今日もお休みで、巣立ちを迎えるはずのカラスのヒナに会いに行けません。
仕方がないので、WEBに向かってカラスのことを調べました。
世界各国にカラスの神話はたくさんあり、
日本には、八咫烏(やたがらす)として、古代の神話に登場します。
八咫烏の「八咫」とは大きく広いという意味で、
はるかな昔、日本を統一した神武天皇の東征の際に、松明を掲げて導いたとされています。
八咫烏は太陽の化身で三本の足があり、それぞれ天・地・人をあらわす、といわれています。
話は飛びますが、
長野県の北信地方に伝わる「からす踊り」といわれる民謡と踊りがあります。
中世長野県北部で発達した山伏の踊りがもとになっており、
その中のある部分は、九字切り(九字護身法)という呪法の、
手で行う部分を足で行う踊りだそうです。
山伏とは、日本各地の霊山と呼ばれる山々を旅し、
懺悔などの厳しい艱難苦行を行なって、
山岳が持つ自然の霊力を身に付ける行者です。
これらの人たちにとってカラスは「神の使い」とされていました。
・・・余談ですが過去記事で多摩川上流に通っていた去年秋、
山の緑や川の流れに触れることで
「全身細胞総入れ替え」が起こることに気づいてしまった私からすると、
古き良き時代、山伏が存在した意味がわからなくもありません。
木々で覆われた山々、水音とともにある河原や渓谷、一直線に流れ落ちる滝のある所に行き、
その場の景色と空気を見・聞き・感じることで、
私たち人間は、目に見えない力が自分の中にも流れていることに、
気づくのだと思います。
山々には「水」が欠かせません。それは太陽の熱によって海水が蒸発し、雲になって陸地にやってきたものが
降らせる雨からもたらされます。
カラスが太陽の化身であるなら、そのことを教えてくれているのではないかと思います。
からす踊りは、各地にそれぞれのものが伝わっていて、夏まつりのときなどに踊られます。
九文字切りの部分は、どれなのか気になりますね。

