いいのもある | 防浪堤は壊れても ~たろうの海から~

防浪堤は壊れても ~たろうの海から~

「防浪提に抱かれて磯の香りも生き生きと」
田老一小校歌の歌い出しです
津波が来ても二重の防浪提が守ってくれると思っていました
津波はその防浪提までも破壊して、ふるさとを壊滅さた
それでも、やっぱり海は麗しいし、川は清い

 今年の海はコンブの成長にはあまり適してないみたいで

 養殖コンブは

 短い

 巾が無い

 身入りが悪い

 

 →減産だ(涙)

 

 という漁業者が多いです

 

 田老ばかりではなく

 近隣の漁協も同じ様な状況らしいです

 

 

 

 今日、コンブの様子を見に行くと

 「悪くねえでば」

 という方がいたので見せてもらうと

 悪くない

 じゃなくて

 立派

 

 岩手県の場合、養殖乾コンブは1mに切って出荷します

 根元部分から1mが一番切り

 次の1mが2番切り

 

 成長がいい年だと3番切り

 つまり根元から3m分収穫できる年もあるのですが

 だいたい2番切りぐらいまでです

 

 今年は1番切りと半端

 とか

 短くて一番切りしか採れない

 

 っていう方が多いのですが

 写真のは2番切りまで余裕

 

 葉の厚みがあるものを

 「身入りがいい」

 と表現するんです

 

 葉が薄いと茶色に見えます

 もっと薄いと黄色っぽい

 逆に葉が厚くなると黒々してきます

 

 

 写真のは真っ黒でしょ?

 

 6月中旬にしてこの厚みは上等でしょう

 

 


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