お茶好きが来て見て「びっくり茶会」かな  | 俳茶居

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       煌々と唐十郎の夏帽子 (呑亀〉

お茶好きが来て見て「びっくり茶会」かな 

世田谷観音、鬱金の桜吹雪舞う「とよす茶会」




世田谷観音鬱金(うこん)の桜 2016年4月9日撮影

2016年4月9日世田谷観音境内で、第4回「びっくり茶会」が開かれ、首都圏(札幌や名古屋からも)のお茶好きが結集した。今回は小生も「とよす茶会グループ」の一員として出店、茶席担当を務めた。好天の春の野点は最高の気分。おまけに名勝「鬱金(うこん)の桜」の花の下での茶席となった。グループ名は、リーダーMさんの住まうマンションの高層階ラウンジで定期的に行われる茶会「茶会 」に由来する。



茶席準備中も花吹雪舞う


私達の店は、茶席と販売のコーナーを設けた。茶席はワンコインで2種を呈茶し、その茶葉も販売した(茶葉は既に通販でMさんが販売中。さらに最新情報でMさんは、5月に中国茶のお店をオープンする事となっている。)。販売コーナーでは、茶葉の他、長年宜興通いをして手に入れたIさんの中国宜興の茶壺の販売とFさんのフリマと賑やかな店構えとなった。茶席は満席となり、28名のお客様と心行くまで春の野点を楽しむことが出来た。

会場には、首都圏を中心に全国のお茶関係者が集まり、お客とお店スタッフとの楽しい交流の場となった。札幌からのNさんとAさん。7月2・3日(土日)、札幌で「茶園日和 」を企画されていて、会派で出店計画が進んでいる。皆で盛り上げて行ければと思っている。久々に会った名古屋のGさん。かれこれ雲南での留学も2年半、そろそろ日本での活躍がスタートしそうな気配である。頑張ってほしいと言葉を交わす事が出来た。茶友のOさんとNさんは、2週続けて(前週は府中)茶席に駆けつけて頂いた。感謝である。びっくり茶会前回までは、お客であったため、のんびりお店をひやかす事も出来たが、出店組に


宜興茶壺と茶器販売コーナー


なってしまうと、朝設営の終わりころ、ざっと廻って茶友の皆様にご挨拶しただけで、他のお店でお茶を頂く事などまったく叶わなかった。出店者としては止むを得ないのだが残念であった。次回はもう少しスタッフも楽しめればなと思案する所である。
朝いちばんで、オーガニックプーアルさんのお店で明前蒙頂甘露(四川緑茶)を購入(ご主人Oさんは雲南へ出張中、お店を預かったAさんから購入)。まだ封を切っていないが、そろそろ頂くこととする。

お客様との楽しい茶談義

お茶好きが来て見てびっくり茶会かな (呑亀)



 最後にスタッフだけで、多少の時間お茶を飲み交わすことが出来た。誠に愉悦な時間をすごした。スタッフのMさん、Fさん、Iさん、Tさん、Sさんお疲れ様。

催事を仕切られたKさんに感謝である。ご主人、お嬢様にも挨拶が叶った。(しっかりKさんを支える家族は素晴らしかった。)そして沢山のお客様とご縁が出来たことは、「とよす茶会グループ」にとって最高の宝物となった。次回また皆様とお会いできるのを楽しみにしている。 多謝、再見。     2016年4月吉日 俳茶居



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