雨と自分と常磐自動車道 | Message

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自然から受け取ったメッセージを中心に発信していきます

今回の福島帰省は自分で運転して帰ったので、いつもと違うものが目に入るような予感がしていたが、大当たりだった。

 

 

5月3日の朝の8時、助手席に口うるさい教官(主人)を乗せて横浜を出発。すぐに高速道路に乗って湾岸線を走り、

 

首都高を経由して三郷JCTから常磐自動車道の入り口が見えてくると、

 

自分の中に沸き起こってくる「たどり着いた」という感動を抑えるのが大変だった。

 

 

常磐自動車道に入りさえすればOKと思っていたのだが、実はここからが本番で、

 

助手席の教官が

 

「車間詰めろ、ブレーキ踏むな、前の車がトロいから追い越せ」

 

というようなことを言い続けているのを耳に心地よい子守歌のように感じながら、

 

常磐道を下って茨城県に入り、長いトンネルをいくつも通って福島県に入ると、

 

・・・雨が激しくなってきた。山あいの道路は霧が濃くなって、見通しが今ひとつだ。

 

 

前の車をたよりに、車間を保って走るしかなかった。

 

 

福島には今まで何度も帰省したが、こんなに激しく雨が降ったのは初めてだ。もともと自分で運転するから周りの景色を見るゆとりはないだろうとは思っていたが、

 

今回は雨と霧も加わって、常磐道の周辺の景色がぜんぜん目に入らなくなっていた。

 

 

みどりで一杯のはずの山、清らかに流れる川、メガソーラーの海のようなものも含めて何も目に入らない状態が長く続くと、

 

...いつの間にか余分なことを考えなくなっていた。ひたすら前に続く道路を進むのみで、

 

まるで自分と常磐自動車道しかこの世に存在しないみたいだ・・・

 

そう思うと、今までに感じたことのない心地よさがやって来る。

 

いつもと違う感覚になっているのだ。

 

集中するというのはときとして、自分が異空間に存在しているような状態になることがあると思う。

 

 

ずっとこのままだったら幸せかもしれない・・・

 

という考えを夢のように感じながらハンドルを握っていると、突然

 

「相馬に着いたぞ、交代だ」

 

という教官(主人)の声が割り込んできて、現実に引き戻された。

 

相馬インターを降りてからは、土地勘のある主人に運転を代わってもらうことになっているのだ。

 

 

助手席に座って前を見ると、雨はやんでいた。

 

いつものように、山々が迎えてくれる。

 

たくさんあるはずのみどりはかすんでぼやけているが、雲がかかっていると雄大だ。いつもと違っていてかえって新鮮な感じがする。

 

 

 

車を止めて休憩していると、道端の雑草が水滴を含んできらきらしていた。

 

 

雨をたっぷり浴びて喜んでいる。

 

 

そういえばと思い出したのだが、地球環境をテーマにしていて、

 

植物の次は水のことを書きたいのだった。本を読んだりWEBを見たりして水と生態系のことを調べていたから、今回、雨の帰省となったのだと思う。

 

 

思ったことが現実となってやってくるスピードは、どんどん速くなっている。この雨は、自分が望んで降らせたのだ。

 

 

「地球環境における水」について、今回の帰省で見、聞き、心に浮かんだことが5記事ぐらいにまとまりつつある。一つずつアップして行こうと思う。