しょい | 防浪堤は壊れても ~たろうの海から~

防浪堤は壊れても ~たろうの海から~

「防浪提に抱かれて磯の香りも生き生きと」
田老一小校歌の歌い出しです
津波が来ても二重の防浪提が守ってくれると思っていました
津波はその防浪提までも破壊して、ふるさとを壊滅さた
それでも、やっぱり海は麗しいし、川は清い

 今日は今年最初の

 しょい

 磯場に繁茂しているマツモ・フノリ・ヒジキ・イワノリ・ツノマタなどの小型海藻を採ってもいい日

 という意味です

 漁協の組合員と同居家族に限られます

 

 今は養殖ワカメ収穫期なので

 ワカメ養殖をされている家庭はあまり行きません

 皆さん疲れてるので

 

 誰かいるかな?

 三王岩を覗くと

 4名ほど 

 少なっ

 陸で採取するので

 子供から高齢者まで気軽に参加する口開け

 なのですが

 

 死亡事故が最も多いのが

 しょい

 

 昨日も口開けの連絡をするとき

 救命胴衣を着用して下さい

 って通知しました

 

 陸上なので義務ではないんですが

 ちゃんと救命胴衣を付けて採ってますね

 昔は長靴の上にカッパを被せて縛り付けて採ってましたけど

 今は長靴とカッパが一体化したようなウエーダーが主流

 

 全然水が入ってきませんし

 履くのも脱ぐのも楽でいいんですけど

 これを履いた状態で海に転落するとものすごく危険です

 空気がつま先の方に行くので足が浮いてしまう

 足が浮くということは頭が沈む

 

 アユ釣りの人が履くようなほとんど空気の入らないのとか

 フライの人が履くようなシューズが別のやつだとまだマシなんでしょうけど

 

 長靴型のウエーダーには救命胴衣必須ですね 

 

 


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