ソヨゴといいます。
知名度が高くありませんが、庭やビルの植栽などによく植えられている樹木です。
暖かい環境を好む常緑小高木で、日本では宮城県以南に生育しています。
もともとは山地に自生していたのが、
常緑で美しく上品な葉と、秋につける赤い実はまばらで風情があり、
生育が遅く、庭木に適していることなどから、庭や公園、街路樹などに植栽されるようになりました。
土質を選ばず日陰でも生育するので、玄関先やマンションの陰の植え込みによく利用されます。
葉もびっしり茂るということもなくほどほどですっきりと上品、玄関先のシンボルツリーにぴったりです。
特徴と言えば「ソヨゴ」というちょっと変わった名前。
葉が厚くて風にそよぐと音がすることからつけられたそうです。
とても風情のあるお話なので、風にそよぐ音を聞いてみたくなりました。
youtubeで動画を探したのですが、これがなかなか見つかりません。
風がなくて姿だけが美しく映っているものや、
風があってそよいでいても、近くにある道路の車の音がうるさくてかんじんの「そよぐ音」が聞こえなかったり
人の話し声が入ってしまっていたり。
その中で、わざと枝をゆらして音を立てている動画がみつかりました。
本当は自然の風に揺れている音が聞きたいのですが、仕方ありません。
価値のある音は、ここぞという時だけに聞かせてくれる、きっとそういうものなのです。
ソヨゴの花言葉は、「先見の明」。
この動画のオーナーは、ソヨゴがそう簡単に音を聞かせてくれないことを見通して、
「自分で枝をゆすったほうが早い」と判断したのだと思います。賢いですね。
