており、私に

こう言い放った!!


「なぜ、お前はここで
食べてるんだ…っと!」

「お客さんの迷惑だろ~とね」


私は弁当を沢山買ったのが

仇になった。焦り!、

口を「もぐもぐ」しながらも

食べかけのまま、片付けをした。


後で、この“できる男”に

あのテーブルは食べるところ

ではなかったんじゃないか?

と怒って聞いてみたが…。


何の事!?…と
最後までしらばくれていやがった。

私の世間知らずもあるが

この上司もいい歳こいて

知らなかったのだ。


いろいろな研修で精神的・

体力的に痛めつけられる体験は

してきたが、恥ずかし・

裏切り体験をしたのはこれが

最初で最後だった。

今、この人は伝説の”できる男“
として会社役員になっている。




見にくいとクレームが
あったので改訂版です。



私は若い頃、
ヘビメタをしていた。


ある時。
昔のバンド仲間からの
超久しぶりの電話電話がプルルる。


電話に出ると
「今度、町内の友達とバンドを
するので、あんたの
ギブソン・フライングVを
貸してくれんかな!」との事
だったのでこころよく貸した。


しかし…!
ふた月、半年、電話なし。


高校の男の子友達から私のバンド
仲間に借金踏み倒されたと
悪い噂が耳に入る。

ヽ(・∀・)ノ エッ……

嫌な予感がしたので
電話電話をするも、
「現在使用されていません」と
つれないお言葉。

(`ロ´;) なんてこった!

それから、いくつ歳を取ったか
久しぶりに本古本屋でも行って
お宝本でもないか探そうと思い
寄ってみた。


興味をそそる本がなかなかない。


とそこに…目に入ってきたのが
カラオケ楽器コーナー。


昔の思い出からか懐かしさからか、
何かに導かれるよ~に吸い寄せ
られた。


と・そこに…
古ぼけたフライングVがあった。


「きたね~な。これで7万円!?

(  ̄ー ̄)ノ 買う価値なし!


もう少し手入れをしてから
売れば高く売れるだろうにぃ~と 」
思いながら立ち去ろうとした時、
ある事に目が止まった。


え~っ!ヽ(・∀・)ノ

もしや!?
ギターの色、改造、ネックのキズ
が同じ……。

(`_´;) ごくり……

間違いであって欲しいと
祈りながら裏側を見ると昔、
キズを隠す為にシールを貼った
同じ場所にぬぁ~んと!


シールの形跡が…あり!

( T_T)懐かしい!
久しぶりっ~!

これは俺が昔、貸したままに
なっているギターだとわかった。


…失望からか…ゾンビのごとく
家へ帰った。


あのギターは私が来るよ~に
導いてくれたんだなぁと。


持ち逃げされた後、きっと
あちらこちらと持ち主が変わる
度に手荒に扱われてきた苦労人
なんだろうと何故か虚しさだけが
残った。


今更大枚を出してまで買い戻す
気もなく…今はネットで買った
初心者用のフライングVでほんと
の泣きのギターを弾いてます。




ネットで買った
トーカイの
初心者用のV(中国製)


(-。-)y-~

気をつけよう。
懐かしい電話に
うまい話。