いつも通る区役所玄関の花壇に、とてもきれいな花が咲きだしました。
栽培禁止になっているケシの花によく似ていますが、お役所がそういうものを植えるはずがありません。
ケシの園芸品種だろうとWEBを検索したのですが、調べれば調べるほど「植えてはいけない品種」に似ています。
WEBに載っていないような、新しい園芸品種か、あるいはケシではないかもしれません。
・・・思い出したのですが、ケシの種は製菓材料にもなっていて、
アンパンの表面に付けられていたりしますね。
種子から搾り取ったケシ油はポピーシードオイルとして、
以前凝っていた「石鹸づくり」に使うことができていたと思います。
ケシイコール栽培禁止植物として、私たちのイメージの中に入り込んでしまっているのは、
人間の歴史の中で起こってしまった「アヘン戦争」が
歴史の教科書で取り上げられたりしているせいではないかと思います。
よくよく考えてみると「ケシが害を及ぼす植物である」というのは人間が決めたことで、
美しいケシの花には、関係ありません。
害があるのならそばに行かなければいいのですが、
安易にかかわって、利益を得られることに気が付き、利用したのは人間たちです。
清とイギリスの間で2年間にわたって起こったアヘン戦争は、
人間たちが、自らの愚行を顧みるきっかけになるもののひとつとして、
子供たちの歴史の教科書に載っているのかもしれません。
ケシの花は人間たちの行いに関係なく、美しく咲いています。
