今日も濃霧です
海は良くもない、悪くもない中途半端な波で
口開けもできず
アワビも放流できず
でも、今日は大安なので、養殖乾コンブの収穫を始める方が続々と出てきました
さて、先日、本屋をうろついてましたら
キレイな山の写真が表紙になった文庫本がありました
たぶんヒマラヤとかの高い山で
画角から考えて山に登らないと撮れない写真
おっ!
手に取ってみると、著者は登山家で写真家で小説家
最後の冒険家の著者
石川直樹さん
即買いして読んでみると
南米とかヒマラヤとか、世界各地を旅をした旅行記のような内容でしたが
なんと
岩手県の宮古市、宮古商業高校写真部
が登場してるではありませんか!
読み進めると
震災直後の田老にも何度か来てたようで
あらー、ぜひお目にかかりたかった
話をしてみたかった~
とはいえ、震災直後は毎日捜索や山火事消化や瓦礫撤去で
次々やってくる取材の人にもろくに対応できなかったんで
もし、仮にお会いしてたとしても、塩対応必至
まあ、私が最後の冒険家を読んだのが4~5年前なので、震災直後は名前を聞いたとしても塩対応だったでしょうけどね
「誰?」
って
知らないとは恐ろしいもので
息子が小学校に入る前の頃、嫁さんが子供達を連れて岩泉の道の駅に遊びに行って
「子供らとソリで遊んでたら、うるさいって言われて頭にきた」
って怒って帰ってきたことがあります
「なんで、うるさいって?」
「小説家だとかいうオヤジが話をしてて、ソリの音がうるさくて話が聞こえないとか言うんだよ。頭にきて、公園で子供が遊んで何が悪いんですか!って言い返してきた」
「ふーん、なんていう小説家?」
「シイナなんとか。頭がもじゃもじゃのデカいオヤジ」
「え”?シイナ?って、もしかして椎名誠さん?」
「あー!そんな名前だった」
「あの椎名誠さんを怒鳴りつけてきたの?」(汗)
「私は知らないもの、あんなオヤジ。ムカつく。」