常緑樹については一段落したつもりだったのですが、
ひとつだけ心残りがあるので追加で一記事書くことにします。
数年前にできた駅前公園の広場に、オリーブの苗木が植えられて育っていたのですが、
すっかり成長して、去年あたりから実をつけるようになりました。
これは秋に撮ったお写真です。今は黒い果実も熟してだいぶ落ちました。
花も実りもある樹木なのになぜ取り上げなかったかというと、日本原産の樹木ではないからです。
モクセイ科の常緑樹・オリーブは、紀元前から地中海地方で栽培されていた樹木で、
若い果実は塩漬けにして食用に、熟した果実からはオイルが採れます。
日本には江戸時代にやって来て、小豆島でさかんに栽培されています。
暑さと風に強い常緑です。温暖な横浜にもよくなじみ、街路樹や庭木としてよく見かけるようになりました。
淡くやさしいみどりの細い葉をつけた姿はとても上品で、常緑樹として欠かせないものになりつつあります。
いつも行く駅前公園の中で、一番多い樹木はオリーブなのです。
もしもオリーブの木が突然いなくなってしまったら、とても淋しいことになります。
何かの縁があって、ここにやってきてくれたオリーブの木。
。。。お写真をながめつつあれこれ考えていたら、
日本原産じゃないなんてことぐらいどうでもよくなってきました。
オリーブの木といえば有名なのが、ノアの箱舟伝説です。
箱舟に乗って生き延びたノアたちは、洪水が収まった40日後にハトを放ちました。
すると、ハトはオリーブの若葉をくわえて戻ってきて、
それを見て神の怒りが収まり、平和になったことを知ります。
それで、オリーブは「幸せを呼ぶ木」と呼ばれるようになったのです。
