総会 | 防浪堤は壊れても ~たろうの海から~

防浪堤は壊れても ~たろうの海から~

「防浪提に抱かれて磯の香りも生き生きと」
田老一小校歌の歌い出しです
津波が来ても二重の防浪提が守ってくれると思っていました
津波はその防浪提までも破壊して、ふるさとを壊滅さた
それでも、やっぱり海は麗しいし、川は清い

 今日は田老町漁業協同組合の総会でした

 

 一昨年までは体育館を借りて会場にしてましたので

 朝から職員総出で会場設営

 午後から受付して、総会を実施して

 会場の撤去作業が終わるのは午後5時頃

 夕方から慰労会

 

 というような流れでしたけれども

 去年はコロナ対策のために

 極力書面議決をお願いして

 会場は事務所の会議室

 会場設営もないので職員も数名のみ

 コロナのために慰労会もナシ

 でした

 

 今年も同じです

 まあ、作業的には楽なんですけど

 

 田老町漁協は金融(職員が出向してます)、共済(保険業務ですね)、購買、ガソリンスタンド、製氷、魚市場、サケのふ化場、アワビの種苗生産、自営定置網、川でのサケ採捕、海藻類の種苗生産、倉庫・乾燥場・荷揚げクレーン・共同利用漁船・養殖施設等共同利用施設の維持管理、海藻類の加工販売、漁業共済、漁船保険、漁業権の管理、漁船登録、無線、産直、全体的な経理等々、まあたくさんの事業を行っておりまして、普通に働いてると数ヶ月も顔を見ない職員がけっこういます

 そんなに人数がいるわけでもないのに

 

 総会の慰労会は職員が一堂に会する数少ない機会なんですけど

 それが2年もない

 何ヶ月も話をしたことがない職員多数(汗)

 

 事業の数に対して職員が少ないため、様々な業務を兼務してやってますから異動はムリ

 何年も業務が固定してしまっているので、他の事業がなにをやってるか

 どんな苦労があるかが解らなくなってると思います

 

 以前はサケが大漁だからみんな市場に来い

 とか

 ワカメの作業が間に合わないから加工場に集合だ

 とか

 確定申告の人数が足りないから事務所に来い

 とか

 それが今は自分の仕事で精いっぱいで他部門の応援には行けない

 応援に行けばその部門の苦労が解るんですけど

 

 応援に来られた方も

 前は助けられたから今度は自分が応援に行く

 って感じだったんですけど

 

 今は、めいめいこ(個人個人)

 良くない状況です

 

 おそらく不平不満、ストレスも溜まっていることでしょう

 

 岩手県は緊急事態宣言も蔓延防止措置も出ていないので、飲み会をしても特に問題は無いと思うんですが

 やはりコロナは心配ですし

 ギリギリの状態で仕事を回してるので、もし誰かが休んだら機能停止

 とても怖くてできません

 

 一日も早くコロナが終息して、胸を張って飲み会ができるようになって欲しいなあ~