俳茶居

目瞑りて捜しています金木犀〈呑亀〉



天空茶会第十二葉 「天狼」席の設え(2016年11月26日)



とよす茶会「七夕茶会」設え(2016年7月17日)


天空茶会第十葉 Kさん表演茶芸席(2015・11・28、江戸からかみ東京松屋)


エコ茶会ワンコイン茶席「天空茶席」初日設え 2015年10月10日


ツバメおこわ×ルハンの台湾茶 「蓮畑で物語る茶会」2015年8月22日


竹の子に囲まれた野点茶会2015年4月


台北の茶館 紫藤蘆の藤棚 2014年6月


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私達の「天空茶席」(2017年10月8日撮影)

「第13回 地球にやさしい中国茶交流会(主催:中国茶交流会実行委員会)」が、201710月7・8日(土日)東京浅草の東京都立産業貿易センター・台東館で開催され、全国から多くのお茶好きが結集した。両日で2600名の集客数は日本の中国茶関連催事としては最大級の規模である。4階は全フロアを使用し、物販、お茶席、教室などが催され、セミナー会場を別フロアとした為、メイン会場はゆったり感が出た。

茶壺天堂さんの雅安茶蔽の蔵茶 担いで運搬する姿は過酷そのもの

 

筍茶に四角い餅茶が詰められている

 

茶壺天堂さんのショップでは、四川省雅安茶蔽で作られる蔵茶(黒茶)の解体ショーが行われた。写真には、屈強な運搬人が、竹で編んだ10個を背に担ぎ山越えをして北方民族に届けた歴史を伝えている。小分けされ販売されていたので購入した。近々飲むことにする。茶泉さん、オーガニックプーアルさん、丸善銘茶さん、今古茶籍さん、ちょっぱ亭珠屋さんなど古くからのお付き合いの皆様とのご挨拶が叶い良かった。茶房茉莉花さんのお店では、敬愛するSさんと湖南黒茶の話に花が咲いた。物販で参加の茶語さんには関係者も多く、茶器の相談者には紹介させていただいた。入門編の茶器も多く扱われていて、お客様も途切れることはなかった様であった。

 

須賀さんのセミナーで出た蜜香紅茶

須賀努講師の茶旅話セミナーを受講。今回は「茶旅のみやげ話~台湾紅茶の歴史と現在~」がテーマ。日本統治時代の人物で、今まで聞いたことのなかった日本人を多く知ることとなった。一年の大部分茶旅を続ける氏の言葉は、将にお茶の現場で採取されたものである。しっかり脳の襞に沁み込んだそのファクトは、なめらかに口からこぼれ落ちるように私達に届く。その言葉は新鮮で目から鱗ものである。

 

カカオハンターさんのカカオ でっかい

カカオハンタさんが出店し、セミナーも持たれた。これは事件かも知れない。お茶とはポリフェノールなどの健康促進成分繋がりか、オファーを出したあるきちさんの慧眼である。

 

 

「忍草」さんの茶席

 

「茶香香」さん達の茶席

 

   私達のワンコイン茶席「天空茶席」は、二日間(全10席)に4人のスタッフで臨み、すべて満席となる好成績を残すことが出来た。一緒にスタッフとなったNさん、MさんHさんの労をねぎらいたい。今回呈茶した茶葉の種類は「福建省の烏龍茶」。岩茶系と安渓の烏龍茶となった。お客様も多少の常連の皆様を除けば多士済々、初めての方が多く将に一期一会の茶席となった。二日間の茶席を通して、日本における中国茶の普及の一助になれたとすれば幸いである。

会場では全国の多数の茶友と再会した。皆この催事を年中行事の楽しみとして上京してくる。毎年同窓会的になって行くのは、茶友が増えているからだ。それは大切な事である。森崎様はじめスタッフの皆様の献身的なご努力に敬意を表し、来年また再会が叶うよう研鑽を重ねたい。                                                                                                     20171011日      俳茶居

 

 

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地球にやさしい中国茶交流会(エコ茶会)で会いましょう

いよいよ10月7・8日(土・日)第13地球しい中国交流会エコ会)が、開催される。会場は浅草の東京都立産業貿易センター台東館。小生も会派のワンコイン茶席で参加する。年々大きくなっていくエコ茶会、この日の為に全国からお客様が集結する日本で最大級の中国茶のイベントとなっている。あるきちさん始めスタッフの皆様のご努力に敬意を表したい。参加者の一人としてスタッフの方々と力を合わせ良き催事になるよう努めたい。今年も皆様と会場でお会いできるのを楽しみにしている。

ワンコイン茶席ツーコイン茶席は、当日発売ですぐ完売になることが多い為、発売時間や、茶席種類があるのか事前にチェックしておくことをお勧めする。

 

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第2回北の茶縁日和中茶経茶席(2017年9月9日撮影)

 

第2回「北の茶縁日和」(2017989日)が、札幌市北海道神社頓宮境内及社務所2・3階を会場として開催された。所属する日本中国茶普及協会も後援に名を連ね、中国茶の茶席出店を両日とも行った。初日8日が平日(金)ということもありお客様の入りが気になったが、主催『北の茶会実行委員会』の頑張りで400名の来場者となり、私達の茶席(9回)も満席となり安堵した。翌9日(土)は800名越えのお客様との報告を受け、主催者同様私達も喜んだ。茶席も満席となった。

 

9月8日の茶席風景(対面茶席を試みる)

 

 茶席スタッフのARさん、Sさん、NAさん、そして忙しい実行委員の仕事の合間を縫って淹れ手を務めてくれたNIさん、大切なお店を休んで駆けつけてくれた「札幌茶楼茶譜」AKさん、皆様の素晴らしい淹れ手パフォーマンスで、お客様に中国茶の素晴らしさを伝えることができた。頑張ってくれたスタッフの皆様の労ねぎらいたい。

札幌でのお茶の催事「北の茶縁日和」は、お抹茶、お煎茶、中国茶、紅茶の茶席や茶葉販売、茶器等の物販、それにお茶に関するセミナー多数とオールアバウトティーのイベントとして今年で2回目を迎えた。実行委員会の志が伝わり、出店の皆様や来場のお客様からも熱が伝わってくる催事となっている。

「北の茶縁日和」の催事のお蔭で、普段交流の少ない札幌や北海道の協会インストラクターの皆様との交流が叶い感謝である。東京での会派の茶会「天空茶会(6月・11月)」、京都での「吉田山大茶会」、東京での「地球にやさしい中国茶交流会(エコ茶会)」、春秋の定番となった「びっくり茶会」など全国の催事で交流を重ねて行ければと願っている。

 

「白い茶室ソナタ」の茶室

 

忙しい中、お抹茶の茶席「白い茶室ソナタ」さんへおじゃますることが出来た。2畳の四角い席、にじり口を入れば真っ白な畳と四方の白壁作りの別世界。お抹茶の緑の粉が茶に変わる姿を集中して拝見でき、無心でお茶と向かい合うことが出来た。

 

Y・N・Oさんの木工・軟石作品

 

「ちょっぱ亭 珠屋」さんのお茶作りセミナーは北海道新聞のWeb放送で掲載された。ちょっぱ亭Yさんの活躍は、同じ協会員として嬉しい限りである。さらにブース出店でのご自身の茶葉も完売され、小生の茶席にもおいで頂き楽しい茶席となった。「黄金みどり」のご亭主Sさんとは懇親会で話が出来、しなやかで熱いハートが伝わった。エコ茶会での再会を誓った。「Tea Bridge」Uさんとは長い付き合い、短い時間ではあったがお席におじゃますることができ嬉しかった。「The Tea Company」のTさんとWさんの今後の活躍を切に祈りたい。二人の秘めたる闘志が伝わる席であった。私達のブースの隣は札幌大丸にある「茶語」さんのお店。中国茶席と上手くコラボ感があってよかった。札幌茶語のTさんと東京からのYさん、茶器販売の首尾は如何に。

 

札幌茶語さんのお席(お世話になりました)

 

催事はいつか終わる。頑張った者には本人達だけにわかる充足感が少しの間訪れる。余韻を残しながら札幌最後の夜の食事をお付き合い頂いたTさんSさんに感謝である。親子ほどの年の差のお二人だが、お話を伺い心が温まった。                    20179月 俳茶居

 

3階踊り場の実行委員席 美味しい手造りチーズをゲット

 

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綜合藝術茶房 喫茶茶会記中国茶会 第10回記念

『喫茶茶会記10周年お祝い茶会』201792日(土)〉 御礼  

 

 

蓋碗を使った淹れ方教室 (2017年9月2日撮影)

 

四ッ谷三丁目の『綜合藝術茶房 喫茶茶会記』が10周年となった。10年お店を続けることは簡単な事ではない。ぶれないご亭主福地さんの志に敬意を表したい。お店を訪れる才気溢れる人達。その魂は店に宿り、オーラとなり店のあちこちから囁きかけてくる。四ッ谷三丁目の奥深き芸術の館、『綜合藝術茶房 喫茶茶会記』の次の10年を期待したい。

おいで頂いたお客様に御礼申し上げることとする。何時もの茶席だけでなく、今回は10周年企画でお客様に参加していただいた。楽しかったとお言葉を頂け、準備までの苦労が報われる想いであった。

何時ものバーカウンターがお茶席に変身

 

お茶とは何か。お茶の力を今回も教えられた。茶席に淹れ手とお客が向かい合い、その間にお茶がある。茶席でお茶は主役であるのだが、見事な脇役も演じてくれる。ある物(者)に最短距離で近付くには、直線を進むのが速い。しかしその直線は実に味気ないものに思える。人が向かい合いその距離を縮めようとするとき、その間に何かワンクッションあると、スムーズに事が運ぶことがある。淹れ手と客の間に有る物、それがお茶である。私達はお茶を介して出会い、お互いを知り、そして近付こうとしているのである。

お店の歴史で初めてのバーカウンター茶席

 

私達スタッフも回を重ね漸く10回目の区切りの茶会となった。次回は、122日(土)。新た気持ちで皆様と茶席を囲むことが叶うよう精進を重ねることとする。師走の四ッ谷三丁目「喫茶茶会記」でお会いできるのを楽しみにしている。多謝、再見。                                 201796日 俳茶居

皆様蓋碗を上手に使われてびっくりの淹れ方教室

 

  『喫茶茶会記10周年お祝い茶会』 

〇会場 四ッ谷三丁目 『綜合藝術茶房 喫茶茶会記』

〇期日 2017年9月2日(土)

     1 回目12:00~13:40

     2回目14:30~16:1 0 

   

〇お茶席 2種のお茶とお茶菓子 (ウェルカムティー付き)

〇蓋碗(ガイワン)を使ったお茶淹れ教室

 

茶譜 〈茶席〉

  径山茶    (中国浙江省余杭市径山) 淹れ手 渡辺隆徳 

 

祥華安渓鉄観音 (中国福建省安渓県祥華) 淹れ手 村田亜樹

     

*ウェルカムティー 月光白冷茶

お茶菓子    茶席

希水 (京都 和久傳) ミント煎餅(大垣 田中屋)

ブルーベリーアーモンド(麻布十番 豆源)  

お茶淹れ教室

糸印煎餅(伊勢 播田屋)  

 

 

蓋碗(ガイワン)を使ったお茶淹れ教室   

凍頂烏龍茶          淹れ方指導 俳茶居

 

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自選 現代の名句より

蓮の花のある茶席(2016年6月)

 

五月雨やビルマ戦記の書架に古る 〈佐藤絢子1996年・平成八年作〉

  

解釈

五月の雨が数日続き、家の中が少し湿っぽい。亡夫が第二次世界大戦で従軍した連隊のビルマ戦記本が、夫の死後も誰に触られることもなく本棚の変わらぬ場所で、古めかしい表紙をこちらに向けている。

講評

亡父(私から見て)は第二次大戦終盤、ビルマ戦線にて敗戦まで従軍した。捕虜生活後1947年(昭和22年)生還した。今は無い故郷の家、その本棚で古色を増す父親達の戦いの証『ビルマ戦記』本。多くの戦友の死を記録したこの本を、物心ついた頃私も紐解いた記憶がある。帰還兵士の多くがそうであるように、戦争を語らぬ父であった。ただ人生の後半、戦友会との繋がりは丁寧であった。ビルマ戦記の本が目に留まった作者は、静かに亡夫の戦時中と自分の戦時中を湿気の増えた部屋で思い出してしているようである。父は母にも戦争を語らなかったとあとで聞いた。    俳茶居

 

作者紹介

 詠み人佐藤絢子(あやこ・1919~2010年)は亡母である。還暦を越えてからの句作活動が旺盛であった。大正、昭和、平成の荒波を強靭に生き抜いた女である。夫が戦争で九死に一生を得、昭和22年に帰還し夫婦の戦後が始まる。一男二女を産み育て漸く落ちついた六十代、本格的に俳句に取組み、夫の死後もさらに健吟を続けた。豊かな俳句人生であった。

 

 

 

 

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2017年8月15日の記憶

人は忘れやすい。2017年8月15日、この国の為政者は、自ら引き起こした重大な犯罪も時間の経過とともに希釈され、忘れさられていくと高を括っている。そのことに抗し、私は私の8月15日の記憶を記録する。

本日、戦没者を慰霊する日本武道館の式場には、隣の靖国神社へ行きたい総理大臣がいる。天皇は今年も第二次世界大戦への「深い反省」を述べ、靖国神社へはA級戦犯が合祀されてから行くことは無くなった。現総理大臣は今年、自ら撒いた嫌疑に対し、口先だけで丁寧な説明責任を果たすと言いながら、何の責任をも果たしていない。さらに東アジアの政治情勢に於いて、アメリカと北朝鮮のチキンレースの一方に肩入れし、双方に冷静な対処をうながす提案などせず、国民を破滅のそばまで連れて行こうとしている。

特定秘密保護法、安保法制改訂(集団的自衛権容認=アメリカの戦争に加担する)、そして今年の共謀罪成立までやり遂げ、残すは憲法を変えるところまでになった。この一週間、広島・長崎で被爆者が訴えたことに耳を貸さず、又沖縄の県民を棄民扱いする強硬な基地建設推進、そして森友・加計問題での説明責任を放棄し、国民を愚弄し続けるこの政権を許すことは出来ない。    2017年8月15日の記憶を記録する。 俳茶居            

 

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喫茶茶会記中国茶会 第十回記念 『喫茶茶会記 十周年お祝い茶会』のお知らせ

 

四ッ谷三丁目の『綜合藝術茶房 喫茶茶会記』を、ご亭主福地さんが立ち上げ10年が経った。お店を10年経営することは簡単な事ではない。ぶれないご亭主の志に敬意を表したい。お店には、訪れた幾多の才人のスピリッツが店に居残り、そのオーラが店のあちこちに宿っている。ある時、『茶会記』なのにお茶の催事が無いのは如何なものかと皮肉を言った。それがお茶会の始まりだった。20153月、不定期催事としてスタート。一年が過ぎた頃、ご亭主から年の定席を頂くこととなった。お店の定期催事として認めて頂けたと理解した。そして回を重ね10回目を迎えることとなった。スタッフで話し合い、お店10周年と中国茶会10回目を記念して、下記の様に記念茶会を開くことにした。お客様参加の場面も用意し、中国茶と更に親しくなって頂ければと願っている。ご亭主には、お客様ともどもと記念の茶会を楽しんで頂ければ幸いである。

                     2017年8月吉日 俳茶居

        

 

  ― 記 ―

〇会場 四ッ谷三丁目 『綜合藝術茶房 喫茶茶会記』

〇期日 2017年9月2日(土)

     1 回目12:00~13:40

     2回目14:30~16:1 

     *各回定員8名

〇会費 お一人様 2500円

催事内容

〇お茶席 2種のお茶とお茶菓子

〇蓋碗(ガイワン)を使ったお茶淹れ練習

(お客様に楽しく中国茶の淹れ方を実習していただきます。)

 

お申込み・お問い合わせはこちらより i喫茶茶会記中国茶会 第十回記念 『喫茶茶会記 十周年お祝い茶会』

 

 

 

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杭州・宜興・湖州をめぐる旅(2017年5月22日~26日)  その②

湖畔居から望む西湖(2017年5月23日撮影)

       

 杭州雨情

 茶旅で日本から杭州に着く。旅人に平等に一時間がプレゼントされる(ただ帰国時自然返却となる)。杭州は緑茶の町。ただ簡単に町とは言えない。人口900万人、浙江省の省都。町のシンボル西湖は、2011年世界文化遺産に登録された。中国人の住みたい場所の筆頭にいつも上がる町杭州。お茶好きには龍井茶を始め優れた緑茶の産地でもある。訪れた五月の終わり、小雨に煙る西湖湖畔は、平日にもかかわらず、観光客であふれていた。ツアー観光客はバスで移動する。見ているとそんなに多くはない。多いのは自家用車での旅行客、中国の中産階級の台頭をこの目で見ているようだ。それは杭州に限った話ではない。大都市、中都市の人達の自動車保有率は上がり、移動手段として車が一気に増えたようだ。

      天下第三の泉「泉」への道

 

 

 

 

西湖から虎路を少し南に下り、天下第三の名泉「」に行く。お茶と水は切っても切れない。杭州の人達は特にこだわりが深いようだ。虎泉には市民専用の配給場所が用意され、彼等は無料で名水を持ち帰ることが出来る。大きな容器を各自持参し、列を作りで水を持ち帰り美味しいお茶を飲むのである。杭州に来てお茶を頂かないわけにはいかない。私達も湖畔居でお茶と食事をすることとなった。

泉市民用給水所

 

 

 

昼食場所を変更して湖畔居に行く。

        湖畔居の昼食 前菜に出た胡桃と緑茶

 

 

デザートの桃

 

ガイド氏が交渉し場所は確保できたのだが、追加料金となった。ちょっとした額だったが、クオリティーの高さに皆満足した。筆者も出てくる食事に感動していた。また出された三種のお茶も素晴らしかった。中でも地元のお茶でない安渓鉄観音茶は、この上なく上品で高貴な香りの逸品であった。後で値段を聞いてみたが、手の出るものでは無かった。<続く>

西湖雨情

 

 

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杭州・宜興・湖州をめぐる旅(2017年5月22日~26日)  その①

陸羽の墓の前で 大茶先生と俳茶居 (2017年5月24日)

大茶先生は茶経とお茶を供えた

 

五月の茶旅から二ヶ月。旅の幸福な時間をどう心に仕舞うべきなのか今でも迷っている。先ず茶旅を企画頂いた岩間眞知子先生に御礼申し上げたい。昨年天門への旅と合せ、先生のお蔭で実り多い旅となった。陸羽についての興味は、中国茶の世界に踏み入れた者にとって自然なものである。茶碗と箸の様に切っても切れない関係にあると言ってよい。日本の茶道にとり千利休を避けて通ることが出来ない様に、中国唐代の陸羽は中国茶の歴史を紐解くには不可欠な存在である。『茶経』の著者としてそれまでの茶文化を集大成した功績は大きい。今回の旅では、陸羽が活躍した唐代、「安禄山の乱」を逃れ生まれ故郷天門(湖北省)を離れ辿り着いた太湖の南、呉興(現在の浙江省湖州)に近い渓(ちょうけい)とその周辺を回ることが出来た。

陸羽の墓から30mの皓然の墓 陸羽は皓然の側への埋葬を望んだ

 

そして、中国茶を頂くために重要な茶器(茶壺)の町江蘇省宜興にも足をのばすことが出来たのである。湖州で邂逅した茶人大茶先生との出会いは、ポーランドの茶人RTさんの思し召しである。何か天命であるような気持になった。そして宜興の博物館に展示されていた、日本人作家「村越風月」氏の常滑急須との出会いは、不思議な温かい力を感じさせられることとなったのである。      〈続く〉

 

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『天空茶会第十三葉 万緑の茶事』 開催御礼

表演茶芸設え (2017年6月24日撮影) 

あっという間に十三回となった天空茶会。足掛け7年の歳月は決して短い時間ではない。おいで頂いた沢山のお客様に心より御礼申し上げることとする。お客様の中には、一回目から常にご参加いただいている方もいる。そんなお客様と一緒に成長して行った気がしてならない。真摯にお茶と向き合う中で、淹れ手とお客様が気持ちの交歓をしている。又、最初の頃はお客様だった方がいつか淹れ手になった方もいる。お茶が取り持つ「茶縁」は、7年の時間を掛け発酵を続けて今日に至っているのである。その間変わらずご支援を頂いている日本中国茶普及協会の皆様、理事の皆様、今日天空茶会があるのも皆様のご支援の賜物と深く感謝の気持ちを伝えたい。そして会場の「江戸からかみ東京松屋」には、毎回お世話になり、ご便宜を図っていただいていることこの場を借りて御礼申し上げることとする。

 淹れ手のセンスが光る 馥郁の席

 

 

斬新な対面茶席  a nouvelle lune〜新月の席 

 

金平糖のデコレーションで紫陽花を作った 万華鏡の席 

 

始めたばかりの頃、経験不足から解らない事が分からないことが多かった。スタッフの熱はその分高く、茶会の開催運営のために東奔西走した。やがて経験を積むことにより催事の大方が自然に運営できるようになり、その分スタッフが高熱を上げなくて済むようになったのかも知れない。天空茶会を足掛かりに会派の皆様の中は、天空茶会以上の規模で催事を企画運営される人も増えて来た。業界最大の催事「地球にやさしい中国茶交流会(エコ茶会)」さんからも茶席出店の依頼をいただけるようにもなった。一見すると会派の認知度は7年間の実績で上がったと見える。しかし私には、このあたりが気を付けなければいけない時期であると思えるのである。今回もスタッフ募集に最後まで苦労した。経験値が高くなることは大切な事だが、催事への投下される皆の熱が初期の頃のように高くはないようである。それぞれの熱が見える天空茶会でありたい。

緑風の席 落ち着いた大人の茶席

 

半夏生の席 よくみると半夏生が活けられている

 

 

 

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