ハイビャクシン(這柏槇)といいます。
日本原産のヒノキ科の常緑針葉樹で、暖かい海岸で地面を這うように成長する低木です。
海風に沿って低い背丈を維持することから、イソナレ(磯馴)とも呼ばれて、
グラウンドカバーなどに重宝し、公園や街路樹などに使われています。
園芸種がたくさん流通していますが、野性のものにはなかなかお眼にかかりません。
ビャクシン(柏槇)という高木から生まれた変種です。
ビャクシンが上へ上へと伸びていくのに対し、
ハイビャクシンは枝葉が横へ横へと地を這って伸びていくところが違うだけで、
それ以外は全く同じです。
海風に耐えて成長するには、背丈を低くして這うように進むのが適しています。
与えられた環境やその時々の事情によって、成長のしかたはさまざまですね。
低姿勢を維持しているハイビャクシンも、必要だからそうなっているだけで、
天高くまで伸びていく可能性は、誰もが同じように持っているのです。
