アワビ漁 | 防浪堤は壊れても ~たろうの海から~

防浪堤は壊れても ~たろうの海から~

「防浪提に抱かれて磯の香りも生き生きと」
田老一小校歌の歌い出しです
津波が来ても二重の防浪提が守ってくれると思っていました
津波はその防浪提までも破壊して、ふるさとを壊滅さた
それでも、やっぱり海は麗しいし、川は清い

 あと1回がなかなか採れません

 アワビ

 はたして今年中に採れるかどうか・・・・

 

 

 画像は前回のアワビ漁です

 同じ岩手県でも県の南部や重茂漁協さんは大きめの船に2人乗りで採るみたいですけど

 田老は小さい船に1人乗り

 船首側で採ります

 南の方では船尾側で採るところもあるみたいですね

 

 道具は

 箱メガネ

 竿

 アワビカギ

 櫂

 スラスターと呼ばれる電動モーター

 

 20年ぐらい前までは櫂が主流でして

 自分で漕いで移動して

 アワビを発見したら採る

 なにしろ一人なので、漕ぐのも採るのも自分

 

 2人乗りだと

 漕ぐ人

 採る人

 分業制

 奧さんが漕いでお父さんが採るというパターンが多かったみたい

 

 私は一人がいい

 絶対ケンカになるもの(笑)

 

 今はほぼ100%スラスターを積んでます

 櫂だと風が吹けばその位置をキープするために漕いでるだけで精一杯

 って時もあるんですけど

 スラスターはアクセルを回すだけで場所キープ

 もう櫂には戻れません

 

 ただ、機械だけに壊れたりバッテリーが無くなれば動かなくなります

 スラスターが普及してから組合員になった人だと

 櫂を漕げない人もいそうです

 スラスターが動かなくなったらどうするんだろうか・・・・・

 

 今は長距離の移動はガソリン燃料の船外機

 小移動はバッテリーで動くスラスター

 ですけど

 

 そのうち自動車みたいに船外機も電動になるかも知れませんね

 ついでに自動運転にも

 

 

 定置網は今日もまたサバが100t越えでした

 途切れません

 このまま100t越えで行ってもらいたい

 ですけど

 年末・年始も同じように入ると・・・

 

 どうすんだ?

 

 


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