早春の樹木を連続で取り上げている最中ですが、
昨日めずらしく横浜に雪が積もってお写真が撮れたので、載せておきます。
明け方から雪が降り始め、7時くらいにはマンションから見下ろす線路わきや高速道路沿いの植え込み、
民家や神社の屋根の上などに、うっすら雪化粧が見られました。
ベランダの鉢の中に芽を出したハコベの上にわずかに積もった雪です。
さらさらの降りたてで風が吹けばすぐに飛んで行ってしまいそうな儚さ。
豪雪地帯に住む人にとって、自然の脅威のひとつとなる雪も、横浜ではなかなか見れないものです。
温暖化の影響で、年々お目にかかれなくなってきました。
ちらちらと降ることはあっても、積もることは年に一回あるかどうか、
降りたてのこんなにささいな雪の結晶をお写真に撮れたというのは、奇跡に近いです。
去年に記事にしたことがあるのですが、
雪は天からの手紙。
空の上で起きていることについてのメッセージが、雪の結晶に含まれている。
ひとつの雪の結晶が作られるあいだに風に吹かれてさまよった空の上のことや、
通過したさまざまな温度や過飽和度の場所のことがわかる。
一つの結晶の中に現れる様々なパターンを調べれば、空の上でその結晶がたどった歴史さえもわかる、
世界初の人工雪の作成に成功した物理学者、中谷宇吉郎氏の言葉です。
とても印象深かったので、もう一度載せておきます。
…
話は違いますが、
私が最近お友達になった人で、バスの運転手さんがいます。
「雪の日の運転は、大変でしょう?」
と聞くと、
「そうですね、雪の日は特に道路状況が、
というより人の行動がいつもと違ってくるので、
それを見込んで出発するんですよ」
と言っていました。
運転歴の長い彼は、いつも「空の感じ」を見るそうです。
バスの運行に影響するお天気になるかどうかは、
前日の午後の空を見ているとなんとなくわかる、
だから当日の朝になってあたふたするということがないのだと、
銀ブチメガネの自信ありげな表情で、話してくれました。
それはもしかして、天からの手紙を受け取っているということですよね?
という言葉が出かかったのですが、
・・・・・笑われそうなのでやめておきました。
ふいに空を見上げると、何かのメッセージが湧いてくることってないでしょうか。
空はいつも、地上に生きている私たち人間にいいたいことがあって、
雲の形や色で表現したり、
雪が珍しい地域に住む人には、
たまにちらちらと降る雪にメッセージをのせてきたり
しているのではないかと思います。
