キャプテンネモのフィクションミステリーマガジン 日刊 ムぅー -6ページ目

キャプテンネモのフィクションミステリーマガジン 日刊 ムぅー

約50年近く生きてきて、過去の馬鹿げた
リアル話を中心に掲載していきます。



私の上司にやかまし者の
剣道の達人がいた。今は定年で
ややおとなしくなったのでは
あるが…


何をするにも剣道や人の道など
武道を例えにし、長い話を聞かさ
れる。

話の途中で切ろうものなら、
恫喝し、大きな屁をこきながら
そこいらにあるほうきで
尻を叩かれる。


私はもう年配組みに入ったので
叩かれる事はないが、新人や
若者はいまだに血祭りにあっている。


今ではそのおじさんについた
ニックネームは…


屁こき殺法の
尻賀 久坂郎


しりが くさかろう
と言うファンタジーな
香りがしそうな権威ある名前で
若者達から闇で恐れられている。