この春、「食べられる野草」に着目しています。
空き地や線路わき、道端に生えているのを引っこ抜いてきて、
ベランダに鉢植えをしています。
だんだん品種が増えてきました。
お写真は、ハハコグサ。
線路の砂利の隙間に生えていたのを引っこ抜いてきました。
キク科で、若い茎や葉を摘んで食用になります。
その昔、草餅に入れたそうで、食べられる野草としてよく知られているものの一つです。
春の七草として「セリ、ナズナ、オギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロこれぞ七草」
というのがありますね。
オギョウというのがハハコグサにあたります。
「食べられる野草」を研究している人によると、
ハハコグサはクセがなく、とても食べやすいそうですが、
それでも、お浸しにしたのを豆皿に一杯くらいがせいぜいだそうです。
野草(野菜)は、そんなにたくさん食べるものではないようです。
「食」について追求していくと、
私たちは、穀物を食べるようにできているということがわかります。
人間の持っている歯は、穀物をすりつぶすための奥歯が最も多く、
その次が野菜や穀物の茎をかみ切るための前歯。
そして肉を引きちぎるための鋭い歯はわずか。
この「歯の役割と種類と本数」が、
そのまま人間の食べ物の種類と配分を表していると思います。
雑食だけれど主体は穀物。
穀物:野菜:動物性のもの の割合は、
7:3:1くらいではないかと思います。
野菜はどちらかというと、薬や毒だしのような役割をすることが多い。
よく「野菜をたくさん摂りなさい」と言われますが、
それは、現代を生きる私たちの体の中に
毒出しが必要なものが大量に取り入れられている、
ということのような気がします。
「野菜」は野生の植物の中から人が食べられるものを選んで畑で栽培し、
品種改良してきたものです。
私たちが「体にいい」と食卓に取り入れる野菜の原点は、
ハハコグサのような、素朴な野草だったかもしれません。
