高水温の影響でコンブの先枯れが進んでいる
との話がありましたので
沖でコンブの状況を見せてもらいました
幅、葉の厚みとも立派です!
先枯れもそれほど進んでもいないし
漁業者以外の方にコンブの養殖の話をしてもはなかな伝わらないので、水中の映像を撮ろうと思ってカメラを海に突っ込んだら
「海にカメラを突っ込んで大丈夫なのか?」
って心配されました(笑)
右上の白く見えるロープがコンブのケタ(幹縄)です
そこから下に伸びている細いロープが垂下縄
この垂下縄にコンブの株が付いてます
めちゃくちゃ透明度が悪いのでこんな感じにしか写りませんでした(泣)
この透明度じゃウニ漁はムリ
真下に伸びるロープを手で握るようにコンブの株(付着根)が付いているので、波で上下に強く揺すられるとスポンと抜けて落ちてしまいます
水平方向に伸びたロープに株(付着根)を付けるようにすれば落ちることはないんですが、コンブがロープに絡まるという問題が出てきます
ロープに絡まったコンブをほったらかしにするとコンブが腐ってしまう
どちらも一長一短ですが、田老の場合はほとんどが写真のような方式を採用してます
もうすぐ収穫が始まります