10年かかりました | 防浪堤は壊れても ~たろうの海から~

防浪堤は壊れても ~たろうの海から~

「防浪提に抱かれて磯の香りも生き生きと」
田老一小校歌の歌い出しです
津波が来ても二重の防浪提が守ってくれると思っていました
津波はその防浪提までも破壊して、ふるさとを壊滅さた
それでも、やっぱり海は麗しいし、川は清い

 2011年3月11日に流失した

 摂待川にかかる橋

  橋桁だけが残っていましたが

 先月の末に

 復活

 復興工事ラッシュで入札会を開いても応札する業者なしとか

 ようやく工事を始めても大きな台風に遭ったりとか

 なかなか進みませんでしたが

 

 田老の防浪堤もほぼ完成しましたし

 震災から10年で復旧工事が完了ということになりそうです

 

 

 震災の翌朝

 目の前に広がる光景を見て

 「これ、元通りにすんのに何年かかるんだろ」

 愕然としたものです

 

 「5年はかかる」

 「いや10年はかかるべ」

 「いやいや、10年じゃ終わらねえ」

 色々な意見が出たものですが

 

 正解は

 元通りにはなりません

 

 ですね

 

 元通りにはならないので

 新しい形を

 現状に沿った形を

 模索していかなければなりません

 

 

 


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